白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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魔女ヴェルナ
武闘家レンファ
剣士カイ



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レンファ「魔女ヴェルナ、覚悟しなさい!」
ヴェルナ「ぐあっ!」
女武闘家レンファの必殺の拳がヴェルナの腹に命中、ヴェルナは身体をくの字に折るようにして倒れ込んだ。
そしてヴェルナが倒れたとき、ヴェルナの額から額飾り(サークレット)が外れ、地面に落ちた。

レンファ「あら?取れちゃったわね」
レンファはしゃがみこんでサークレットを拾い、じっと眺めてみた。
レンファ「大きな宝石がはめ込まれてる・・・へへっ、これも売ったらいいお金になりそうね、どうせ悪い魔女の持ち物なんだから、もらったっていいでしょ」
レンファは勝手に自分で納得して、サークレットを自分の懐にしまった。
そこへ、レンファと共に魔女と戦っていた、剣士の男・カイが剣を鞘にしまいながらレンファのほうに歩み寄ってきた。
カイ「ふう、なかなか手強かったけど、最後はあっけなかったな」
レンファ「あとはお城に連れていけば賞金がもらえるのよね。カイ、魔女が目覚めないうちにさっさと運んじゃいましょう。あたしが魔女を縛っているから、カイは手押し車持ってきてよ」
カイ「はいよ」

魔女は城へ連れて来ることさえできれば死体でもよかったが、生け捕りの場合が一番賞金が多かった。そのため、レンファとカイは魔女を殺さず、気絶させて縄で縛り、動けないようにしてから手押し車に乗せて城まで運ぶ計画を立てていた。

カイは手押し車を取りに行ったが、少し離れたところに置いてきたため、なかなか戻ってこない。そのうちに、レンファは魔女を縄で縛り終えていた。
することがなくなったレンファはふと、さっき拾った魔女のサークレットを懐から取り出した。
レンファ「見ればみるほど綺麗なサークレットね・・・」
レンファはサークレットを見ているうちに、すっかりその美しさの虜になっていた。

突然、サークレットにはめられた宝石が光が放たれた。
レンファ「きゃあっ」
突然、レンファの手が意志に逆らって動き出し、持っていたサークレットを持ち上げて額にはまるように向きを変え、額のあたりに近づけた。

レンファ「なによこれ!?勝手に手が動くわ」

カイ「レンファ、どうしたんだ!?」
手押し車を持ってきていたカイが、レンファの異様な事態に気付いた。

ヴェルナ「うーん・・・」
そのとき、縄で縛られたままのヴェルナの目が覚めた。
ヴェルナ「こ、この光は・・・」
ヴェルナは顔だけ動かし、レンファのほうを見た。
ヴェルナ「わ、私のときと同じだわ!誰か早く止めて!魔女が復活してしまう!」
カイ「え!?なんだって!?」
カイは気絶していたはずの魔女が起きあがって突然なにか叫んだので、思わず魔女のほうを見ていた。
レンファ「いやぁっ、なによこれ!」
ヴェルナ「そのサークレットを離すのよ!早く!」
レンファ「そんなこといったって・・・手が勝手に・・・きゃあっっ!!」
ヴェルナは叫んだが、既にレンファは額にサークレットをつけてしまっていた。
レンファの全身が光に包まれる。
ヴェルナ「ああ、遅かった・・・」

その光はすぐに消え、動きやすい軽装姿のレンファが、顔だけうつむけて立っていた。
カイ「レンファ、大丈夫か!?」
カイは思わずレンファに駆け寄り、レンファの肩に手を乗せようとした。
ヴェルナ「あぶない!」
カイ「え?」

ドスッ

レンファは腰を落とし、カイの腹に正拳突きを見舞っていた。
カイ「ぐふっ!!」
後方へ2~3メートル吹っ飛ばされるカイ。
鎧を着ているため、気絶するほどではないが、それでもかなりの衝撃をくらった。

腰を落とした体勢から膝をのばし、立ち上がったレンファは手のひらのほこりを払うかのように両手をパンパンと何度か叩き合わせ、その後、肩にかかっていたツインテールの片方を、手でさっと払いのけた。
その後、ひどく臭いものを匂っているかのように、顔をしかめた。

レンファ「このようなガサツそうで汗くさい武闘家の女の身体を借りねばならぬとは・・・今回は運が悪いわね」
ひどく機嫌が悪そうにしているレンファの顔の額には、さっきまで魔女ヴェルナが額にはめていたサークレットがはめられている。
カイ「レンファ、どうしたんだ!?」
ヴェルナ「だめよ、この子はもう魔女に身体を乗っ取られてしまっているわ!」
カイ「なに!?魔女は、お前だろう!?」
ヴェルナ「違うわ、私も、魔女に身体を乗っ取られていたのです。でも、サークレットが外れて魔女の呪縛から解放されたの。魔女は、あのサークレットに自分の意識を閉じこめて、サークレットを身につけた者の身体を乗っ取って生きているのですわ」
カイ「あのサークレットはそのためのものだったのか・・・そ、それじゃ・・・今のレンファは・・・」
ヴェルナ「そう。今度は彼女が新しい魔女になってしまったわ」

レンファ「そのヴェルナの身体は高い魔力を持っていて気に入っていたのだけど、今の状況じゃ取り戻すのは難しそうね。ま、10年も乗っ取っていていいかげん年とってきて、肌にも張りがなくなってきていたから、また乗っ取るのはやめてあげる。汗くさいし魔力もほとんどなさそうだけど、このレンファという娘、若さだけはあるみたいだからね。そこの賞金稼ぎのカイとかいうお前、賞金が欲しいならそいつを城に連れていくんだね。魔女といえばその顔で知れ渡っているから、わたしが中に入っていなくてもみんな魔女だと信じるでしょうよ。魔女ヴェルナが死んだとなれば、わたしも動きやすくなる。じゃあね、もう二度と会うこともないでしょ」
そう言うとレンファはカイやヴェルナに背を向けて走り出した。
カイ「ま、待て!レンファの身体を返せ!」
ヴェルナ「早く追いかけて!また魔女が野放しになってしまうわ!」

しかし、レンファの足は速い。衣服しか身につけていない軽装備の上に、レンファの身体は元々身体能力が高いため、走る速度も速い。みるみるうちに、その姿が小さくなっていく。
ヴェルナは縄で縛られているため、そもそも追いかけることができない。
カイも必死で追いかけようとしたが、さっきレンファに不意打ちでくらった腹へのダメージがまだ残っている上に、剣士のカイは重い鎧を身につけていて身軽に動けないため、とてもではないがレンファには追いつけそうにない。
しばらくして、レンファの姿は遥かかなたの地平線の向こうに消えてしまった。

カイはヴェルナのところに戻ってきた。
カイ「くそっ、レンファを・・・取り戻すことができなかった・・・」
ヴェルナ「カイさん・・・でしたね、まだ、あきらめるのは早いです。あのサークレットさえ外してしまえば、レンファさんを魔女の呪縛から解き放つことはできます。魔女がまだレンファさんの身体を乗っ取っているなら、姿ですぐに分かるでしょう。でも魔女がレンファさんの身体に飽きてまた別の女の身体を乗っ取っていたら、また探すのが困難になります。魔女の支配から解放されても、魔女によって口封じのためにその場で殺されてしまうかもしれません。とにかく、一刻も早く捜索を開始したほうがいいと思います」
カイ「そ、そうだな・・・まだあきらめちゃだめだな。レンファは、俺が取り戻す!俺はまたすぐに追いかけるから、悪いがあんたは近くの村にでも行ってくれ」
ヴェルナ「それでしたら、わたしも連れていってください!」
カイ「なんだって!?」
ヴェルナ「自分で言うのもなんですが、わたしは高い魔力を持っていて、数々の魔法を使えます。魔女に乗っ取られたレンファさんを探すのに、必ず役に立てると思います」
カイ「でも、あんただって魔女に人生をめちゃめちゃにされたんじゃないか、10年も身体を乗っ取られて・・・。かわいそうだと思うが、もう魔女のことは忘れて、静かに暮らしたほうがいいんじゃないか?」
ヴェルナ「いえ、魔女に身体を奪われていた者だからこそ、これ以上魔女の犠牲になる人を増やしたくないんです。お願いします、わたしにお手伝いさせてください」
カイ「決意は固そうだな・・・よし、わかった、一緒に行こう!正直、魔法使いと一緒だと俺も心強いし」
ヴェルナ「決まりですね」
カイ「よし、それじゃさっそく出発だ!待ってろよレンファ、俺が必ず助け出してやるからな!」
カイは意気揚々と、レンファが走り去った方向へ歩き出そうとした。
ヴェルナ「あの、すみません・・・縄をほどいてくださると助かるのですが」
カイ「え?あ、そうか、レンファが縄で縛っていたままか!」
ヴェルナは未だに縄で縛られていて、一歩も動けない状態だった。






一方、魔女レンファは遠く離れたところで休憩を取っていた。
レンファ「この身体・・・すごいわね。あれだけ全力で走ったのに、まったく息がきれない。身体も軽いし・・・」
レンファは試しに近くにあった大岩を蹴飛ばしてみた。

ゴォォォォン!!
大岩は粉々になって砕け散った。

レンファ「素手でこれだけの破壊力があるなんて。相変わらず汗くさいのがいやだけど・・・ま、風呂に入れば少しはマシになるかしら?スタイルもまあまあいいし、胸もあるほうだし。顔も・・・ま、悪くはなかったわね。魔力がほとんど無さそうだけど、装備品で補うこともできるしね。武闘家の身体というのも、なかなかいいわね、気に入ったわ、この身体。しばらくこの身体、使わせてもらうわ」






完。
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by irekawari | 2007-09-05 07:31 | 女同士の憑依・乗っ取り
覇王ハーディアス率いるドミニク国軍は武力に劣る国々を次々と侵略していった。
ハーディアス配下の一人・ジェオラは女ながら戦士としての能力が高く、ハーディアスからの信頼も厚い。
無抵抗の者でも躊躇無く殺す残忍な戦い振りのため、ジェオラは人々から魔女と呼ばれ恐れられていた。
ジェオラは戦闘では強かったが、一方で、際限なく自分の美しさを求めるという悪癖も持っていた。
ジェオラは他人の身体に乗り移ることができる能力の持ち主で、美少女の身体に乗り移って生きてきた。ある少女に乗り移っていて、別の場所にさらに美しい少女がいると聞けば、その地に赴き、今度はそのさらなる美しい少女に乗り移り、次々と自分の身体を変えながら、常に「自分が世界一美しい存在」であるようにしていた。

ジェオラは次に西の辺境の地にある王国の姫・エルティアナ王女の身体に目を付けた。
魔女ジェオラはエルティアナ王女を強襲し、その身体を乗っ取ってしまった。
娘の身体を奪われた王様は家臣や兵達に、エルティアナ王女の身体の奪還を命じるが、歴戦の戦士であるジェオラはひ弱な王女の身体であっても遺憾なくその強さを発揮し、王女の身体を取り返しにきた兵達をことごとく返り討ちにしてしまった。

エルティアナ王女に仕えていた騎士アヴェイン。彼は主であるエルティアナ王女にほのかな想いを寄せていた。なんとしてもエルティアナ王女を救いたいアヴェインは、大陸中を探し回り、ついに、人の魂を封じ込める「封印の壺」を手に入れた。
アヴェインは封印の壺を持って魔女ジェオラと対決、一瞬の隙をつき、魔女ジェオラの魂を封印の壺に封じ込めることに成功する。


エルティアナ「わ、わたくしはハーディアス軍の魔女ジェオラに身体を乗っ取られて・・・」
アヴェイン「姫様、もう大丈夫ですよ、魔女の魂はこの中に閉じこめました」


アヴェイン「さあ、お城へ帰りましょう。国王様も、姫様のご無事を知られたら、きっとお喜びになられると思います」
エルティアナ「はい・・・そ、その・・・城へ帰る前に・・・」
アヴェイン「?はい、なんでございましょうか、姫様?」
エルティアナ「その・・・身に纏うものはないでしょうか」
エルティアナは頬を赤らめ、視線はよそを向き、胸の前で腕を交差させ、右手で左肩を、左手で右肩をつかむようにし、自分の身体を抱き締めるようにして、自分の腕で自分の身体を隠している。
アヴェイン「あっ・・・そ、そうですね・・・」
アヴェインは今頃気が付いた。
魔女ジェオラはエルティアナ王女の身体を乗っ取っていたとき、自分専用の特注の戦士服を身に纏っていた。
この戦士服は身体の半分以上の肌が見えるほど露出度が高い。
さらに身体を覆うボディスーツから肩・腰・胸を覆うアーマー、ブーツに至るまで黒で統一されていて、「妖艶」かつ「悪女」な香りのする衣装である。
エルティアナ王女はアヴェインの活躍によって魔女ジェオラの邪悪な魂の呪縛から逃れることができたが、魔女ジェオラが着ていた服は、そのままエルティアナ王女が着ている服として、そのまま残っている。
清楚可憐な性格を反映したような純白あるいは淡色系の、露出の全くないドレスしか着たことのないエルティアナ王女にとって、「魔女ジェオラ」に着せられたこの衣装を着て外を歩くことは、相当恥ずかしい。

アヴェイン「申し訳ございません、姫様。私が使っていたマントをお貸しできればよかったのですが、ジェオラとの戦闘でボロボロになってしまって、ほとんど残っておりません。姫様の替えのお召し物を用意していなかったのは、私の失態です」
エルティアナ王女が魔女ジェオラの呪縛から解き放たれたこの場所は、人里離れた山奥の荒れ地である。どこかで衣服を借りることができる場所はない。
アヴェインもこの地に来るまでに装備品のほとんどを手放しているし、鎧にまとっていたマントも、ジェオラとの戦闘中に傷つきボロボロになって、ほとんど布きれしか残っていない。
アヴェインはエルティアナ王女があられもない格好でいることに改めて気付き、自分の主が困っているのに何もできない自分を恥じ、頭を深々と下げて王女に詫びた。
エルティアナ「アヴェイン、あなたが謝る必要はありませんよ、誰もこのような事態は想定していなかったでしょうし。わ・・・わたくしはこのままで大丈夫です」
エルティアナは気丈にふるまったが、顔は赤くなったままであり、手も、肌の露出している部分を押さえて隠しているその姿は、誰がどうみても、恥ずかしさを堪えているようにしか見えない。
しかし、無いものはどうしようもない。
まさかアヴェインが鎧を脱いで裸になって、それをエルティアナが着るわけにもいかない。
アヴェイン「遠いですが、町までいけば誰かに衣服を借りることもできるでしょう。姫様、もうしばらくご辛抱ください」
エルティアナ「わかりましたわ、アヴェイン」
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by irekawari | 2007-08-29 23:57 | 女同士の憑依・乗っ取り
王妃エリーゼは夕食の後、自室でくつろいでいた。
そこへ、突然一人の女性が現れた。
年は40後半ぐらいだろうか、中年の女性だ。
化粧は濃い。小じわなどを隠しているのだろう。
黒髪のストレートで、後ろでポニーテールにしている。
襟の立った漆黒のマントで体全体を覆っているため、下にどんな服を着ているかは分からない。

エリーゼ「あ、貴女は誰?どうやってここに入ったのですか!?」
バーバラ「初めまして王妃エリーゼ。私は魔女バーバラ。テレポーテーションの魔法で、ここに入らせてもらった」
エリーゼ「魔女バーバラ!?あの有名な・・・。ま、魔女が私になんの用です!」
バーバラ「安心しろ、なにも危害は加えない。私はただ、お前のその身体を貸してもらいたいだけだ」
エリーゼ「か、身体を貸す・・・ですって?」
突然バーバラは羽織っていたマントを脱ぎ、床に放り捨てた。。
マントの下は、なんと全裸だった。
エリーゼ「きゃ、きゃああああ!な、なにを・・・」
エリーゼは中年女性の身体らしく、胸は垂れており、腹も少し出ていて、全体的に肌がたるんでいる。
バーバラ「くくく・・・」
バーバラは全裸のまま、ゆっくりとエリーゼに近づいていった。
エリーゼ「い、いやあ、来ないで!」
バーバラ「くくく・・・怖がらなくてもいい、すぐ終わる」
エリーゼの目の前まで来たバーバラの身体が突然半透明になった。
エリーゼ「きゃあああああ!」
エリーゼからは、うっすらとぼやけているバーバラの顔を通して、部屋の向こうの壁が見える。
バーバラ「くくく・・・借りるぞ、その身体」
エリーゼ「だ、誰かーーー!た、助けて」
エリーゼが叫ぶと同時に、エリーゼの身体にバーバラの半透明の身体が重なった。
エリーゼ「うっ」
エリーゼが小さく呻く。
バーバラはエリーゼに重なったまま180度向きを変え、身体の向きをエリーゼと合わせた。
エリーゼは身体の中を直接手でかきまわされるような、異様な嫌悪感を感じていた。
エリーゼ「い、いやああ・・・」
バーバラはまだ少しずれていた自分の身体を、エリーゼの身体に完全に重ねた。

兵士「王妃さま!なにかあったのですか!?」
王妃の叫びをききつけ、護衛の兵士が部屋の中に入ってきた。
エリーゼ「あら、どうしましたの?」
兵士「あ、あれ?」
部屋の中には王妃が一人立っているだけで、怪しい人影すら見当たらない。
兵士「今、たしかに王妃様の助けを呼ぶ声が・・・」
エリーゼ「ごめんなさいね、部屋に入ってきた虫に驚いてしまって。でもその虫ももう出て行ったわ」
兵士「そうだったのですか、私はてっきり侵入者かと・・・失礼しました。あれ、これは・・・」
兵士は部屋の中に黒いマントが落ちているのをみつけた。
エリーゼ「ああ、それは私が使っていたものですが、もういらないから捨ててちょうだい」
兵士「はっ、分かりました」
兵士は黒マントを拾った。
兵士(あれ、まだ暖かい・・・?)
ついさっきまで王妃が着ていたのだろうか?部屋の中でドレスの上にマントを羽織るなんて変だな・・・と兵士は疑問に思ったが、いずれにせよ、大した問題ではないと思い、気にしないことにした。
兵士「ではこのマントは処分しておきます。失礼します」
兵士はマントを持って出て行った。

エリーゼ「くくく、バカな奴。本物の王妃は私の中で眠っているわ」
兵士が出て行った途端、エリーゼは邪悪な表情を浮かべ、あざけ笑った。

エリーゼは部屋の中にある、全身が映るほどの大きな鏡の前に立った。
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エリーゼ「くくく・・・これが王妃エリーゼの身体か」
エリーゼはドレスの裾をつかみ、そのまま一回転、ターンをしてみた。
ドレスのスカートがふわりと広がる。
エリーゼ「さすが王妃、ドレスも高級なものだな」
次にエリーゼは自分の胸をドレスの上から鷲掴みにしてみた。
エリーゼ「胸も大きい、弾力もあるし張りがある」
さらにエリーゼは鏡に近づき、自分の顔をじっとみつめた。
エリーゼ「それになにより、美しい。このきめ細かい真っ白の肌。くくく・・・気に入ったぞ、この身体」
王妃エリーゼは口の端を吊り上げ、いやらしい笑みを浮かべた。
エリーゼ「この身体、しばらく借りるぞ・・・私の野望成就のために」




数日後の、夜。

王妃エリーゼは国王イスカルとの情事の真っ最中だった。
イスカル「エリーゼ、今日はどうしたんだ、いつもの浮気相手の若い男のところに行かなくていいのか」
エリーゼ「うふふ・・・私が愛しているのは偉大なる国王である、あなただけよ」
イスカル「信じられんな・・・もうワシとは何年も寝とらんかったのに。ワシのようなオヤジより、イキのいい若い男のほうがいいんじゃないのか?」
エリーゼ「うふふ・・・私は、あなた一筋ですわ・・・これでも、私が信じられなくて?」
イスカル「う、うおおお、い、いい!で、出る、出るぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
エリーゼ「んっ、んんん・・・ぷはぁっ、んっ、ごく、ごく、ごく・・・」
イスカル「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
エリーゼ「うふふふ・・・あなたのって、とても美味しいわ。もっと、もっとちょうだい」
イスカル「わ、ワシのを飲んでくれるなんて・・・うっ、うあああ」
エリーゼ「まだまだこれからよ、私が、あなたのここをもっと元気にしてあげる」


イスカル「ふぅ・・・まるで天国にいるみたいじゃったわい」
エリーゼ「うふふ、いやですわ天国だなんて」
イスカル「そのぐらい気持ちよかったんじゃよ」
エリーゼ「天国だなんて、縁起悪いですわ。あなたはたしかにここに生きている。そしてあなたは偉大な御方。一国の王に収まっているなんてもったいないですわ」
イスカル「そ、そうか?」
エリーゼ「ええ、あなたが本気を出せば、周りの国々なんて目じゃないですわ。たとえば、隣のエド国なんて、あなたの国に対してよくない感情を持っているらしいですわ」
イスカル「なに、そうなのか?」
エリーゼ「ええ。あんな弱小国のくせにね・・・ねぇあなた、こちらから先に攻めとっちゃいましょうよ。あなたの国の力なら、なんでもないはずでしょう?」
イスカル「おお、そうだ、我が国は強い!ワシがおるからな!」
エリーゼ「あなた、その意気ですわ」
イスカル「みておれ、エド国のやつらめ・・・このワシの本気をみせてやる!」

エリーゼ(くくく・・・簡単なものね。この脂ぎった中年オヤジには、死ぬまで私の役にたってもらうわ)





完。


後書き。

国王と入れ替わったほうが手っ取り早いと思いますが、魔女バーバラは男とは入れ替わりたくない!というこだわりの持ち主なのです(何)。
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by irekawari | 2007-06-29 20:50 | 女同士の憑依・乗っ取り