白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

タグ:朱雀王 ( 6 ) タグの人気記事

朱雀王 第6回

ドロシー「ん~、なんか威勢のいいのがいるねぇ、こっからはあたしが相手してやるよ」
雫「ふっ、そんな鈍重そうな身体で、あたしのスピードについてこられるのかい?」
ドロシー「うおっ!?」
雫「な、なんだ?」
月読「どうしたのよ、ドロシー」
ドロシー「エキドナ、エキドナ、こいつ気に入った!!」
月読「気に入った?・・・あぁ、そういうこと。あんなガサツそうで男みたいなのがいいの?あんたの守備範囲は広すぎて好みが分かんないわ」
ドロシー「ああいうのもあたしは好きなんだよ。こんな島国にゃロクなのいないと思ってたから、あたしはあの蟲(むし)持ってきてないよ。エキドナ、あんたあの蟲いっぱい持ってきてるんだろ?1つあたしに貸してよ」
月読「交換蟲の事?アタシも、部下が入れ替わるときに使ってその後全部消滅させちゃったから、残ってないわよ」
ドロシー「えー!?1つぐらい残しといてよー!」
月読「知らないわよ、こんな辺鄙な山奥で、あんたの好みの身体がみつかるなんて思ってないんだから。そんなに気に入ったのなら、生け捕ってアジトに持って帰ってから入れ替われば?」
ドロシー「よし!じゃあそうする!」

雫「ふっ、このあたしの身体を気に入るなんて、なかなかいい目をしてるじゃないか。でも、あたしは月読様と違っておとなしく捕まったりはしないぜ!そこの肥えたねーちゃん、あんたはその肥えた身体のまま永遠におねんねしていな!」

侍女「エキドナ様!ご無事ですか!?」
そのとき、寝室の中に侍女達が数人入ってきた。皆、エキドナの部下が身体を入れ替えられた者ばかりだ。
月読「あんた達、遅いわよ。もっとキビキビ動きなさい」
侍女「も、申し訳ございません。エキドナ様のお召し物がそのままになっていたので、持ってきました」
月読「そういや服着てなかったわね、このままでも別にいいけど、せっかくだから着ておこうかしら。向こうで着替えるから、そのまま持ってきなさい」
侍女「ははっ」
月読「それじゃ、アタシは先に失礼するわ。ドロシー、そいつの足止めお願いね」
ドロシー「りょーかい、後は任せな」
雫「待てよ、あたしがこのままてめえを行かせると思うのか!?」
雫は、部屋から出て行こうとしている月読に向かって飛びかかった。

ドロシー「はい♪」
雫「なにっ!?」
ドロシーが、まるで瞬間移動かと見紛うほどのスピードで雫と月読の直線上の間に入り、右の手刀を勢いよく振り下ろした。
雫「ぐあっ!!」
手刀を背中にまともにくらい、雫は轟音と共に畳に叩きつけられた。
ドロシー「せーの」
雫「!」
雫は素早く身を起こし、後方に飛び退く。直前に雫が倒れていた場所に、全体重をかけたドロシーの右足が振り下ろされ、そこだけ畳が大きく沈み込んだ。
ドロシー「あんたの相手はあたしだよ?」
月読「じゃあね~」
月読は片手を挙げてひらひらと振りながら、雫のほうを振り向きもせず、侍女を引き連れながら寝室を出て行った。
雫「ちぃっ、このままじゃ月読様の身体を持ち逃げされちまう!しかしこいつ、こんな巨体でなんてスピードで動きやがるんだ・・・」
ドロシー「へっへ~、もう絶望した?そういう悔しがってる表情もいいねえ~、ますます気に入ったよその身体!次はあたしがその身体使うんだから、あんまり傷つけさせないでよ」
雫「誰があたしの身体使うってぇ!?こいつはあたしの身体だ!それに、あんまり調子にのるんじゃねぇ!!」
[PR]
by irekawari | 2007-08-25 23:53 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第5回

封魔の一族の里にある神殿を、ドーム状のオレンジ色の膜が覆っている。
弥生「ふう、これで良し。これで誰も神殿内に入って来られないし、誰も神殿内から出ることは出来ないわ」
雫の妹・弥生は神殿の入り口の門の内側で封印の結界を張り終わり、月読の護衛のためにまた本殿内に戻ろうとしているところだった。
弥生「早く戻って、月読様をお守りしないと・・・」
弥生は片手に持っていた、封印結界の起動と解除を兼ねた1枚の札を懐にしまいこもうとしていた。

弥生「きゃあっ!!!」

突然、耳をつんざくような大音響がして、弥生が手に持っていた封印結界用の札が青い炎を上げて燃え尽き、それと同時に神殿を覆っていた封印結界が一瞬にして崩壊、消滅した。
弥生「そ、そんな、私が張った結界が一撃で破られるなんて・・・ま、また誰か侵入してきたの!?」
弥生は消し炭となった手の中の札を見た後、結界が無くなって青い空が見える上空を見上げながら驚愕の表情を浮かべていたが、すぐに気をとりなおし、懐からまた新しい札を取り出した。

弥生は手で印を組み、札に霊力を集中させ、また新たな結界で神殿を覆った。
弥生「また破られるかもしれないけど・・・とりあえず結界は張っておかないと困るし。誰かが侵入してきたのなら、月読様が狙われるかも!うう・・・お姉ちゃんがいないと不安だけど、私だってやればできるんだから!」
弥生は心の中を不安を振り払うように顔をぶんぶんを左右に振った後、意を決したように前を向いて、全速力で本殿に向かって駆けだした。




月読「たいそうな口聞いてくれちゃって。それでアタシを追いつめたつもりかしら?」
月読は肩にかかっていた長い髪を手でさっと払いのけると、胸の下で腕組みをし、背をのけ反らせ、左足を右足より一歩前に出し、足を交差させるようにして雫と対峙した。
月読は顔も少し後ろにのけ反らせ、切れ長の目を細めて、見下すような視線を雫に向けている。
雫「あたしをそこに居た下半身直結野郎と同じように考えていたら、痛い目見るよ」
雫は少し腰を落とし、格闘の構えをとった。
月読「ふん、アタシは今あんたらの頭領である月読の身体だってことも忘れてないだろうねぇ?」
月読は腕組みしていた腕を解き、右手で自分の右の乳房を掴み、雫に見せつけるようにぎゅっぎゅっと揉んでみせた。
月読「アタシを傷つけるってことは月読の身体を傷つけるってことになるんだよ?それでも、アタシに手を出そうってのかい?」
雫「へっ、用は月読様の身体を傷つけなきゃいいんだろ?相手を無傷で捕らえることぐらい、あたしにとっちゃ朝飯前なんだよ!」
雫は台詞を全部言い終わらないうちに、月読の懐に飛び込んできていた。
雫「一撃でおねんねしな!!」
月読「くっ!!」
轟音がし、月読が居た背後の壁が崩れ、大穴が開いていた。
月読は間一髪で雫の攻撃をかわしたが、避けたときの体勢が悪く、思わず畳に倒れ込んでしまう。
雫「へっ、海の向こうのガイジンさんにしちゃあ、いい反応だな!でもそれもここまでさ!」
月読「くっ」
月読はうつぶせになっていた身体を回転して尻餅をついた体勢に直したが、雫はもう次の動作に入ろうとしている。
月読の背後には壁があり、今から起きあがって雫の攻撃から身をかわすのは不可能だ。
雫「月読様の身体を取り戻した後は、あたしの拳で昇天させてやるから、安心しな!」
雫の第二撃が月読の身体に向けて放たれようとしていた。

月読「っ!!」
雫「なんだ!?」

雫の攻撃が月読に届こうとしていたとき、突如天井が崩れ、上空からなにか巨大な物体が降ってきた。
雫はあやうくその巨大な物体の下敷きになりかけたが、空中で素早く身を捻り直撃だけは避けたが、巨大な物体が畳に激突した衝撃で、軽く部屋の反対側の壁まで吹き飛ばされた。
雫「つあっ!な、なんだ!?ひ・・・人か!?」

ドロシー「エキドナ~、なんだか大ピンチそうじゃない、助けにきてやったわよ、げふっ」
天井を突き破って落下してきたのは、なんと人間の女性だった。しかしその身体は異様に太っていて、ぱっと見は日本の相撲取りのように見える。
月読「ドロシー、遅いわよ。もう少し遅かったら、せっかく奪ったこの身体が無駄になるところだったわ」
ドロシー「なによ、んぐんぐ、せっかく助けてあげたんだから、んがんが、礼くらい言いなさいよ、むごむご」
月読「ドロシー、あんたねぇ、いつでもどこでもお菓子食べる癖やめなさいって言ってるでしょ。せっかくスマートな娘の身体を奪っても、そんだけ食べてたらまた肥満になっちゃうじゃない」
ドロシー「もぐもぐ、菓子食うのはあたしの生き甲斐なんだから、ほっといてよ」
月読「まあ、アタシとしては仕事をちゃんとやってくれるなら、あんたの見た目はどうでもいいけどね。まあ、たしかにアタシを助けてくれたんだから、礼は言っとくわ、ありがと」
ドロシー「うーん、やっぱり九州しょうゆ味にしとけばよかったかな、んがんが」
月読「人が礼を言ってるんだから聞きなさいよ!」

雫「話を聞いてると、そっちのデブのねーちゃんもあんたの仲間みたいだな、一人が二人に増えたって、あたしの敵じゃないぜ!みんなまとめて昇天させてやるよ!」
[PR]
by irekawari | 2007-08-22 23:50 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第4回

朱雀「月読様、以前からずっとお慕い申し上げておりました!好きです!俺と結婚してください!!」
朱雀は極めて真面目な口調・表情で、月読の耳元で彼女に思いを告げた。自分は全裸のまま、同じく全裸の月読を背後から抱き締め、さらに月読の胸をぎゅっと揉みしだきながら。
朱雀は真面目に自分の思いを伝えているのだが、朱雀と月読の間の微妙な感情など知る由もないエキドナにとっては、そんなことを急に言われてもワケが分からない。
月読「ひ、人の胸を揉みながら言うようなことか、それは!?ええい、早くこの汚らわしい手を離せ、朱雀!!」
月読は手足をじたばたさせて朱雀から逃げ出そうとしているが、なかなか上手くいかない。朱雀を殴り飛ばすなりしたいところだが、元々手や足は後ろを向くようにはできていないため、背後をとっている朱雀に大して思うように攻撃できない。さらに月読の身体は胸が人一倍感じやすいのか、月読はこんな状況ながらも快感を感じてしまい、身体に力が入らない。
朱雀「俺のことを名前で、呼び捨てで呼んでくださるのですか!?つまり二人の間には身分の違いも障害もなにもない、つまり月読様も俺のことを愛してくださっているのですねーーーっっ!!くぅーーーっ、生きててよかった・・・!!」
朱雀は一人感極まりながらも、月読の胸を揉む手だけは動かし続けている。
月読「そんなこと言っとらんだろーーー!??人の話を聞けーーーーーっっ!!」
朱雀「月読様、このまま二人で愛の逃避行といきましょう!!大丈夫、俺が必ず月読様を養ってみせます!!」
月読「養わんでいいっ!!いいから離せ!!」
朱雀「その前に、二人で愛を確かめ合いましょう!!身体と身体で!!ちょうどここには布団もありますし!!」
朱雀は月読に背後から抱き締めたまま、腰をさらに密着させた。
月読「ひっ!?」
月読の引き締まった形のいいお尻に、朱雀の屹立したままの肉棒が押し当てられる。
月読(や、ヤられる・・・!?このアタシが、顔に傷つけられただけでなく、同じ男に、いいようにされてしまうだと・・・!?)
月読「ええい離せ!愛し合っているというのなら、もっとアタシに優しくしろ!!まずは身体を離せ!!」
月読は、朱雀にまともになにか言っても聞かなそうなので、違う方向から攻めてみることにした。
しかし朱雀は、月読の「優しくしろ!」の部分だけを、都合よく聞き取った。
朱雀「分かりました!!俺の全身全霊を持って、月読様の全てを愛します!!」
月読「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

朱雀は月読の後頭部に顔を近づけ、そのまま月読の耳たぶを口ではむっと、くわえる程度に噛んだ。
月読「ひあっ!?」
それだけで、抵抗のため強張っていた月読の身体が一気にヘナヘナと弛緩する。
月読(くあっ、な、なんなんだ、月読の身体、感じる場所だらけじゃないか・・・)
月読は唇を噛みながら、体中をかけめぐる快感に耐える。
朱雀はそのまま、月読の耳たぶのいろんな箇所を、何度も噛んだ後、不意に耳から首筋にかけて息をふっと吹きかけてみた。
月読「ひあっ!?やっ、ああぁぁん」
月読(はっ、あ、アタシが喘いでいる!?このアタシが、東洋の島国の下衆男なんかに・・・!)
殺したいほどに憎んでいた男に、抱かれ、責められ、しかも感じてしまっている。プライドを傷つけられた月読は怒りと羞恥心により顔を真っ赤にしている。その白い肌には、玉のような汗が浮かび始めていた。

月読(魔女と呼ばれたこのアタシが・・・こんなところで・・・!せめて魔力が使えたら・・・そうだ、力を暴走させればこいつをひるませるぐらいはでき・・・る・・・が・・・いかん、頭の芯が・・・とろけるようだ・・・意識の集中が・・・できない・・・)
月読は朱雀に愛撫されているだけで、既に意識が朦朧としてきていた。
一見、ひょろっとしているくせに、意外に筋肉がついていて引き締まっている朱雀の胸板の感触を背中に感じる、その感触さえ、心地よく感じ始めていた、そのとき。



突然、朱雀と月読のいる寝室の入口の障子が、轟音と共にはじき飛ばされ、朱雀達がいる布団のすぐ近くの畳の上に落下する。
障子がきれいさっぱり無くなった寝室の入口では、短く切りそろえられた髪に動きやすい服装をした少女が、部屋の中に拳を突き出した格好のまま、立っていた。
その少女は、月読の身体を奪ったエキドナを探しにきた、雫だった。

月読「はぁっ、はぁっ」
月読は突然の乱入者のほうに顔を向けるが、息を荒げているだけで声が出ない。目の焦点もまだきちんと合っていない感じだ。
朱雀「げ・・・雫!?」
雫「おい朱雀・・・牢屋に閉じこめておいたお前が、なんで月読様の身体を奪った奴を背後から犯そうとしてるんだ!?」
朱雀「な、なんだよ奪うとかなんとかって。そ、それに俺と月読様は愛し合ってるんだ!!月読様も、俺のことを好きだと言ってくれたんですよね?」
月読「・・・・・」
月読は息を荒げてうつむいているだけで、なにも答えない。
朱雀「あ、あれ!?月読様、どうしたんですか!?俺達の愛は!?」
雫「お前と月読様が愛し合うなんて、天地がひっくり返ってもあるわけないだろ!!」
雫はそう叫びながら朱雀へ向かって超低空のジャンプをし、畳に左足を着け、右の拳を大きく振りかぶった。
朱雀「ま、待てし・・・」
雫「成敗!!」

ズドゴォォォォン!!

雫の振り抜いた右の拳が朱雀の頬にクリーンヒット、上から物凄い勢いで力を加えられた朱雀は畳を突き破って地面に叩きつけられた。
部屋の中央で畳の一部が陥没し、土煙や埃がもうもうと舞っている。

雫「しばらく反省していろ!」
雫は手をパンパンと叩いて、手の埃を払うような仕草をした。

月読「貴様・・・アタシの部下じゃないね?ここの敷地内にいた奴らは全員アタシの部下と入れ替えた後始末した筈だけど」
いつの間にか月読は寝室の壁際まで後退して、壁にもたれかかるようにして立っていた。相変わらず裸のままなので、乳房や股間の秘所などが丸見えのままである。
月読はさっき雫が朱雀に殴りかかったとき、朱雀の腕の力がゆるまったのを感じ、素早く身を起こして、畳と床板にぽっかり穴が開くほどの衝撃から逃げおおせていた。

雫「あたしはちょうど外に出かけていて、襲われなかったんだよ。さあ、もう逃げられないよ、おとなしく月読様の身体を返してもらおうか」
[PR]
by irekawari | 2007-08-21 23:54 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第3回

これより少し前、月読は魔女エキドナの身体で目を覚ましていた。
頬にかかる、ウェーブがかった金髪、下を見れば足元が見えないほどの巨大な胸があるため、月読はすぐに自分がエキドナになっていることを理解した。
エキドナ「本当に・・・入れ替えられてしまったのですね。私の身体が持つ霊力を悪用させないためにも、早く身体を取り戻さなければ・・・」
風花「おい、月読が目覚めたぞ!みんな、来てくれ!」
謎の男(朱雀)に、自分達の主である、月読の身体になったエキドナをさらわれるという失態を犯してしまった風花・雪音・時雨の侍女三人はあたりを捜索していたが、三人のうち一人・風花が、エキドナの身体になった月読が目を覚ましていることに気がついた。
エキドナ「気づかれてしまった!?もっと早く逃げていれば・・・」
風花がこちらに向かって接近してくる。
エキドナは反転して逃げようとしたが、反対からは雪音が近づいてきている。さらに別方向からは、時雨が駆けつけてきていた。風花「おとなしくしろ!」
エキドナ「うあぁっ!」
風花に捕まり、腕を後ろ手に捻られてしまったエキドナは、痛みのため思わずうめき声を出した。

雫「月読様から離れろ、無礼者!!」
風花「なにっ!?ごっ!!」
突然女の声がしたかと思うと、声のほうへふり向いた風花の顔に、矢のような勢いで蹴りがヒットした。
風花「げぇっ!」
蹴りをくらった風花は勢いよく吹っ飛んでき、壁に体を打ち付けてカエルの鳴き声のような声を出した後、床に倒れ、そのまま動かなくなった。
自分を拘束していた者が吹っ飛んでいき、その勢いで、月読も床に倒れこんでしまう。
雫「ご無事ですか、月読様?手荒な真似をして申し訳ございません」
先程の声の主が手を差し伸べてきた。
月読は思わずその手をとり、その手に引っ張られて身体を起こしながら、声の主の顔を見上げた。
エキドナ「雫(しずく)!あなたは無事だったのですか!?」
雫「今日はあたしと弥生が買い出し当番だったので、ここを留守にしていたのですよ」
弥生「わ、私もいます~」
エキドナ「弥生、あなたも・・・無事でよかった」

雫と弥生は姉妹で月読に使えており、雫が姉で、弥生が妹になる。

雫「あたしも里に帰ってきたばかりで事情をよく知らないのですが、ここにいる者は全員邪悪な魂に支配されているようですね」
エキドナ「そのとおりです。事情は説明しますが・・・よく私が月読だと分かりましたね」
雫「魂の波動を視ればすぐ分かりますよ、月読様の波動はこの世のどんなものよりも清らかで美しいですから」
エキドナ「そうでしたか、助けてくれたことは感謝します、でもまだこの本殿には邪悪なる者が留まっています、その者を捕らえなければいけません、まだもう少し、働いてもらえますか?」
雫「月読様のためならば、喜んで」
弥生「わ、私もがんばります~」

エキドナ「・・・というわけです。最優先事項として、私の身体を乗っ取ったエキドナという魔女を捕らえてほしいのです」
雫「分かりました、すぐ探してみます、おい弥生、いますぐこの本殿だけを囲う封印結界を張れ!それが終わったら、月読様の傍でお守りしていろ!」
弥生「う、うん、わかった、お姉ちゃん!月読様、私も行ってきますので、ここでお待ちになっていてください」
そう言って雫と弥生は別々の方向へ駆けだしていった。
エキドナ「頼みましたよ、雫、弥生・・・」

エキドナ「はっ、そういえば」
エキドナはなにかを思い出したように目を少しだけ見開き、口元に手をあててつぶやいた。
エキドナ「朱雀殿、牢屋に入れられたままなのでは・・・誰か朱雀殿を出してあげたのでしょうか・・・」



その朱雀は、自分が寝込みを襲おうとしていた女によって返り討ちに遭い、意識不明の状態だった。
月読「それにしても、こいつは何?ここは女しかいないと聞いていたけど、なんで男がいるワケ?」
月読は裸のまま立ち上がり、失神している男の顔を覗き見ようと、ゆっくり近づいた。
月読「こ、こいつ、アタシの顔に傷をつけた、あのいまいましい男じゃないか!?なんでこいつがここに居る!?」
月読は顔に傷をつけられたことを思い出すと、またはらわたが煮えくり返ってきた。
月読「ふん、ま、こいつがここに居る理由なんかはどうでもいいさ、要はアタシの恨みが晴らせたらいいんだから。気を失っているのなら尚更好都合だ」
月読は手で印を組み、魔法を唱える準備を始めた。
月読「その首を刎ねてやろうか、欠片も残らないほど粉々にしてやろうか、いやわざと殺さず生かしたままじわじわ嬲ってやるのもいいかもな」
月読は酷薄な笑みを浮かべながら、どうすればこの男を苦しめてやれるか、頭の中でいろんな案を考え始めた。

月読「くくく、決めた、やはりその首、切り落としてやる!」
月読は印を組み終わった後、簡単な詠唱を行い、魔力を凝縮して刃の形を形成しようとした、が。
月読「うあっっ!!」
一瞬、電気がスパークしたかのように火花が走り、月読の手を中心に光が弾けた。
さらにそれは小さな爆発のような衝撃を起こし、月読の身体を軽く跳ねとばした。
跳ねとばされた月読は畳の上に敷かれている布団で軽く尻餅をついた。少しお尻に痛みを感じたのと、あと手のひらが電気が走ったかのようにビリビリと痛い。
月読「くっ・・・やはり東の果ての島国では、アタシ達の国の魔術とは力の体系が違うようね。力が暴走しちゃったわ」
月読はしびれが走る手をぷらぷらと振って痛みをやわらけながら、苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた。
月読「ふふふ、でも力が使えないわけじゃない。アタシには分かる、あと何回か練習すれば、制御できそうな感じだったわ。月読の持つ膨大な霊力がアタシのものになる。主様の願いを叶えるためにも、この力は絶対に必要だわ・・・」
月読はしばし、目の前の朱雀のことを意識の中から外し、自分が莫大な力を得たことに自分で酔った。痛みがやわらいできた手を身体に回し、自分の身体をぎゅっと抱き締めた。

朱雀「ごふごふっ、う・・・なんか腹痛ぇ・・・」
月読の力の暴走のショックで、意識不明だった朱雀が目を覚ました。
朱雀「むむっ、裸の月読様、健在!!突撃あるのみ!!」
目を覚ましたばかりでも、朱雀は煩悩全開だった。
月読「!?朱雀、目を覚ましたのか!?って、きゃあっ!!」
自分の力に酔っていた月読は、朱雀が目を覚ましたことに気付くのが少し遅れてしまった。気がつくと、朱雀はまた跳躍して無防備な月読に襲いかかろうとしていた。
月読「学習能力のない奴め!また返り討ちにしてやる!」
まだこの身体に慣れていないため、魔力による迎撃はできない。月読はまた片足を勢いよく振り上げて、ハイキックで朱雀を撃墜しようとした。
朱雀「とりゃああああああああ!!」
月読「なにっ!?」
月読のハイキックが宙を切る。朱雀の身体は月読の足の先よりもさらに上空を通過していった。朱雀はさっきのときより高く、遠くへ向かって跳躍していた。
朱雀の両脚が畳に着地する重い音が、月読の背中から聞こえてくる。月読は無理な体勢でハイキックをしていたため、すぐに振り向くことができない。
朱雀「月読様、触らせていただきます!!」
朱雀は律儀に宣言してから、後ろを向いたままの月読の背中側から接近、肩の下から両手を回して、月読の乳房をがしっと鷲掴みにした。
月読「きゃうっ!?」
月読の身体に入っているエキドナは、不意をつかれたからか、意外に可愛らしい声を挙げた。
朱雀「このすべすべの肌、やわらかいおっぱいの感触・・・我が人生に悔いなし!!」
朱雀は月読の身体に背後から密着し、後ろから月読の胸を揉み揉みしながら、感涙にむせび泣いていた。
ちなみに朱雀も月読も、いまだに一糸纏わぬ、裸のままである。
[PR]
by irekawari | 2007-08-18 23:49 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第2回

朱雀は本殿の中の、普段は客人が寝泊まりする部屋に身を隠していた。
遠くのほうで、ドタドタと侍女達が本殿内を走り回る足音が聞こえる。
しかし、その足音もしばらくすると聞こえなくなった。
本殿は広い上に部屋数も多いが、そのわりに侍女達の数は少ない。全ての部屋をひとつひとつ、しらみつぶしに探したとしても、朱雀がいるこの部屋がみつかるにはまだまだ時間がかかるだろう。
朱雀「左よし、右よし・・・よしよし、誰もいないな」
朱雀は障子を少しだけ開けて顔だけを廊下側に出し、首を左右に振ってあたりを見渡して近くに誰もいないことを確認した。
朱雀「にしししし」
朱雀は下品としかいいようがない笑い声をあげた後、首をひっこめ、部屋の中へ向き直り、開いていた障子を後ろ手に閉めた。

この寝室の中央には布団が敷かれていて、そこには全裸のままの月読が小さな寝息をたてて眠っている。
今は膝と膝がくっついているためよく見えないが、股間にはさっきまで双頭の竿の片方が挿入されていたため、膣からトロトロと、愛液がこぼれ出していた。
そして朱雀はというと、実は既に服を脱いで裸になっていた。
軽薄な言動と性格とは裏腹に、朱雀は引き締まった良い肉体をしていた。そしてその股間には、ペニスが天に向かってそそり立っている。
朱雀「月読様・・・いまこの部屋には貴女と俺二人のみ!!すなわち、ここは俺と月読様の愛の巣!!」
朱雀は両の手で握り拳を作りながら、なになら熱く語り始めた。
朱雀「不肖ながらこの俺が!!月読様を間違った百合の道から正しい男と女の道へと導いてさしあげます!!作りもののオモチャなんかじゃない、この俺の、熱くたぎるこの肉棒でぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
朱雀は自分を探している侍女達にみつかるかもしれないという可能性が頭にないかのように大声で叫び、気合いを充填した。朱雀の背後に、熱く燃えさかる炎が見えた・・・ような気がした。

朱雀「とおっ!!」
朱雀は、障子の近くで足に力を貯め、その力を一気に開放、前方へ高く跳躍し、無防備な裸体をさらけ出している月読へ向かってダイブした。

月読「う・・・ん?」
月読がわずかに身じろぎし、片手で目をこすりながらゆっくりと目を開けた。
部屋の中で大声で喚かれ、いい加減意識が目覚めたようだ。
まだ意識が覚醒しきっていない月読の瞳に映ったのは、物凄いスピードでこちらへ向かって飛んでくる男の裸身と、天をも突き刺すほどの勢いでそそり立つ、太い肉棒だった。

朱雀「月読様ーーーーーーーっっ、今こそ俺とひとつにぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
月読「ひっっっ!!??」
女としての危機を瞬間的に感じた月読は意識も身体も一瞬で覚醒し、次の瞬間には反射的に身体が動き出していた。
月読は素早く身を起こし、右足を上げられるだけ上げて、飛びこんでくる朱雀に向かって右足の蹴りを放った。
朱雀「だふぅっっっ!!!」
月読の足の裏がちょうど朱雀の腹に命中し、飛び込んできたスピードに月読の蹴りのスピードが重なり、朱雀は腹から背中に突き抜けんばかりの衝撃を食らった後、ボロ雑巾のように体勢を崩しながらながら畳の上に落下した。
どどーーーん!!
重い音を立てて落下した後、朱雀はまだ少し体をピクピクさせていたが、やがて動かなくなった。
月読「はぁっ、はぁっ、はぁっ、な、なんだこいつは・・・!?」

月読は布団の上に座り込んだまま、肩を上下させ、荒い息を吐いている。
片方の手は無意識に胸の上に添えられ、心臓の激しい鼓動を感じ取っていた。
興奮が少し収まった後、胸に添えられていた片手をなにげなく目の前に持ってくる。
月読「むっ、これは・・・」
月読はもう片方の手も目の前に持ってきて、開いたり閉じたりしてみた。
月読「アタシの手じゃない・・・肌も白いし、胸は・・・」
目の前で開いたり閉じたりしていた手で、そのまま自分の胸を鷲掴みにした。胸の大きさは平均的で、手のひらで包んでまだ少し余る程度だ。ブラのカップでいえば、Bぐらいだろうか。
月読「前のほうが大きかったわね。ま、日本人に胸の大きさは期待してなかったけど。あと、髪は・・・」
月読は片方の手で胸を揉みながら、もう片方の手で頭の横あたりの髪に指を通し、そのまま手を下ろして指で髪を梳いてみた。ストレートのロングである月読の髪は、まったく指にひっかかることなく、さらに指の間に伝わる感触もとても柔らかいものであった。
月読「黒髪も、こうして見てるとけっこういいわね。ふふふ、入れ替わりは無事成功したようね」
月読は髪を梳いていたほうの手で、頬にかかっていた髪をかきあげ、ニヤニヤと、いやらしい笑みを浮かべた。




続く。



後書き。

この話は「荻野真」先生が描かれている漫画「孔雀王」を元ネタにして書いています。
「孔雀王」はいくつかのシリーズがあって、「孔雀王」「孔雀王退魔聖伝」「孔雀王 曲神記(まがりがみき)」の3作品があり、3つめの「曲神記」は現在も連載中みたいです。

私が漫画で読んだことがあるのは最初の「孔雀王」と「孔雀王退魔聖伝」の途中までです。「孔雀王」はアニメにもなっていて、アニメ版も少しだけですが見たことがあります。
私が書いた話は、2つ目の「孔雀王退魔聖伝」の中のあるエピソードを参考にしています。


注!ここから先の文章に、ちょっとグロい(気持ち悪い)表現があります。生理的嫌悪感をもよおすような表現が苦手な方は、ここから先の文章を読まないようにしてください。





ヨーロッパから、吸血鬼の一族が日本に入り込んできていた。目的は、霊力の高い人間の皮を奪うため。吸血鬼の一族は一般的なイメージの吸血鬼とは違い、本体はドロドロの液体状の身体を持ち、ゾンビのような外見をしている。そして人間の皮を奪ってその中に入ることで、見た目には人間そっくりになることができる。
吸血鬼が皮を奪うには、まず自分の牙で相手の身体に噛みつく。噛まれた人間は、噛まれた箇所からだんだん中身だけが液化していき、身体の外に流れ出す。皮はくしゃくしゃになるが、そのまま残る。吸血鬼は自分の身体から、ドロドロの液体の本体を放出させ、カラッポになっている相手の皮に入り込む。ドロドロの本体が皮に完全に入ると、外見は完全にその人本人になる。
皮を奪われた人間はドロドロの液体になってしまい、ある程度は人間に近い形になることもできるが、この状態では日の光を浴びると消滅してしまう。生き延びたければ、誰か他の人間の皮を奪うしかない。もうこうなると、吸血鬼に噛まれた人間は人間ではなく、吸血鬼そのものになってしまう。
そして吸血鬼の中でも特に位が高く、組織的に行動している者達もいた。彼らは霊力の高い人間の皮を厚め、自分たちの「神」を甦らせようとしていた。
そんな、位の高いエリート吸血鬼のうち、美人で高飛車な女吸血鬼がいた。その女は日本の裏高野にある女人堂の主「月読」に目をつけ、彼女の皮を奪おうとする。女人堂を襲撃する女吸血鬼。女人堂にいた女達はほとんど、女吸血鬼の部下の吸血鬼に、皮を奪われてしまった。女吸血鬼は月読に会う。月読の持つ高い霊力と、きめ細かい肌が気に入った女吸血鬼は、さっそく月読の皮を奪おうとする。しかし、そのときたまたま月読に招待され、女人堂に居合わせていた裏高野の退魔師・孔雀の活躍もあり、女吸血鬼は月読の皮を奪うことに失敗し、そのまま撤退してしまう。


というお話があったのですが、「女吸血鬼(名前忘れました)が月読の皮を奪おうとして、結局奪えずじまい」という展開が不満だったので、じゃあ自分で「失敗せずに成功した話」を書いてみようと思い、書いたのが「朱雀王」です。

「西洋から来た金髪で高飛車でいかにも魔女な外見の女が、黒髪でストレートのロングで巫女服を着ていて清楚可憐な大和撫子を絵に書いたような女性の皮を奪おうとしている」という、両者のギャップが激しい点がとても気に入りました。
しかし私はどちらかというと皮ものは好きではないので(汗)、皮を奪うではなく、私の好きな「身体を入れ替える」に変更してみました。
主人公は、「孔雀」に似た名前として、字も響きも似ている「朱雀」にしてみました。
月読は、少しぐらいは名前変えようと思ったのですが、「退魔ものに出てきそうな、高貴な身分の女性らしい名前」が思い浮かばなかったので、月読は漢字も読みもそのまま使ってしまっています。
[PR]
by irekawari | 2007-08-16 23:55 | 女同士入れ替わり
「封魔」、古来より日本にはびこる「魔」を封じてきた一族である。
現在は月読(つくよみ)という美しい女性が主となって、一族を指揮している。

朱雀という名の男、20歳。
彼は霊刀使いで、彼の家に代々伝わる霊刀で数々の魔を退治してきた。
朱雀はふとしたことから月読を助けたことがあり、以来、朱雀は月読が危機に陥ったときは助けたりしている。

「エンパイア」。最近、ヨーロッパの裏世界で勢力を伸ばしている、謎の魔法使い集団。
エンパイアの幹部の一人・魔女エキドナは首領からある使命を与えられ、日本に来ていた。
魔女エキドナは日本でたまたま朱雀と交戦。朱雀は魔女エキドナから悪の波動を感じ、霊刀で倒そうとするが、顔に傷をつけただけで、取り逃がしてしまう。

エキドナ「おのれ、あの朱雀という男、よくもこの私の美しい顔に傷をつけてくれたな・・・この恨み、必ず晴らしてやる!」

エキドナは封魔の一族が住むある霊山になってきた。
ここに月読がいる。月読の住む屋敷には、しきたりによって女性しか入れないことになっていた。

美春「な、何者!?」
月読が住む神殿の門番をしている美春は多数の外国人の襲撃に驚愕の表情を浮かべていた。しかも相手は全員、女性のようである。
美春は黒い肌着の上から白の半袖の上衣を着、下は足首まであるズボンを履いている。露出度は少なく、機能性重視のデザインだ。髪型は肩に届かない程度の長さのおかっぱヘアで、髪の色は黒。後ろの髪の一部を巻いて円状に留めており、その円状に留めた髪が頭の上に2つ載っている。おだんごではなく円状に巻いているため、芯の部分は中空になっている。円状に髪を巻いて部分が2つある、その独特の髪型は、動物でいうなら犬や猫の耳がある位置にある。端から見ると円状のものが2つ、頭の上に乗っかっているので、遠くから見えると動物の耳が頭についているようにも見える。白いはちまきを額に巻いており、はちまきは後頭部で結んで、余ったひもはそのまま垂らしている。美春の髪型や服装はこの神殿に仕える者の一般的な服装で、美春以外の者も、髪の長さが微妙に違う程度で、ほとんど皆同じような格好をしている。
美春は18歳で、まだ少し幼さの残る顔立ちだ。やや大きめのぱっちりした目が特徴だ。
エキドナ「くくく・・・リディア、やりなさい」
リディア「はい、エキドナ様」
リディアは黒いレオタードに黒のニーハイソックス、黒のハイヒールという黒づくしの官能的な服装をしている。レオタードは革製で、胸元から股間までファスナーがついていて、ファスナーを下ろせばレオタードの前面が完全に開く上に、股間も露わにすることができる。
髪は赤毛で、向かって左でひとつにまとめて垂らしている。ポニーテールをそのままサイドに持ってきた形だ。目はやや垂れ目だが眼光は鋭く、突き刺すような冷たい視線を美春に向けている。
エキドナと呼ばれた、金髪に黒いマントを着た指揮官らしき女性に命令され、リディアは美春が履いていたズボンを手で破り、美春の股間に、手に持っていた物を貼り付けた。
美春「きゃあっ、な、なにこれ」
リディア「ふっ・・・」
リディアはレオタードの前のファスナーを下まで完全に下ろし、自分の秘所をさらけ出したまま、美春の腰と自分の腰を密着させた。
美春「な、なにをする気!?」
リディア「ふふふ・・・こうするのよ」
リディアは腰を密着させた状態で、激しく腰を振り始めた。始めは美春も抵抗していたが、やがてリディアと一緒に腰を振り始めた。
2~3分、リディアと美春は身体を密着させたまま一緒に腰を振っていたが、突然、美春はニヤリと邪悪な笑みを浮かべると、リディアを突き飛ばしていた。
美春「ふふふ、この身体、もらったわ」
美春は自分の身体を抱き締め、うすら笑いを浮かべながらリディアをじっと見つめている。
リディア「どうして、私がそこに・・・」
リディアは信じられないものを見た、とばかりに目を見開き、顔を青白くさせ、ガタガタと体を震わせている。ふと視線を右に向けると、サイドにまとめて垂らしている赤毛の髪が目に入る。
リディアは自分の髪や黒い革製のレオタードなどを触り始めた。
リディア「や、やだ、わ、私の身体じゃない!?」
エキドナ「どうだリディア、その身体の魔力は」
美春「はい、前の身体より数倍も魔力が上です」
エキドナ「じゃあ、前の身体はいらないわね。殺ってしまいなさい」
リディア「きゃああああああーーーーー!」

美春「エキドナ様、門が開きました」
エキドナ「他の部下にも、ここの者と入れ替わるように伝えろ。私は、月読という女を捜す」
美春「ははっ」

月読は自身の護衛の女達に取り押さえられていた。
月読「くっ・・・何者ですか、貴女は」
エキドナ「あたしは遥か海の向こうのヨーロッパから来た魔女・エキドナさ。ただし、もうすぐあたしは月読という名前になるけどねえ」
月読「?なっ、なぜ貴女が私の名前になるのですか?」
エキドナ「くくく、そりゃもうすぐアタシがあんたとお互いの身体を入れ替えるからだよ」
月読「か、身体を入れ替える!?まさか、私の持つ霊力が目的なのですか?」
エキドナ「ふふ、もちろん、あんたが高い霊力の持ち主っていうのもあるさ。あんたの身体を手に入れれば、アタシはもっと強力な魔術を使えるようになる。でも一番の理由は、あんたがこの日本で最も美しい女だからさ」
月読「そんな理由のために、ここの人達を襲ったのですか?」
エキドナ「そんな理由ですってぇ!?あんたも女なら分かるでしょう、このあたしの美しい顔に傷をつけられることがどんなに辛いか!こんな顔では主様の前に出ることでもできやしない。でも・・・あんたのその身体を手に入れれば、あたしの顔から傷が消えるだけでなく、アタシはもっと美しくなることができる・・・!」





その頃、エキドナの顔に傷をつけた張本人・朱雀は月読の住むこの屋敷の地下牢に居た。
本来この屋敷は男性禁止の場所なので男の朱雀が入ることはできないのだが、朱雀を大切な友人だと思っている月読が、無理を言って特別にこの屋敷に招待していた。
しかし、根がスケベな朱雀は月読以下、使用人に至るまで女性ばかりのこの屋敷で欲望を抑えきれず、使用人の女の一人に手を出してしまう。さすがの月読も朱雀のこの悪さまではフォローできず、とりあえず朱雀は一晩牢屋にいれられることになった。
現在、この屋敷の人間は月読以外、全員エキドナの部下に身体を入れ替えられた後殺されているが、朱雀だけは地下牢にいたためみつかっていなかった。
しかし、エキドナに屋敷中の探索を命じられた部下のうちの一人ミカエラが、朱雀の閉じこめられている地下牢を発見した。
ミカエラ「おい、貴様は何者だ!?ここには女しかいないはず、なぜ男がいる!!」
朱雀「なんでって言われても・・・あれ?君、さっき門番してた人と違う人?」
ちなみに朱雀はまだ、この屋敷が魔女エキドナに襲われたことを知らない。
ミカエラ「こっちの質問に答えろ!お前は何者だ!?」
朱雀「俺は朱雀って名前だけど・・・それより君、可愛いね。そんなに怒ってちゃ、可愛い顔が台無しだぜ」
ミカエラ「えっ・・・私が、可愛い・・・?」
ミカエラはこの屋敷の女の身体と入れ替わる前は平凡な容姿だった。さらに仕事柄、異性と接触するようなこともなかったので、朱雀に「可愛い」と言われただけでときめいてしまった。
朱雀はスケベだが、黙っていればハンサムな顔立ちだ。
ミカエラは任務も忘れて、朱雀に心を許しかけていた。
朱雀「君のことをもっとよく知りたいな・・・ところで、ここの鍵を開けてくれると嬉しいんだけど」





エキドナ「さぁて、それじゃそろそろ入れ替わらせてもらおうかね」
月読「くっ・・・だ、誰か!」
エキドナ「無駄無駄、ここにいた連中は全員、あたしの部下と入れ替わった後、殺してやったからね。ここにはもうあんたの味方はいやしないさ」
月読(朱雀殿・・・!)
月読のかつての部下達は、人形のような無表情のまま、かつての主である月読の巫女装束を脱がし始めた。
一方、エキドナも自分で着ている服を脱ぎ始めた。

裸になっても月読は元・部下の女達に取り押さえられていて、身動きができないまま立たされている。
自分も裸になったエキドナは、手になにやら怪しい物体を持っている。
月読「そ、それは」
月読は顔を赤らめた。それは女性同士が愛し合うときに使う双頭の張り子に似ていたからだ。
エキドナ「あらあら、相当なお姫さんかと思いきや、こういうのは知ってるんだねぇ。まさか、使ったことあるのかい?」
月読「あ、あるわけないでしょう!」
エキドナ「じゃあ今日が初めてってことになるねぇ。ま、これはソレに形が似ているだけの、小妖魔なんだけどね」
月読「小妖魔?」
見ると、たしかにソレはどくどくと、脈打っているように見える。
エキドナ「くっくっく、入れ替わる前に、気持ち良さすぎてイッちゃわないでよね」
エキドナは双頭の張り子状の小妖魔の、片方の竿の部分を持って、もう片方の竿を月読の股間の穴に突き刺した。
月読「ぐっ・・・うぅっ!」
いきなり膣に異物を挿入させられ、月読は苦悶の表情を浮かべ、うめき声をあげた。
月読の股間には双頭の張り子の袋のような部分と片方の竿だけが出ているため、まるで月読の股間に男性器が生えたように見える。
エキドナ「くくく、いい格好だねぇ。そうしてると、まるで男みたいだよ」
月読は自分の股間を見た。股間から生えている竿はどくどくと脈打ち、さらにその脈打っている感覚が自分の中に伝わってくる。
まるで竿が自分の身体の一部になってしまったかのような一体感がある。
月読は股間だけ男になってしまったような錯覚を覚え、ひどく嫌悪感を感じた。
エキドナ「くくく、そいつを埋め込んだままにしておいても面白そうだねぇ」
月読「くっ・・・この私に辱めを与えるぐらいなら、ひとおもいにやりなさい!」
エキドナ「安心しな、ちゃんと奪ってやるよ、あんたのその染み一つない真っ白なきめ細かい肌も、しっとりした艶のある髪も、細い手足も、あんたの身体の全部をな」
エキドナは月読に近づき、月読の股間から出ている竿を手で握り、竿の先を自分の股間へ誘導した。
ずぷっという音と共に、竿の先端がエキドナの股間に挿入されていく。
先端が入った後はエキドナは竿から手を離し、そのまま両手で月読の身体を抱き締めた。
そして自分の腰を前に付き出し、腰の動きだけで自分の股間へ竿を挿入していく。
エキドナの膣内は既に相当濡れていたようで、竿はすんなりと奥まで入った。
双頭の張り子の中央には男の金玉袋のような袋があり、その袋以外の竿の部分は既に月読とエキドナ、両方の膣内に根本まで入ってしまっている。
エキドナ「くくく・・・ようやく一つになれたねぇ、月読サマ」
月読「ひ、卑猥な言い方はやめてください」
エキドナ「へぇ、この期に及んでまだそんな減らず口がきけるとはね。もうすぐアタシ達の身体が入れ替わるっていうのに」
月読「私の身体はまた取り戻してみせます・・・それになにかとてつもないことを企んでいるみたいですが・・・この日本で勝手なことはさせません・・・!」
エキドナ「ふん、入れ替わった後でもまだそんな口がきけるかね」
エキドナは月読の身体を抱き締めているため、二人の視線は相当近い。
鼻と鼻、唇と唇が触れそうなぐらい近く、お互いの息づかいもはっきりと分かる。

突然、エキドナは月読にキスをした。
月読「んんっ!?」
月読が目を見開くと、目の前のエキドナの目が半分ほど閉じられきゅっと細くなるのが見えた。
エキドナは唇を触れ合わせながら、いやらしい笑みを浮かべている。
月読の口内に細く長く、生暖かいものが滑り込んできた。エキドナの舌だ。
月読の口内でエキドナの舌が上下左右、縦横無尽にまるで掃除をしているかのように舐めていく。さらには歯茎や歯まで舐め始めた。
そして口内をひととおり舐め終わった後、エキドナは自分の舌を月読の舌に絡めてきた。
月読「んむほむ・・・んんーー!!」
キスをされて口をふさがれている上に、舌を舌で絡めとられているため、月読は満足に声を出すことさえできない。

さらにエキドナは口で月読を責めつつも、器用にも腰を前後に振り、双頭の張り子を刺激していた。
月読は口と股間という、上と下で同時に責められ、さらに女性同士でそのような行為をしているという背徳感もあり、今まで感じたことのない、強烈な快感を味わっていた。

突然、エキドナが月読の口から舌を抜き、少しだけ顔を話した。
エキドナも興奮しているためか、顔が赤い。さらに少し汗をかいているためか、前髪の一部が額に貼り付いている。
エキドナは口の端を吊り上げ、邪悪な笑みを浮かべながら、こう言った。
エキドナ「くくく、股間のアレを通じて、アタシの中をしっかり感じるだろう?あたしも、あんたの中身をしっかり感じるよ、とろーり、とろけるような、あまーーーい感覚をね。くくく・・・これで準備は整った。さあ、入れ替わろうじゃないか、次に目が覚めたらアタシが月読で・・・」
月読「わ・・・私がエキドナに・・・」
月読はとろんとした目つきのまま、つぶやいた。その瞳は、意志の光を失っているようにも見える。
エキドナはもう一度、月読にキスをし、唇を触れ合わせたまま腕にも力を込め、お互いの身体をさらにぴったりと密着させた。
しゃべっている間、止まっていたエキドナの腰がまた前後に動き始める。今度はさっきよりも動きが激しく、さらによく見ると月読もエキドナの腰の動きに合わせ、自分の腰を前後に振っている。
エキドナ「んふぅっ!んふぅっ!んふあぁぅあっ!!」
月読「んはぁっ、ひゃぁあっ、いや、入れ替わりたく・・・ない、入れ替わり・・・たい、あっあっあっあっあっ」
月読の目からは涙がこぼれ落ちていた。

エキドナ「あーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!」
月読「ゃあーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!」
エキドナと月読の二人はお互いに抱き合ったまま、のけぞるようにして顔を天に向け、1秒の狂いもなく、同時に絶頂の叫び声を上げた。
そしてひとしきり叫び終えた後、互いに顔を相手の肩に乗せるようにして絡み合い、そのままゆっくりと抱き合った姿勢のまま床に倒れ込んだ。




その頃、朱雀は地下牢を脱出し、地上の屋敷内を徘徊していた。
朱雀は言葉巧みにミカエラに牢の鍵を開けてもらった後、ミカエラを籠絡、そのまま牢屋前にて情事に至る。
激しい性行為のため心身共に処女のミカエラは一発でダウン、今は牢屋前にて眠りについている。

朱雀はとりあえず、牢屋に入れられる前に取り上げられた、愛用の霊剣を探していた。
朱雀「やっぱ月読さまに聞いたほうが早いかなー。それにしても人が全然いないな、なにかあったのか?」
朱雀は不審に思いながらも、月読が普段生活している本殿のほうに向かった。



侍女「エキドナ様が倒られてからピクリとも動かないぞ、起こしてさしあげなくても大丈夫なのだろうか?」
侍女「強力な魔力を秘めた者同士の入れ替わりなので、一旦眠りについたら目が覚めるのに時間がかかるのだろう」
侍女「既に入れ替わりは完了しているはず、我々は大人しく待っていたほうがいいだろう」
抱き合ったまま倒れて動かない月読とエキドナを見て、これからどうすべきか侍女達があれこれ話し合っていた。

朱雀「あれ?あそこで倒れているのは月読様じゃないか?しかも裸!?」
そこへ、本殿の入り口のほうから朱雀が走り込んできた。

侍女「なんだ!?男が一人、こちらへ向かって走ってくるぞ!?」
侍女「ここは女しかいないんじゃなかったの?」
侍女「とりあえず奴は敵だ、エキドナ様はまだ動けない、エキドナ様をお守りしろ!」

エキドナの部下の魂が入っている、月読の侍女達は各自手に武器を持って、迫り来る朱雀に向かって突進した。
朱雀「裸の女ーーーーーーーっっっ!!」
侍女「えっ!?」
侍女「わっ!?」
侍女「きゃあっ!?」
朱雀は走ってきた勢いのまま、侍女達の間をすり抜け、大きく跳躍、エキドナと月読が倒れている傍に着地した。
侍女「な、なんだ奴は!?」
侍女「我々を素通りしていったぞ!」
侍女「エキドナ様が危ない、早く引き返せ!」

朱雀「そんな・・・月読様が百合だったなんてーーーーー!!」
朱雀は大量の鼻血を流しながら、なにやら壮大な勘違いをしていた。
朱雀「こうなったらこの俺自ら、月読様に正しい性行為について教えてさしあげます!ええそりゃもうたっぷりと!!やはり女は男と結ばれるべきだぁーーーーーっっっ!!」
朱雀は大きな雄叫びをあげた後、倒れている月読の背中側に周り、彼女の脇の下に腕を入れて引っ張り、そのまま相手の女性と引き離そうとした。
朱雀が月読の身体を引っ張ると、相手の女性とは簡単に離すことができた。気を失っているためか、手や足に力が入っておらず、手足はだらんとしている。
しかしよく見ると月読とエキドナは股間の双頭の張り子で、まだ腰と腰がつながっていた。
朱雀「ど、道具を使ったプレイまで!?月読様、そこまで百合にのめりこんでいたのですか・・・・これはもう、俺が徹底的に男の素晴らしさを教えてさしあげねば!!」
朱雀の暴走妄想はまだ続いていた。
朱雀は月読の腰に手を回し、張り子でつながったままの二人の腰を離した。
そのとき、双頭の張り子は片方の竿が月読の股間から抜け、張り子は丸々、エキドナの股間のほうに残った。今度は、エキドナの股間に男性器が生えたように見える。

朱雀はふと、その張り子が股間に刺さったままの女性の顔を見た。頬に、大きな刀傷があるのが見えた。
朱雀「あれ、この人って・・・」
侍女「エキドナ様から離れろ!」
侍女「覚悟しろ!」
侍女「死ねぇーーーー!」
突然、朱雀の背後から侍女3人が襲ってきた。
朱雀「うお!?」
朱雀は咄嗟に全裸のままの月読を抱きかかえ、前方へ跳躍し、侍女達の攻撃をかわした。

朱雀「気を失った月読様に会えるなんて、こんなチャンスは二度とこない!誰も、今の俺は止められないぜぇぇぇぇ!!」
朱雀は月読を一旦床に寝かせた後、素早く突進、侍女の一人の懐にもぐりこんだ。
侍女「なにっ!?早・・・ぐっ!」
朱雀は侍女の一人に当て身をくらわせ、気絶させた。
侍女「おのれ、貴様!」
侍女「ちょこまかと!」
残りの侍女二人も猛然と朱雀に襲いかかるが、攻撃は軽くかわされ、当て身をくらって気を失ってしまった。

朱雀「これでよしと。さて、布団のある部屋はどこだったかなー」
朱雀は寝かしていた月読の身体を抱きかかえ、お姫様抱っこの体勢のまま、周りをきょろきょろと見渡した。
侍女「あっちで大きな音がしたぞ!」
侍女「エキドナ様のほうだ!」
朱雀「げっ、まだいるのか!?さっさとここから逃げたほうが良さそうだな」
遠くのほうから他の侍女達の声が聞こえてきたので、朱雀は月読を抱きかかえたまま、とりあえずこの場を去った。
エキドナ「う・・・ん」
朱雀が去った後、倒れていたエキドナが小さくうめき、目がゆっくりと開いた。
エキドナは床に手をつき、女座りのまま上半身だけを起こした。
エキドナ「たしか・・・私はエキドナという魔女に・・・」
[PR]
by irekawari | 2007-08-15 23:52 | 女同士入れ替わり