白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

web拍手コメントお返事。

拍手コメのレス。
拍手ポチッと押してくださった方、コメント書いてくださった方、ありがとうございました。




1月31日
17:53
>母親と娘の入れ替わりがツボにきました。このあと二人はどうなるのか続きを期待してます。
うおお!ツボでしたか!
たったお一人でも、自分が書いた話を楽しんでくださった方がいらっしゃる、というのはむちゃくちゃ嬉しいです!
続きも期待してくださっているみたいで、感謝です~。しかし、続きがまだ書けていません(汗)。実際に続きを書いていれば、「この後はこういう展開になりますよ」とか言った後にすぐに続きを掲載、とかできるのに・・・。


1月30日
18:47
>どんな入れ替わり話でも取りあえず長めで完結した物を。
1つ1つの話をきちんと完結させる・・・という基本的なことが未だに出来ていないですね私。
皆さんのコメントを見ていると「長めの話(長編)」を希望、というお声が多いような。やはり皆さん、長い話を読みたいのでしょうか。


1月29日
15:56
>女性が女性にドキッとすること、ありますよねやっぱり。できれば、悪い娘と清純な娘が入れ替わって
>悪い娘が清純な子の体を使ってエッチなカッコしたりするのもいいかも。で、その子もそれ見て濡らしちゃう。

私は男なので女性の心理はあまりよく分からないですが(汗)、やっぱりそういうこと、あるのでしょうね。というかあってほしい、と願っていたり。女性が女性に惚れたり、興味を持ったり・・・というような百合な展開が好きだったりするので。
悪い娘と清純な娘~のように、正反対なタイプの入れ替わりはすごくいいですね!中身が入れ替わることによって服装の趣味も入れ替わり、服装がガラッと変わる・・・というのは入れ替わりものならではの展開ですね。特にそういう、大人しい子がエッチで妖艶な格好するというのは激しくツボです。


23:29
>女性が風呂上がりに電化製品を触り感電、ペットが知らずにじゃれてきて仲良く感電。ペットが気付くと女性の
>体になっていて、体を弄っていたら旦那さんが来てしかも全裸でペットのように振る舞うので旦那さんも興奮し
>て……みたいな話が見たいです。このサイトはいろんなパターンの入れ替わりがあるのでいつも新しい話がたの
>しみです!管理人さんのペースで頑張ってください。

ペットと感電して入れ替わり・・・は、シチュエーションがかなり細かく具体的に描かれていて、あらすじを読んでいるだけで楽しめました。 コメントには「ペット」としか書かれていないですが、やっぱり犬か猫なのでしょうか。妻に全裸でケモノのように振る舞われたら、旦那さんもそりゃ興奮します!
そういえば自分、落雷も含めて「感電して入れ替わり」って全くといっていいぐらい書いたことないような(汗)。ネタに困ったら階段入れ替わりばっかり書いている気がしますし、マンネリなのしか書けていない気がします(汗)。
でも新しい話が楽しみ、と言っていただけるのはとても嬉しいです、ありがとうございます~。
自分のペースに忠実にいくと私は間違いなくダラけてしまうので(汗)、多少自分にムチ入れつつ、チマチマ書いていきたいと思います~。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-31 23:46 | web拍手お返事
ボディ・チェンジ・ショップへようこそ!!
~始動編~






磯嶋美由紀(いそじま みゆき) 27歳 主婦
磯嶋愛菜(いそじま まな) 9歳 小学3年生

磯嶋陸(いそじま りく) 31歳 会社員




磯嶋家は夫・陸、妻・美由紀、長女・愛菜の3人家族。
都心部から少し離れた住宅街に、ローンで購入した一戸建てに住んでいる。



ある晴れた週末の日曜日の、まだ朝早い時間帯。
陸の会社は日曜のみ休み、愛菜は小学生だから日曜は当然学校は休み、美由紀は主婦なので、年中家にいる。なので、日曜日は一週間のうちで唯一、家族がゆっくり一家団欒できる日である。
だがしかし、そんな日であるにもかかわらず、陸はマイホームで一人で留守番していた。

陸は居間で横になってぼーっとテレビを見ていた。
陸「ふぁ~ああ・・・」
陸はテレビを見ながら豪快にあくびをした。
そしてテレビから視線を逸らして、壁にかかっている時計を見る。
陸「そろそろ美由紀と愛菜が帰ってくる頃かな・・・」
陸の妻である美由紀と、娘の愛菜は二人揃って、日の出とほとんど変わらないぐらいという、かなり早めの時間に外出していた。

陸はよっこらせっと体を起こし、テーブルの上に置いてあった紙を数枚まとめて手に取り、眺めた。
今、陸が見ているこの紙に書かれている場所が、美由紀と愛菜が早朝から向かった目的地である。

陸「『ボディ・チェンジ・ショップ』か・・・身体を入れ替えるなんて漫画みたいなこと、本当にできるのかね?」

陸は手にした数枚の紙を上から見終わっては次の紙をめくり、見終わっては次の紙をめくる、ということを何度か繰り返した。
ちなみにこの紙は、数日前に美由紀が家のパソコンからその『ボディ・チェンジ・ショップ』のHPにアクセスして、そのHPに載っていたことをそのままプリントアウトしたものである。
陸「まあ、HPだけ見ていたらそこそこしっかりしている店らしいけど。万が一の時の対応もちゃんとしてくれるみたいだし。値段もずいぶん安いけど・・・こんなのでほんとに儲けになるのかね」


『ボディ・チェンジ・ショップ』。
その名の通り、お互いの身体を入れ替えてくれる店らしい。場所は都心のとあるビルの中にあるらしい。しかも、ビルの外観からはそんな店があることは分からないよう、うまく隠されているらしい。完全予約制で、公式HPを介してのネット予約しか受け付けていない。かなり大人気らしく、予約もつねにいっぱいで、美由紀は登録したもののなかなか順番が回ってこなかったらしいが、最近ようやくその順番が回ってきたらしい。
それが今日だ。


こんな店があることを探し出した美由紀本人は、この店を利用することにかなり乗り気だった。娘の愛菜も同様に、ここ数日は「入れ替われる」ことをかなり楽しみにしていた。
しかし家族の中でたた一人、陸だけは乗り気ではなかった・・・というか、そんな店が実際にあるということを、半分以上信じていなかった。
まあ、無理はない。
『ボディ・チェンジ・ショップ』は一切宣伝をしていないため、全国的に知れ渡っているというわけではないし、ネット上でひっそりと知られているのみ。見たことも聞いたこともない店を、簡単に信じるわけにはいかない。くわえて、陸はかなり現実的な考えの持ち主だった。
しかしそんな陸とは対称的に、妻の美由紀は愛菜という娘を産んだ今でもどこか夢見がちな、少女らしい心を持ち続けている。一言でいうと、「ぽやーっ」とした性格なのだ。そんな美由紀は、「他人と入れ替われる」というボディ・チェンジ・ショップの存在を知ったとき、「入れ替わりたい」という欲望にかなり惹かれてしまったらしい。

陸からしてみればそんな怪しい店なんか行くな!と強く反対したいところだが、陸は陸で、子供が小学生になるぐらい長く結婚生活をしていても、いまだに美由紀に対してベタ惚れ状態だった。要は陸は美由紀を深く愛してるため、反対はしたいけど、できるかぎり妻のやりたいことをやらせたい、そんな気持ちもあって、今回のボディ・チェンジ・ショップ利用に関して、渋々ながらも承諾をしたのだ。

娘の愛菜も「入れ替わり」ができることを喜んでいた。ただ、愛菜はまだまだ幼いので、ほんとに「他人と身体が入れ替わる」ことをちゃんと理解していたかどうかは怪しい。
「よく分からないけど不思議な体験をしてみたい」という、「遊園地に行きたい」とかと変わらないような、子供らしい好奇心のほうが強いのだろう。


しかし、たった3人しかいない家族のうち、女二人はボディ・チェンジ・ショップに積極的に「行きたい!」といい、たった一人の男である陸はできれば「行くな」といいたい。
2対1と、陸にしてみれば数の上で負けている上に、女同士で仲良くされて、男である自分はなんだか一人のけ者になったような気分で、そのことから、陸はますます不機嫌にならざるを得ないのだった。


陸は持っていた紙を再びテーブルの上に戻すと、立ち上がって大きく伸びをした。
陸「ふぅーーー!まいっか、どうせこんな店インチキだろうし、美由紀と愛菜も今頃騙されてしょんぼりしながら帰ってきてるだろうし、なにか励ましてやる方法でも考えていたほうが建設的だな。幸い、まだ休日の残りはたっぷりあるし・・・みんなでどこかに行くとするかな」
と、いう風に、陸なりに物事を前向きに考えようとしていた、そのとき。



美由紀「ただいまーーーーーー!!」


玄関から大きな声がした。
陸「お、美由紀か?帰ってきたんだな」
居間にいる陸が、声のしたきたほう、玄関のほうを振り向く。

陸「・・・・・・美由紀、だよな?」
陸は二人が何事もなく無事帰ってきたことに安堵しつつ、ほんの少し感じた違和感のために、ちょっとだけ眉をひそめた。
玄関の向こう、家の外から美由紀の声が聞こえた。そのこと自体は別に不思議でもなんでもない。
外出していた美由紀と愛菜が帰ってきて、帰ってきたことを知らせるためにただいまの挨拶をした、それだけのことだ。
しかし、陸はほんの少し、多少の違和感を感じていた。
陸(美由紀にしては元気すぎるような・・・珍しく、ずいぶん浮かれているな)
さっきの声は、聞き慣れた美由紀の声だ。どこか間延びしたような、のんびりした声。・・・のはずだが、今聞こえた声はずいぶんハキハキしていて、声に張りがあった。どちらかというと娘の愛菜がしていそうなぐらいの元気さだ。
陸(・・・まぁそんなときもあるだろ)
たった1回の発声で違和感を感じていたらとても神経がもたない。
現実的なわりに細かいことをあまり気にしない楽天的なところも持っている陸は、「珍しく美由紀が大きい声を出した」という程度の認識で、そのこと自体は全く気にせず、スリッパを履いてスタスタと玄関のほうへ向かった。

玄関に付いた陸はスリッパを脱ぎ、草履に履き替えてコンクリート張りの床に降り、玄関のノブを持ってガチャリと勢いよく開けた。


陸「おー、美由紀、愛菜、おかえりー」
おおげさなようだが、愛する家族が外出から無事に帰ってきたらそれだけで嬉しい。満面の笑顔・・・というわけではないが陸は機嫌よく、玄関前に立っている妻と娘に声をかけた。

f0130334_0265430.jpg
美由紀「ただいまー、パパ!」
愛菜「た、ただいま、陸」

陸「・・・ん?」
なにか今違和感を感じたような。
そんな気がしたが、陸は気にせずそのまま続けた。
陸「どうだった?どうせインチキだったんだろ、でもまあ落ち込むなよ、これもまあいい経験だと思えば。それより、ちょっと休んだらみんなでどこかに行くか?」
と、陸は思っていたことを一気にまくしたてた。
陸はボディ・チェンジ・ショップがインチキだと決めつけていた。なので、美由紀と愛菜からも、残念がるような言葉しか聞けないと思いこんでいた。

美由紀「パパ、パパ!あたし、愛菜だよ!」
いきなり、おっとり顔の美由紀が元気かつハキハキした口調で陸に話しかけてきた。
陸「・・・・・・・へ?」
思わず陸は目を丸くして驚いてしまった。
美由紀はそんなハキハキした口調でしゃべらないし、なによりその言葉の内容に驚いた。
陸「な、なにを言ってるんだ美由紀?愛菜はこっちだろ?なあ愛菜?」
そう言って、陸は美由紀にしがみつくようにしてそばに立っている愛菜のほうへ視線を落とした。
子供の愛菜と大人の美由紀では身長にかなり差があるので、普通に立っている状態で陸が愛菜を見るとき、自然と、見下ろすような形になる。
しかし、同意を求めたはずの愛菜の口から出た言葉は、またもや陸にとって驚くべきことだった。
愛菜「あ、あの、陸、今はわたしが美由紀なの。あ、あんまりじっくり見ないで、こんなにちっちゃくなってて、ちょっと恥ずかしいから」
そう言って愛菜は顔を赤らめつつ、美由紀の身体の後ろに隠れるように少し後ろに下がった。
陸「へ?みゆ・・・き?」
もう驚きのオンパレードだった。
愛菜は両親大好きっ子で、陸をパパ、美由紀をママと呼ぶ。少なくとも、自分の父親を「陸」と呼び捨てたりはしない。

陸「え・・・じゃ、なんだ・・・ひょっとしてお前たち・・・」
陸は目を見開き、まだ少し呆けたような表情のまま、目の前の美由紀と愛菜を交互に指さしてみた。
愛菜「うん、そうね、わたしと愛菜は」
愛菜は子供らしくない大人びた口調で、
美由紀「入れ替わっちゃったのー!」
美由紀は一児の母とは思えないほどの無邪気な表情と声で、それぞれ陸の呼びかけに答えた。

陸「ま、マジ・・・だったのかあの店・・・」
[PR]
# by irekawari | 2008-01-30 23:50 | 女同士入れ替わり
f0130334_7353288.jpg
「PUSH!!(プッシュ!!)」というエロゲー紹介雑誌の2008年3月号を読んでいて発見。


「七影刃」の一人『フィフス』

メーカー・CLOCKUP
タイトル「とらい☆すたーず」


「とらい☆すたーず」2008年春発売予定!

「とらい☆すたーず」の公式HPはこちら。
ただ、あまり詳しい情報は載っていません(汗)。公式HPはメインヒロイン達は詳しく載っているけど、その他敵キャラ等は全く載っていないです。気になった人は、私が読んだ「PUSH!!(プッシュ!!)」というゲーム雑誌のほうを見たほうがいいかも。



ゲーム内容は、正義のヒロイン達が、ディアブロという悪い奴らの組織と戦う話。
そのディアブロの7人の幹部の一人が、画像の少女「フィフス」。
元々はディアブロに生け贄として捧げられた少女の遺体に、フィフスの意志が宿って生まれた存在らしいです。
乗っ取りといえば乗っ取りですが、個人的にこういう「もう死んじゃっている人の身体を乗っ取る」のは「乗っ取り&憑依」ではないと考えています。たとえば「死体強奪」とか、「乗っ取り」とは別にジャンル分けされるべきものだと思います。

というわけで、本当なら死体を乗っ取るような乗っ取りは好きではないのですが、このフィフスって娘は容姿が実に私好みなのでそういう細かいことが気になりません!かなり気に入ってしまいました。

乗っ取りの設定が無ければ、悪の女幹部によくありがちな「単に妖艶な格好をしたお姉さん」なのですが、乗っ取りの設定があるために、「今はこんな妖艶な格好をしているけど、この身体を使われている少女は、死ぬ前はたぶん可憐で清純な少女だったんだろうから、こんな格好しなかったんだろうなあ。でも今は他人に自分の身体を使われて、こんな格好をさせられている!」と想像すると、激しく燃えます。
いかんせん、死んでから乗っ取られているので、生け贄の少女からしてみれば、自分の身体を勝手に使われているなんて全く知らない、というのが残念といえば残念。そのへんは死体乗っ取りの惜しいところ。やはり乗っ取りは、「自分の身体が乗っ取られている」ということをちゃんと本人に体験させてから乗っ取らないと。

しかし、なんの罪もない普通の少女が、悪い奴らのために殺されて、しかも死してなお、その悪い奴らによって自分の姿を利用されているというのは、本人はその事実を知らないとしてもやはりショックな事実であるわけで、その、身体を利用されている少女の心境になってみると・・・も、燃えるーーーーーーーーーーっっっ!!


あと惜しいのは、このフィフスって娘は単に「数ある敵のうちの一人」でしかないわけで、別にメインヒロインというわけではないです。ひょっとしたらこの乗っ取りの設定も設定だけで終わってしまって、ゲーム中では単なる「悪の女幹部」としてしか出てこないかもしれません。というかたぶんそうなる気が。フィフスの乗っ取り設定は世界観を活かしてはいるけど、メインストーリーにあまり関係なさそうだし(汗)。

しかし、胸元の大きく開いた、真っ黒で妖艶な、分かりやすい「悪の女幹部」コスチュームを着てくれていて、さらにそんな燃える乗っ取り設定まであるこの娘・・・かなりお気に入りです。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-29 07:56 | 入れ替わり作品の紹介・レビュー

WEB拍手コメントレス。

WEB拍手コメントレス。
拍手押してくださった方、コメント書いてくださった方、ありがとうございました。




1月28日
10:18
>男女入れ替わりの悪コスが少なくてちょとしょんぼり(´・ω・`)
うーん、入れ替わった後、妖艶で悪っぽい格好になる、という話はわりと書いてきたつもりなのですが、・・・自分で思い込んでいるだけで、あまり書いていなかったのかも(汗)。
あー、入れ替わった後、どちらかが悪っぽい格好になる話は、ほとんど「女同士入れ替わり」で書いていたような?
男女入れ替わりで悪コス、というのはたしかにほとんど書いたことない気がします。
「入れ替わった後、悪コスになる」というのはものっっっっっっっすごく好きなシチュエーションなので、男女入れ替わりも含めてもっともっと書いていきたいですね。


10:31
>入れ替わりにモチベーションあがらなかったら、エッチな話でも感動小話でもエッセイでも。
>好きなものを描いて下さいな。そっちのほうがアイディアもいろいろ出てくるしマンネリになりません。

全体的にやる気が低下しているというのもありますし、もっと正確にいうと「続きものを書く気がちょっと失せている」という感じでしょうか。しかしそれもこれも全部言い訳ですね(汗)、世の中の入れ替わり作家さんは皆さん普通に定期的に書かれているというのに。
私が文章を書いているのは、大好きな「入れ替わりもの」だからであって、入れ替わりものではない普通の話だと、あまり書く気が起こらないかもです(汗)。しかしそういう狭い考えがいけないのかも・・・まずはいろいろ試してみるべきかもですね。おっしゃってくださっているように、入れ替わりものにこだわらず、まずは書いてみるというところから始めないと。
とりあえず、しばらく書くに困らないぐらいのネタはあるし、「入れ替わりものが大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」という気持ちは今も変わらなかったりするので、後は・・・自分で自分を変えよう、という風に、少しでも向上していかなきゃですね(汗)。
お気遣いありがとうございました~。



1月27日
21:39
>いろいろな作品をたくさん書くより、兎と亀マスクさんが読みたい話を書いて欲しいです。
・・・・・・・・・ふぉぉおおっ!!??
なんだか、あんまりいただいたことがないような内容のコメントなので、ちょっとだけ驚きました。
私が読みたい話、というのは「あれもこれもと、いろんな内容を書くより、兎と亀マスクが書きたい話を書けばいいんじゃないの?」ってことなのでしょうか。
私が読みたい&書きたい話となると、「ドレスを着た清楚可憐なお姫様と、40過ぎた中年オバサンの魔女が入れ替わる話」ばっかり書いてしまいますよ?そりゃもう、猿のように、お姫様と魔女の入れ替わりばっかり、延々と。
あと、私は「甘やかされるとつけあがるタイプ」なので、あまり甘やかさないほうがいいですよ(汗)。
しかし、そのお気遣いは本当に大感謝!です。ありがとうございます。なにげに、私の名前を呼んでくださっているというのも嬉しいです。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-28 23:53 | web拍手お返事
三田良子
西行寺保奈美

北村康夫




三田良子はごく普通の女子高生である。
顔はどちらかというと可愛い。けど際立って美人というわけではない。成績は中の上。やや視力が悪く、メガネをかけている。髪はやや茶色く、これは生まれつきである。髪型はおかっぱ。ヘアバンドが好きで、毎日色の違うものをつけている。今日は黄色だ。胸はBカップ。太りすぎず、やせすぎず、といった体型。公立の高校に通っており、いつもは学校の制服であるブレザーを着用している。制服のスカートはプリーツスカートになっており、今時の高校生らしく、スカート丈はやや短い。
父親は普通のサラリーマン、母は主婦。下町の平屋の一軒屋に住んでおり、家庭環境も実に普通である。

三田良子は部活に入っていないので、その日も学校が終わったらまっすぐ自宅に帰っていた。
良子(今日出された宿題、けっこう量あるから早めにやっとこうかな・・・)
そんな事を思いながら、岐路についていると。
帰り道で、黒いスーツに黒いサングラスを着用した男の人をなんだかよく見かけることに気づいた。
それに、高級そうな車が何度も行ったりきたりしているのも見かける。
良子(なんだろう・・・ヤクザ関係の事件でもあったのかな。でも、あたしには関係ないよね)
帰り道の様子がいつもより若干違うことにやや疑問を持ちつつも、良子はあまり気にせず、歩を進めていると・・・突然、後ろからその黒服の男に声をかけられた。
黒服「ちょっと君」
良子「は、はい!?な、なんですか?」
自分は無関係だと思っていた人に突然声をかけられ、良子は少し驚いた。
黒服「この写真の人をみかけなかっただろうか?」
黒服は1枚の写真を取り出し、良子に見せた。
良子「え・・・この人?」
良子はメガネのフレームを持って位置をややずらしながら、その写真を見た。
良子(・・・なんだかお嬢様っぽい人ね)
良子は写真に写っている人物を見て、まずそう思った。
年齢は良子と同じぐらいだろうか、高校生ぐらいに見える。そして、ものすごく美人。着ている服も高級そうに見える。
良子「・・・すみません、見たことない人です」
しかし当然ながら、良子はその写真の人を知らなかった。なので、素直に黒服の男にそう告げた。
黒服「そうか・・・いや、ありがとう。それじゃ」
それだけ言って黒服は立ち去った。
良子「・・・なんだろう、行方不明の人でも探してるのかな」
とりあえず、知らない人である以上、あいかわらず自分とは関係ない話だな、と思い、また自宅への道を歩き始めた。




良子「え、だ、誰」
良子が自宅の門をくぐり、玄関に入ろうとしたとき、驚いて思わず声を出してしまった。
f0130334_2156498.jpg
保奈美「みつかった!?・・・ああ、よかった、黒服達ではないのですね」
良子は相当驚いた。自宅の玄関に見知らぬ人がいるというだけで驚きなのに、その人物は二重の意味で驚くような身なりだったからだ。
玄関の前にいる人は若い女性で、同姓である良子から見てもかなりの美人。そして白を基調とした豪華なドレスを着ていた。
ドレスを着た少女が、下町の平屋の一軒屋の玄関で立っている。
あまりにも場に似合わなくて、良子はどう反応したらいいか分からなかった。
良子「あの・・・あなた誰ですか?ここ、あたしの家なんですけど・・・」
保奈美「すみません、ちょっと追っ手から隠れるためにここに逃げ込ませていただきました、無礼をお許しください」
良子「追っ手?そういえば、あなた、なんか見たことあるような・・・」
良子は、先ほど黒服に見せられた写真の人物を思い出した。
良子「あーーー!あの写真の人!そっくりだわ!」
良子は思わずドレスの少女に指をつきつけて叫んでいた。
保奈美「しーーっ、静かにしてください!」
保奈美は人差し指を口元にあてて、「静かにしてください」というジェスチャーをしたが、もう遅かった。

黒服「なんだ、今の声は?」
黒服「お嬢様がいるんじゃないのか?」

なにやらざわざわと、良子の家のまわりで男たちの声がする。

保奈美「しまった・・・!このままでは見つかってしまいますわ!せっかく結婚式場から抜け出してきたのに・・・今度連れ戻されたら、私は二度と外に出してもらえなくなるわ」
良子「え・・・な、なに?あなた、お尋ね者かなにかなの!?」
保奈美「違います、私はただ自由がほしいだけ・・・ああ、もう時間がないですわ」
保奈美は世界の全てを憂うような悲痛な表情を浮かべた後、目の前の良子に向き直った。

保奈美「・・・これもなにかの縁ですわ。私、あなたに決めました」
良子「決めた・・・って、何?それにあなた、よく分からないけど追われてるんなら早く逃げたほうが・・・」
保奈美「もうだめです、囲まれているようです・・・もう時間がありません。本当は、もっとじっくり入れ替わる相手を決めたかったのですが・・・あなたの身体なら、私もうまくやっていけそうです」
良子「さ、さっきからなにを言ってるのあなた?」
良子はさっさと立ち去ろうか、と思ったが、ここは自分の家の前ではないか、と思い、立ち去るのをやめた。

保奈美「あなたの身体をもらいますね。代わりに、私の身体を差し上げますから」
良子「へ?か、身体・・・?」
事態についていけていない良子をよそに、保奈美はドレスの胸元に手を突っ込み、バストの谷間から、なにやら2枚の紙切れを取り出した。
保奈美「ちょっとすみません」
良子「わっ!?」
保奈美は突然右手で良子の前髪を上げ、左手で、手にした紙のうち1枚を良子の額に貼り付けた。
そしてすぐに、今度は右手で自分の前髪を上げ、残っている1枚の紙を自分の額に貼り付けた。
保奈美「それじゃ、いきますよ。大丈夫、一瞬で終わるはずですから」
保奈美は良子の頭を両手でがっしりつかみ、にこやかに笑みを浮かべながら、少し背中を反らした。
良子「な、なにがーー!?」
保奈美「せーの!」
保奈美は勢いをつけて、背中の反りを戻し、その勢いを利用して、良子に向かって頭突きを繰り出した。

ごーーーーーーん!!

謎の紙切れを貼り付けた良子と保奈美の額と額が激突する。
良子は突然の出来事と激痛に、一瞬だけ気を失った。

どすっ。

保奈美「い、いたぁあっっ!」
額に続いて今度はおしりに痛みを感じ、保奈美は声をあげた。
保奈美「な、なにをするんですかいきなりーーーー!」
保奈美は目から涙を流しながら、目の前の人物に訴えた。
保奈美「え・・・?」
保奈美は目の前の人物を見て目を見開き、驚いた。顔は少し青ざめている。
保奈美「あ、あたしがいる・・・!?」
良子「ふう、どうやら成功したようですね」
同じように尻餅をついていた良子が、おしりをはたきながら、立ち上がって保奈美の目をみつめた。
良子と保奈美の額についていた紙切れが、まるで糊がはがれたように取れ、ハラリと落ちる。その紙切れは地面の落ちる前に一瞬燃え上がり、炭になって消えた。
保奈美「あの紙が・・・消えた!?じゃなくて、なんであたしがそこにいるの!?」
良子「私達の身体を入れ替えさせていただきました。今日からあなたが西行寺保奈美になったのです。よろしければ、あなたのお名前も教えてくださると嬉しいのですが」
保奈美「あ、あたしは三田良子よ・・・じゃなくて、い、入れ替わったって、何!?うわ、あ、あたし、ドレスなんて着ちゃってるー!?」
保奈美は胸元が大きく開いた自分のドレスを見て、自分の手でドレスのあちこちをさわり始めた。

黒服「お嬢様ーーーー!」
黒服「あっいたぞ!」
黒服「保奈美お嬢様ーーーー!」
先ほど良子がみかけたのを同じ服装をした黒服達が、大声をあげながら、良子の家の玄関付近に入ってきた。黒服達はあとからどんどんやってきて、10人ぐらいになった。
保奈美「な、なに、この人達!」
良子「もうおとなしくしたほうがいいですよ。大丈夫です、婚約者の人がちょっとアレなので私はそれがイヤだったのですが・・・それ以外では、たぶん不自由のない生活を送れると思います。それでは、西行寺保奈美の人生をよろしくお願いしますね。私も、三田良子としてがんばって生きていきますから」
良子は保奈美にだけ聞こえるようなボソボソ声で、保奈美に告げた。
保奈美「ちょ、ちょっと待ってよ、宜しくお願いしますって、なに勝手なこと言ってるの!?」

黒服「さあ、お嬢様、結婚式場に戻りますよ。北村様はお怒りのようですが、今戻ればきっと許してくださるはずです」
黒服「保奈美お嬢様、車を用意しています。こちら」
黒服「お嬢様」
黒服「お嬢様」
黒服「お嬢様、さあ、早く!」
黒服達は保奈美の両腕をがっしりつかみ、無理矢理連行し始めた。

保奈美「ちょ、ちょっと待って、あたしは、保奈美じゃないんだってーーー!」
保奈美の叫びもむなしく、大人の男数人の力にかなうはずもなく、保奈美は抵抗しながらも、良子の家の前にとめてあった高級車の後部座席に連れ込まれてしまった。
保奈美「ちょっ・・・あたしは、あたしは・・・」
バタン。
後部座席のドアが閉められ、保奈美の叫びは最後まで聞こえることはなかった。
家の前に数台止まっていた車は、保奈美を乗せた車も含めて、全車、土煙をあげながら走り去っていった。


良子「ごきげんよう~」
その光景を、良子はにこにこと笑顔を浮かべながら、優雅に片手を振って見送っていた。






完。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-27 21:56 | 女同士入れ替わり

WEB拍手お返事

WEB拍手お返事です。
コメント送ってくださった方、拍手押してくださった方、ありがとうございます~。
毎回お返事遅くてすみません。






1月26日
>ダークな性格の幼女が好きになった青年の為に美人な姉の身体を入れ替える話をお願いします。
「ダークな性格の幼女」というのが今の流行りなのでしょうか。



1月25日
>失礼だと思いますが最近小説が完結しなかったり短かったりするので投稿する日を決めてその日に完結した小説
>を投稿して決めた日までに完結出来なかった小説を次の投稿日に完結させて出す形式にして貰えると嬉しいです

今の私は、そういう投稿日を設定したとしても絶対にそういう締め切りみたいなのを守ったりしないと言い切れる自信があります。
って、こんなダメダメなことを自信満々に言い切ってどうするんだ自分!!
ご意見感謝です、なにかしらの自分ルールを作るのは良さげですね。
短い話を1つ書いたら、その後は必ず続きものの続きを1つ書く、みたいにするとか。
しかし、読み手の方にこういうアドバイス?をしてもらわないといけないようなダラけた事ばっかりしている自分というのも相当情けない・・・。



1月24日
>モリガンの続きが気になる~
おお!読んでくださってありがとうございます~。あの話は

よし書こう!

「前後編ぐらいの分量かな~」

書いてみる

「あ、あれ?これだけ書いてまだここまでしか話が進んでいない・・・このままだとまだまだ書かないといけないなぁ」

「あーもーめんどくさい。いつものように後は放置しちゃえ」

という流れで放置していました、続きは書いていません(汗)。私としては珍しく二次創作っぽい内容なので続き書きたいとは思っているのですが、まだ一文字も続きを書いていないのが現状・・・やっぱり、やる気のあるうちにチャチャッと書いておかないとダメですね。



1月23日
>前のサイトの小説やこのサイトの古い小説はちゃんと完結しているのが多いのに最近は調子が悪いですね。
ご意見ありがとうございます。
調子が悪いというか、そもそもやる気がないですね、今の私(汗)。
入れ替わりものが好きで好きでたまらなくて入れ替わり話を書いているのではなくて「入れ替わりのブログ持っているから入れ替わり話を書いている」みたいに、なんかもう惰性で書いちゃってるような気がします。
やっぱり小説ってきちんと完結してナンボ、なのですね・・・。完結していない話をいくら書いてもそれはゼロ(現状維持)どころかマイナス(退化)でしかないのかも・・・。


>大人顔負けのダークな性格の幼女が入れ替えた元自分に酷いことする話しを。
あまりに酷いことしすぎるような内容はちょっと苦手です。



1月22日
>クールな性格の主人公の話があまりないですね。
そういえばクールな性格の主人公って書いたことないなぁ・・・ということで、
「妖精の入れ替わり」では主人公をクールな性格にしたつもりですが、
クールというよりは単に無愛想なだけになってしまいました(汗)。
クールな性格だとあらゆる面で動かしづらいのであまり書きたくはないのですが、それだとワンパターンになってしまいますし。クール・無口・不思議系・電波系・・・いろんな性格のキャラを書けるようにしていきたいです。


>十歳ぐらい離れた姉弟の入れ替わりを希望します。
>スライムと女剣士の入れ替わりネタを。
>レズの妹が自分の彼女に惚れてしまい入れ替えられる主人公の小説を作って下さい。
>女医と看護師(♀)の入れ替わりを読んでみたいです。

女医と看護師・・・みたいに特定の職業をテーマにした話ってほとんど書いたことないので、興味を惹かれます。


>マOコが濡れる様な状況が好きです。他人になって恥ずかしい秘密を見ちゃったり、逆に見られたり。
>清楚な顔してエッチな下着でお尻はみ出してたり、ウンスジが付いてたりとか。

もし他人と入れ替わることができたら、もうそれだけで大興奮してしまうと思います!男であっても女であってももう濡れまくりな気がします。清楚な顔してエッチな下着~のように外見と中身?でギャップがあるとさらに燃えますね~


>TSはいまだ至らず、野郎のままのhijiです。 ちょっと混乱させましたか
hijiさん、お返事ありがとうございます~
いえいえ、私が勝手に暴走したレスをしてしまっただけなので、お気になさらず~(汗)。
今現在、hijiさんがどんなお姿なのか知らない私ですが、「hijiさんが女性の身体になったらこんな感じかなぁ」と、勝手に想像して萌えさせていただいております~(何)。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-26 23:40 | web拍手お返事

巫女姉妹入れ替わり

巫女姉妹入れ替わり




稲森香苗(いなもり かなえ) 15歳
稲森わかば(いなもり わかば) 8歳



稲森香苗と稲森わかばは姉妹。
この町の高台にある稲森神社に住んでいる。
姉の香苗は家業の手伝いとしてたまに巫女をしていたりする。
わかばはまだ幼すぎるので、まだ家業を手伝えるほどではない。

ある雨の日、一緒に落雷に撃たれた香苗とわかばはその衝撃で心と体が入れ替わってしまった。
姉の香苗の精神は妹のわかばの身体へ。
妹のわかばの精神は姉の香苗の身体へ、それぞれ移ってしまっている。
入れ替わっていることを両親や周りの者に話しても信じてもらえないだろうと思った姉妹は、とりあえず元に戻るまでお互いになりすまして生活することにした。


二人が入れ替わって一週間が経つ。
今日は買い出しのため、香苗とわかばは一緒にふもとの町まで出掛けた。
今はその帰りである。


f0130334_172390.jpg
香苗「もー、お姉ちゃん遅いよー、わかば、もう上まで着いちゃった」
姉の香苗は仕事着でもある巫女服姿のまま、稲森神社へ続く階段の最上段に腰かけ、階段の遥か下方に小さく見える妹のわかばに向かって身を乗り出すようにして声をかけた。ちなみに買ってきたものが入っている紙袋は横に置いてある。

わかば「はー、はー、ひー、ひー」
香苗「お姉ちゃん大丈夫ーー?」
わかば「大丈夫じゃないわよ・・・あたし、今わかばの身体で、身体ちっちゃいんだから歩幅も小さいし体力もないの!こんな階段、そんなホイホイと楽に登れるわけないでしょー!?」
こちらは普通に私服を着た小学生のわかばが、全身から汗をダラダラ垂らしながら赤い顔をして、最上段で呑気に座って待っている姉に向かって抗議するように叫んでいる。
香苗「あはは、ごめんごめん。お姉ちゃんって、学校で陸上やってるから体力あるよね、こんな長い階段一気に駆け上がっても全然疲れないし。だから、ついつい急いで登っちゃった」
わかば「ふー、もうどうしてこんなことになっちゃったのかしら・・・」
わかばは溜息をつきながら、また気をとりなおして、また姉の待つ最上段のほうへ足を進め始めた。


香苗「お姉ちゃん、登ってくるまでまた時間かかるかな?ちょっとお姉ちゃんの身体、触っていよーっと」
香苗は巫女服の白衣の合わせの部分に手を突っ込み、ややふくらみかけの胸をモミモミと揉んでみた。
香苗「うーん、お姉ちゃんってあんまりおっきくないなぁ。やっぱりわかばもお姉ちゃんに似て、あんまり胸おっきくならないのかなぁ」
[PR]
# by irekawari | 2008-01-25 01:07 | 女同士入れ替わり
ボディ・チェンジ・ショップ
~60歳老婆と18歳高校生メイドの入れ替わり~


麻美
カヨ
店員




f0130334_1959633.jpg
店員「お客様、こちらのメイド服はいかがでしょうか?肌を見せないデザインなので気軽に着られますし、なによりお似合いですわ」
麻美「や、やっぱり恥ずかしいわい」
店員「なにを言ってるんですか、若返ってメイド服を着たいから、わざわざ私どもの店を利用してくださったのでしょう?大丈夫ですよ、今の貴女はどこから見ても可愛い、18歳の高校生メイドですよ。
麻美「そ、そうかのう。そうじゃ、今のワシはピチピチの18歳なんじゃったな。いっちょ、自信を持って着てみるか・・・。ふふふ、儂がこのメイド服を着るのか、ワクワクするのう」
店員「その意気ですよ、お客様」

カヨ「いやああああああ、わたしのカラダを返してえええ!こんなおばあさんのカラダいやああああ!」
麻美「おや、今のワシの声・・・いや、ワシの前のカラダの声じゃな」
店員「そのようですね、失礼しました、睡眠薬の投与が完全ではなかったようです」

店員A「早く!そっちを抑えて!」
店員B「薬を打ちました!」
店員C「今のうちに早く移送するのよ・・・」
カヨ「い、いや・・・・わたしのカラダ・・・」

店内はすぐにまた静かになった。

店員「申し訳ございません、お見苦しいところをお聞かせしてしまって」
麻美「いやいや、かまわんよ。お前さんの店には、ワシとこの娘のカラダを入れ替えてもらったしな、感謝しておるから、いちいちそんなことで気にせんよ。ところで、ワシのカラダになったあの娘はこれからどうなるのかのう?」
店員「そうですね、強制洗脳装置にかけて、元の貴女・カヨとしての人格を刷り込みます。それで、もう入れ替わっていることにも気付かなくなるでしょう。あとは適当な老人ホームで一生を終えるはずです」
麻美「くくく、そうか、そうか。麻美ちゃん、いや今は婆さんのカヨさんか。このカラダはワシが大事に使ってやるから、おとなしく余生を過ごしておくれよ。うひゃひゃひゃ」
店員「後の処理は私どもにお任せください。さあお客様、お着替えの続きを・・・」
麻美「おお、そうじゃったな。それでは、宜しく頼むよ、店員のお姉さん」

店員(ホントはワシも60を越えてるババァなんじゃが、まあ、わざわざ言う必要もないじゃろう)

ピンポーン。
店の呼び鈴が鳴った。

女「あの~、すみません。この店に来れば、他人とカラダを入れ替えてくれるって聞いてきたんですが・・・」
店員「はーい、ボディ・チェンジ・ショップにようこそ!少々お待ち下さい、お客様・・・」






[PR]
# by irekawari | 2008-01-24 20:00 | 女同士入れ替わり

妖精と入れ替わり

妖精入れ替わり





屈強の男剣士シドウ
村娘ルシア
妖精サニー




シドウの幼馴染みルシアは魔王復活のための生け贄の一人として選ばれ、魔王の部下達にさらわれてしまった。
シドウはルシアの母親から娘を助けてほしいと頼まれ、ルシアを取り戻す旅に出た。
元々屈強の戦士だったシドウは途中遭遇するような魔物には苦戦することもなく、順調に旅を進めていた。
そんなあるとき、シドウは魔物に食べられそうになっている、身長20センチほどの小さな妖精を助ける。
妖精の名はサニー。女性。
サニーはシドウのことを気に入り、シドウの旅に無理矢理同行した。シドウはよくしゃべってやかましい妖精を最初はうっとおしがっていたが、どんなに無視してもサニーは後をついてきたので、今は彼女が同行することはあきらめてしまっている。
妖精のサニーは非力ながらも簡単な幻惑や回復の魔法を使えるので、戦闘面でもサニーの存在は、多少なりとも役に立っていた。


シドウがサニーと二人?旅をするようになって一月が過ぎた頃。
シドウはついに魔王の城への入る方法をみつけていた。魔王の城は通常の移動方法では入ることが出来ず、空間移動の術を使って入らなければいけない。
しかし各地にある移動ポイントは魔族の厳重な警備がしかれており、いかにシドウといえど楽には突破できない。
そこで、人間でも空間移動の研究をしているというスクエア氏に会い、話を聞くと、既に空間移動の理論は完成しているらしい。あとは移動のためのエネルギー源だけだ。それには強大な魔力を秘めたルーンストーンが最適だという。
スクエア氏にルーンストーンを持ってくることを約束し、シドウとサニーはルーンストーン探しの旅に出た。

そしてさらに数日。
ついにルーンストーンの在処をつきとめたシドウだったが、それは少しばかりやっかいなところにあった。




サニー「シドウ、ホントにこんな細い穴の中にあるの?」
シドウの肩に腰かけている妖精のサニーが、すぐ横のシドウの顔に向かって話かける。
シドウ「そうだ。この装置も、この先にあると告げている」
シドウは特にサニーのほうを見ようともせず、口だけで返事をした。シドウの手にはなにやら機械のようなものが握られており、その機械の中央付近が、チカチカと点滅を繰り返している。これは、スクエア氏が貸してくれた、ルーンストーン発見器だ。ルーンストーンが近くにあると、点滅をしてその存在を知らせてくれる。

サニー「って、こんな細い穴じゃ、シドウが入れないじゃない」
シドウ「そうだな。今対処法を考えてる」
シドウとサニーの目の前には大きな岩盤があって、その岩の隙間に、シドウの拳より少し大きいぐらいの穴がぽっかり開いている。
サニー「シドウのその剣で、いつものようにグワシャーーーン!と壊しちゃえば?」
シドウ「この一帯は岩とはいってもほとんど金属に近い特殊な物質でできている。俺の剣はおろか、大賢者クラスの魔法でも受け付けないだろう」
サニー「だろうって、なに冷静に言ってるのよ!ルシアっていう幼なじみの人助けるためにここまで来たんでしょ!もうちょっと焦るとかしたら?」
サニーはシドウの肩から飛び立ち、背中の羽を羽ばたかせてシドウの顔の真正面あたりにふわふわ浮いたまま、手足をぶんぶん振って大声と身振りで懸命に抗議する。
シドウ「だから、今対処法を考えている」
しかし、小うるさい妖精に目の前で騒がれても、シドウは顔色ひとつ変えず、実に素っ気なく返事を返した。
サニー「はぁーあ、まあ、シドウが熱くなったりしない性格だってのは知ってるから、いまさらどうこう言わないけど」
サニーは両腕を広げて、「あきらめた」というジェスチャーをする。その後、なにかひらめいたのか、サニーは左の手のひらに右の拳をポンと当てて、身を乗り出すようにシドウの顔のほうへ体を接近させる。
サニー「あっそうだ、ねえねえ、ルシアのことはあきらめて、あたしと一緒になろ!そんで、あたしの里に来てよ!パパやママにシドウこと紹介したいし!あたしの里は異種族もけっこういるから、人間のシドウが来てもきっと大丈夫だって!」
シドウ「さて、どうしたものか・・・」
シドウは、サニーの熱っぽい愛の告白?もまるで聞こえていなかったかのように、ひとり考えにふけっている。
サニー「無視しないでよも~、シドウったら冷たいんだから~!」
サニーはまたシドウに怒りの抗議をした・・・が、どうせ通用しないとあきらめ、ため息を吐いた。
サニー「仕方ないわね、たまにはあたしも役に立つってところを見せてあげるわ!」
シドウ「・・・なにか考えがあるのか?」
サニー「あたしがルーンストーンを取ってきてあげる!あたしの小さい身体なら、この岩を壊したりしなくても中に入れるでしょ?」
シドウ「しかし・・・大丈夫か?見たところ、穴も深そうだ。中に何も居ないとも限らないぞ」
サニー「だーいじょーぶだって!あたしだって妖精のはしくれなんだから、なにが居てもあたしの魔法でチャッチャとやっつけてやるわよ!」
サニーは右拳で自分の胸をドンとたたき、自信満々そうに胸を張って身体を反らせた。

サニー「じゃあ行ってくるね!」
シドウ「・・・無理はするなよ」
サニーはシドウに背をみせて飛びつつ、手だけを振り返して、ルーンストーンがあると思われる穴に飛び込んでいった。

サニー「ふふん、ここはあたしのいいところを見せておいて、恩を売っておくのもいいわね。今はまだルシアって人が大切みたいだけど、いつかあたしのほうを振り向かせてみせるんだから・・・」
サニーは胸に明るい希望を描きつつ、ほとんど明かりのない穴の中を奥へ奥へと進んでいった。



サニーが穴に入って30秒ほど経った頃・・・
サニー「いやあああああああああああああ!!!!」
絶叫をあげながらサニーが穴から飛び出してきた。

シドウ「早かったな」
サニー「早かったな、じゃないわよぅ!居た、居たのよアイツが!!」
サニーはシドウの防具の胸のあたりにしがみついて、体をガクガク震わせ、なにやらおびえている。
シドウ「居たって何だ?ルーンストーンがあったということか?」
サニー「ルーンストーンもあったけど・・・その前に、居たのよアイツが!でっかいヘビが!!」


シドウ「・・・なにかと思ったらヘビか」
なにか凶悪な魔物でもいたのかと思ったシドウは、やや落胆した表情で、自分の胸にしがみついている妖精を見た。
サニー「ヘビか、じゃないわよぅ!!あたしはヘビが大っきらいなのよーーーっ!!ヌルヌルしてるわ、ウネウネ動くわ、気持ち悪いの固まりじゃない!それに小さい頃、あたしヘビに頭から食べられそうになったことがあって・・・もう、とにかく全部がダメなのよーーーっっっ!!」
シドウ「・・・ダメと言われても、今穴に入れるのはサニーだけだからな、入ってもらわないと困る」
サニー「ひっどーーーい!シドウったら、あたしに死ねって言うなんて!」
シドウ「・・・そんなこと言ってないだろう」
サニー「同じことよーーーーーっっ!!ヘビに立ち向かえってぐらいなら、あたし死んだほうがまし!」
シドウ「・・・ふう」
ただでさえ甲高い声のサニーに、こんな至近距離で喚かれて、シドウはかなり辟易としていた。
サニー「そんなにヘビが平気なのなら、シドウが行ってくればいいじゃない!」
シドウ「俺はあの穴には入れない」
サニー「もーーーーーっ、人間って不便ね、シドウがあたしぐらい小さければいいのに・・・って」
さっきまできゃんきゃん喚いていたサニーが、急におとなしくなり、なにやらはっとした表情を浮かべている。


サニー「あそっか、その方法があったわね」

またもやサニーが、左の手のひらに右の拳をポンと音が鳴るほどにたたいてみせた。
シドウ「ヘビを退治するいい方法がうかんだのか?」
サニー「へへーん、違いまーす。シドウはヘビが平気なんだから、やっぱりシドウに行ってもらうことにしたの!」
シドウ「俺はあの穴に入れないぞ」
シドウはちらりと、岩盤の隙間に出来た細い穴を見る。あの小ささでは、シドウの頭さえ通すことはできないだろう。
サニー「だから、シドウにはあたしになってもらうの」
シドウ「・・・?」
シドウはサニーの言っていることの意味が分からず、少しだけ首をかしげてみせた。

サニーは羽を羽ばたかせ、再びシドウの顔の真正面あたりまで飛び上がり、その場でふわふわと滞空している。


サニー「これ使うのは初めてだけど、まあ大丈夫よね。シドウ、あたしの目を見てて」
シドウ「・・・」
よく分からないが、シドウはとりあえず言われたまま、自分の十分の一ほどの大きさしかない体躯のサニーの、その髪の色と同じ薄い茶色の瞳をのぞき込むようにして見た。


サニー「いくわよー、チェーーーーーーーーーーーーーーーンジ!!!!」


シドウ「・・・は」
シドウはなにかを言いかけたが、それを言い終わる前に、シドウの体全体が光に覆われ、一瞬、なにも身動きすることができなくなった。
見ると、シドウの目の前に浮かんでいるサニーもまた、シドウが包まれているのと同じ色の光に、全身を包まれていた。
シドウとサニー、2人を包んでいる光は大きくなり、やがて2つの光は合わさって大きな一つの光となり、一瞬、光が爆発したようにまばゆい光を放つと、次の瞬間にはもう、シドウとサニーを包んでいた光は消えてなくなっていた。



サニー「・・・お」
宙を飛んでいたサニーは急に背中の羽を羽ばたかせているのを止めた。当然、重力に従い、体は真下に落下する。
サニー「おおおおおおおおおおお!?」
サニーは大声をあげながら、ただただ、地面に向かって落下している。あと50センチほどで地面に激突する、そのとき。
シドウ「おっと」
ぱしっ
シドウは腰をかがめ、両手を差し出して、手のひらでサニーの20センチほどしかない小さな身体を受け止めた。
シドウ「あぶないわね、羽を羽ばたかせるのをやめたら、そりゃ落ちるに決まってるでしょ」
どちらかというと強面、な顔つきのシドウが、急に女性のようななよなよした口調でしゃべった。
サニー「・・・え、お、俺がいる・・・!?」
シドウの手のひらの中のサニーは茶色の長い髪をなびかせながら身を起こし、自分の遙か上方にある(サニーから見れば)巨大なシドウの顔を見て、目を見開いて驚いてみせた。
シドウ「あそっか、あたしが飛んでいるときに入れ替わったら、今度はシドウが浮いたままになっちゃうわね。あはは、ごめんねー、地面に降りているときに入れ替わるべきだったかな」
サニー「・・・おい、俺の目の前にいる俺は、ひょっとしてサニーなのか?」
シドウ「お、さっすがシドウ、理解が早いなぁ」
サニー「・・・この状況と、お前のその口調でだいたい分かる。・・・いったい俺になにをした?」

シドウ「あたしとシドウの身体を入れ替えたの!あたしになったシドウはちっちゃいんだから、穴に入ってルーンストーンを取ってこれるでしょ?シドウなら、ヘビも平気だし」
サニー「・・・その考えはよく分かった。ならせめて、事をする前に言ってくれ」
シドウ「だって前もって言ってたら、シドウ、絶対いやだって言うのでしょ?」
サニー「いやだと言うな」
シドウ「ほらほら!まあ無理矢理だったけど、結果オーライじゃない?いやー、この入れ替わりの魔法使うの初めてだったけど、成功してよかったなー」
サニー「おい、さっきもそんなこと言ってたが・・・使ったこともない魔法を俺にかけたのか?」
シドウ「人間に使うのは初めてなの!仲間うちでなら何度かやったことあるし。それにしても、シドウったらあたしの身体になったってのに反応薄くてつまんないよー。ちっちゃくなって驚いたーとか、うお!こんなに胸があるとか言って、胸揉むとかしてくれてもいいのにー」
サニー「・・・と言われてもな・・・」





後書き。

妖精の名前は「東方三月精」という漫画作品に出てくる妖精「サニーミルク」から拝借しています。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-23 23:54 | 男と女の入れ替わり小説

WEB拍手コメントレス。

WEB拍手コメントのレス。
拍手&拍手コメントありがとうございました!



1月21日
>女に入れ替えられた哀れな男の話をお一つ。
あまりそういうパターンは書いたことないですね。



1月20日
>グラマーなのに天然な性格の姉を心配する小学生の弟がその姉と入れ替わってしまう
>女が身体を入れ替えられる話だけでなく男が入れ替えられる話も書いて下さると嬉しいです。
>最初は入れ替わったことを喜んでいたのに嫌になり元に戻りたくなるが逆に相手は元に戻りたくないと言う話を
>首輪か指輪によって入れ替わってしまう物を。
>男女入れ替わり話で入れ替わりを喜ぶ女と嫌がる男の話を是非お願いします。
>警官やナース、教員などの人を助ける職業の女性が幼女に入れ替えられる話しをよろしくお願いします。
>やけ酒で目覚めたら行きつけの店の女の子になっていてパニックを起こす展開の男女入れ替わり小説を希望。

首輪の入れ替わりはほとんどみかけないので、なんだか良さげです。


>無理に毎日更新ではなく二日一度ぐらいにしては?
投稿頻度でTiraさんみのむーさんに負けたくないという思いがあって毎日投稿してたりするのですが、そんなこだわる必要もないかな・・・という風に最近思うようになってきました。
ご意見ありがとうございます~。

「多少無理してでも毎日書いてください」というご意見を全くいただかないのも、それはそれで寂しかったり。
これは・・・「時間かけてもっといいの書け!」ということなのかな・・・
[PR]
# by irekawari | 2008-01-22 06:33 | web拍手お返事
モリガン・アーンスランド
寄生する宇宙生命体めろーら
巨大パンダ・アンナ





魔界の三大貴族の1つであるアーンスランド家の現当主であるモリガン・アーンスランドは、男の精を糧に生きるサキュバスと呼ばれる種族である。
そのモリガンは今、突如魔界に侵入してきた巨大パンダと交戦していた。

ズゴォォォォォン!!
空中から加速度をつけたモリガンの跳び蹴りが巨大パンダの頭に直撃し、巨大パンダは大きな音を立てながら背中から魔界の荒涼とした地面に倒れた。
巨大パンダの名はアンナ。なぜか人間のバレリーナが着るようなピンクの派手なヒラヒラスカートのついたレオタードを着ている。あと、身長が18メートルほどあり、とにかく大きい。それ以外では、普通の白黒模様のパンダに見える。



モリガンも、最初からこのパンダと戦おうと思っていたわけではない。
モリガンは昨日の晩、遅くまで起きていた分、今日は午前中ずっと寝ていて、やっと起きたのが昼すぎだった。その後に城から出て、特にあてもなくこのへんを飛んでいると、謎の巨大パンダが魔界の荒野とノシノシと歩いているのが見えた。
モリガン「・・・なんでこんなところにパンダがいるのよ?」
モリガンは高度を落とし、パンダのほうに近づいてみて、とりあげず声をかけてみた。すると、パンダは聞く耳ももたず、いきなり腕を振り上げて襲いかかってきた。
なぜかは知らないが、相手は戦る気満々らしい。モリガンはいい退屈しのぎにはなるかなと思い、巨大パンダと戦いを始めて、今に至る。



モリガン「一匹でこの魔界に乗り込んでくるぐらいだからどれほどの実力持っているのかと思ったら、ただのウドの大木じゃない。退屈しのぎにもならなさそうだから、せめてストレス発散ぐらいはさせてもらうわ!」
自慢の緑の長い髪をかきあげ、モリガンが高らかに叫ぶ。
モリガンの背中から生えていた、飛行機のような機械的な翼が変形していき、普通の生物のコウモリのような羽に変わる。モリガンの翼は家来のコウモリの集合体で、モリガンの意志によって自在に変化させることができる。
滞空性能のある翼に変化させたモリガンは空中でふわふわ浮いたまま停止し、右の拳を前に突き出し、その右の手首を自分の左手で掴む。そのポーズのまま逆くの字型になるほど背中を後ろに反らし、一気に背中の反りを元に戻す。そして背中の反りを戻す勢いと共に、右拳からまばゆいばかりの光を放つ光球を放った。
モリガン「ソウルフィスト!!」
モリガンの拳から放たれた光球は、流れ星が落下するスピードより速く飛び、巨大パンダの土手っ腹にめり込むように命中。
推定18メートルはあろう巨大パンダの巨体が横方向にすっ飛んでいく。
モリガン「ふふっ、一発で逝かせてあげないわよ!」
モリガンは小さく笑うと再び背中の翼を飛行機状の直線的な翼に変える。翼の下には何基ものジェットエンジンのノズルのようなものも生成されている。モリガンはそのジェットエンジン風のノズルを最大噴射、先程の自身のソウルフィストの弾速よりも早いスピードで飛行。すっ飛んでいる巨大パンダの真下付近の地面に向かって急降下していく。
ズシャァァァァァッッッ!!
猛スピードで急降下したモリガンは魔界の荒野に着地。物凄い勢いで着地したため体はストップせず、足に履いている黒いハイヒールが地面をこすり、土煙をあげる。
モリガンは飛行時のスピードを保ったまま地面の上をスケートのように滑り、同時に膝を曲げ、ぐっと体を沈み込ませる。瞬間、顔を真上に上げ、「獲物」を視界に捕らえたモリガンは足先に力を込め、一気に膝を伸ばす。翼に頼らず、自身の筋力だけで跳躍したモリガンは、上昇しながらまた背中の翼を新たな姿に変えた。翼の先が薄く尖っていき、黒光りする巨大なナタのような刃へと変化した。
ソウルフィストではじき飛ばされ宙を飛んでいた巨大パンダは、重力により落下を始めていた。しかしモリガンは巨大パンダに落下する暇すら与えず、真正面から迎え撃った。
モリガン「シャドゥブレイド!!」
数百メートルに到達するほどの勢いの超高々度ジャンプの最中、モリガンは真上から降りかかってくる形の巨大パンダをすれ違いざまに一撃、背中の翼を変化させた巨大ブレードで引き裂いた。
巨大パンダは地面に落ちる間もなくモリガンのシャドゥブレイドで上空に打ち上げられ、18メートルはあろう巨体が今度は真上に飛び上がっていく。
跳躍の頂点に達したモリガンは背中の刃を翼に戻し、地面に落ちることもできず宙を漂っている哀れなパンダをもう一度見上げる。
モリガン「さあ・・・今、楽にイカせてあげるわ!」
艶やかな声でモリガンがそう叫んだ次の瞬間、モリガンの姿はその場から消えていた。

巨大パンダは終始無表情だった。しかし、このときばかりは心の中で驚きの表情を浮かべていたかもしれない。
落下中に真下からモリガンの刃の一撃で打ち上げられ、ジタバタと手足を動かすしかない状態の巨大パンダの周りに、10人のモリガンが一斉に現れた。
顔も髪の色も服装も、ナイスバディな体型も、全てが同じ姿の、モリガンが10人、パンダを取り囲むように輪を作っている。これらはモリガンが作り出した幻影。しかしその攻撃力は、本物と全く同じものを持っている。
モリガン「ダークネスイリュージョン!!」
背中の翼をジェットエンジンに変化させた10人のモリガンが巨大パンダに向かって突進、それぞれのモリガンの拳、膝、肘、ハイヒールの先、翼を変化させた銛、ドリル。あらゆる攻撃が巨大パンダの体にめり込む。
突進と同時の初撃を全てヒットさせた10人のモリガンは攻撃の手を休めず、拳、足、翼、あらゆる部位を使って神速のごときスピードで攻撃を繰り出していく。モリガンの猛攻が体の内部まで痛めているのか、巨大パンダが口からなにかを吐いた。胃液だろうか。
モリガン「っっっっっっ!!」
声にならない気合いと共に、10人のモリガンは機械のように同じタイミング、同じスピードで後方宙返りするように空中を跳躍、自身の体の回転の勢いをそのまま足にのせ、鋭く尖った足のハイヒールで抉るように巨大パンダの体を蹴り飛ばした。
空中で円を描くように後方一回転をしたモリガンは、頭と足が上下反転した状態から通常の状態に戻るまでの間に、幻影の9人のモリガンは薄いもやを残して消滅していた。
モリガン「あなたおっきいから、ちょっとサービスしてあげたわ。どう?気持ちよくイケたかしら?」
一人に戻ったモリガンは右手を腰に当て、左手で長い髪をかきあげながら、妖艶な笑みをうかべながら巨大パンダに語りかけた。
が、既に巨大パンダはモリガンの目の前におらず、重力に従って、その巨体を魔界の荒野にめり込ませていた。
モリガン「あらあら、あまりにイッちゃうのが早いと、嫌われるわよ?って、もう聞こえてないか」




地面に降り立ったモリガンは、地面に体を半分めり込ませて倒れている巨大パンダを見上げた。
モリガン「それにしても何だったのかしら、こいつ。明らかに普通のパンダじゃないし。まいっか、少しはスッキリできたし。暇つぶしに、また人間界にでも行ってこようかしら」
巨大パンダにすっかり興味を無くしたモリガンが、背中の翼を広げて飛び立とうとした、そのとき。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-21 23:47

WEB拍手コメントレス。

WEB拍手コメントのレス。
コメント書いてくださった方、拍手押してくださった方、ありがとうございます~
お返事お待たせしてしまった方、すみません(汗)。



1月20日
>平凡な生活をしていた青年が美女に体を入れ替えられて性奴隷にされてしまう報われないのを。
>信じていた姉に裏切られて侍従の女と入替えられた王子の話を希望したいです。
>魔物群に捕まり気がつけば群のリーダーと入れ替えられていた女剣士の主人公話を。
>人望ある女剣士とお転婆姫を呪いで入れ替えてしまうが逆にお互い上手くいってしまい苦悩する魔女の話を。
>グラマーなのに天然な性格の姉を心配する小学生の弟がその姉と入れ替わってしまう
>女が身体を入れ替えられる話だけでなく男が入れ替えられる話も書いて下さると嬉しいです。
>最初は入れ替わったことを喜んでいたのに嫌になり元に戻りたくなるが逆に相手は元に戻りたくないと言う話を
>首輪か指輪によって入れ替わってしまう物を。
>男女入れ替わり話で入れ替わりを喜ぶ女と嫌がる男の話を是非お願いします。

剣士と姫を困らせるはずが、全然困らせていなくて悩んでしまう魔女がカワイイです(笑)。


>かわいいイラスト!とっても食い込んでますね。もしかしてパンティー食い込ませるの好き?
>私も好きでした。体育の着替えとかで友達が食い込んでるとなぜか興奮しちゃいました。

絵、見てくださってありがとうございます~。食い込みそのものが好きというわけではないですが、レオタードなど、女性の体型がはっきりと分かる服装は好きです。
同姓の性的な要素を見て興奮するのって、なんかいいなあ、と思ってしまいます。




1月19日
>令嬢入れ替わりはあまり描写が詳しく書かれておらずいまいちです。
入れ替わるシーンそのものがなかったり、外見の描写が全く無かったり、心理描写も無いしで、入れ替わりものとしてはかなりどうしようもない内容ですね(汗)。自分で読み返してみても、イマイチだと感じます(汗)。
最近の私は手を抜きすぎかも・・・いや、そもそも私はその程度の文章しか書けていなかったのかも(汗)。
イマイチな部分が少しはまともになるよう、少しでも向上していきたいです。また、イマイチなのがあったら遠慮なく指摘してやってください~


>令嬢入れ替わりは面白いアイデァだと思いますが身体のギャップがあまりない感じでいまいちでした。
そもそも、入れ替わる二人の外見がどんなのかさえ書いていないので、ギャップなど感じようと思っても感じられないですよね(汗)。
一人はお子様体型のショートヘアーの活発系、一人はナイスバディかつロングヘアーの物静か系とか、極端に外見を変えていればよかったかもです。
他にもイマイチに感じるところがあればどしどし指摘してくださいませ~。



>美人になりたいとは言っても三十代のおばさんにはなりたくないと嘆く主人公の話を見たいです。
>スタイル抜群の美女が幼い女の子に呼び止められて入れ替えられる展開のお話を是非。
>ツンデレお嬢様が妖精か人魚、蛇女などに入れ替えられてパニクる話を希望します。
>美人姉妹の姉が妹に身体を入れ替えられる話を。
>豊富な胸に翻弄される身体を入れ替えられた男の話を希望。
>フャザコンではなくマザコンの娘に体を入れ替えられる父親を希望します。

豊満な胸に翻弄される男・・・なんかいいなあ。和みます。



1月18日
>光に包まれて気がついたら自分の手や足が短くなっている事に気がつきツンデレ主人公が錯乱するものを。
>森に住むキツネかフクロなどの動物に入れ替えられる話を読みたいです。
>美女が幼女に入れ替えれて彼と性行為されてしまいばかりか義理の妹として生きることを強制される話を是非。
>相談していてイトコのグラマーな身体と入れ替えられる青年のお話がよみたいです。
>美人の彼女にある日突然身体を入替えられて女の不便さに泣く彼を主人公にした話が読みたいです。

女の不便さというと生理とか、いちいち化粧しなければいけない、とかでしょうか。
女性との入れ替わりだと、「女になって得する部分」ばかり書いてしまいがちですが、逆にそういう「女の不便さ」に焦点を当ててみても面白そうです。


>スポーツ選手との入れ替わりってどうですか?観客と選手が入れ替わっちゃうの。
>観客が気づいたらいきなり平均台の上にレオタードがお尻に食い込んだ半ケツ状態で立ってたとか
>女子レスラーと入れ替わって、相手にビビッてリング上でオシッコ漏らしちゃったりとか。

格闘試合の最中に入れ替わる、なら書いたことありますが、競技としてのスポーツでの入れ替わりって書いたことないですね。
体操の選手、女子レスラー、どちらも状況がすごくいいです。例えば水泳の選手と入れ替わって、いきなりの水着姿に驚いたりとか・・・スポーツは種目が豊富なだけに、いろいろ展開が多彩そうで良さげです。


>エスパー系の入れ替わり方法がないですね。「チェンジ」はよく使われるのですがあれは何系ですか?
超能力の一種としての入れ替わりもかなりメジャーなジャンルだと思いますが、私が話の中で使ったことは無いですね、1回も(汗)。
エスパーが使う超能力としての入れ替わりは、個人的に「いつでもどこでも使える→制限がない→便利すぎ」でちょっと面白みに欠けるかな、と思ったりしています。
その前に私、エスパー系の入れ替わりをほとんど知らないような(汗)。石ノ森章太郎の漫画版「イナズマン」で超能力による一方的身体乗っ取り(男同士)を知っている程度です。
チェンジは、「ドラゴンボールのギニュー系」か「ボディチェンジ系」という、それだけで独立したジャンルかなー?とか勝手に思ったりしています。


>入れ替わる話で体を取り替えるのでなくお互いの体に変身してしまうのが見たいです。
「お互いの身体が入れ替わる」のと「お互いの姿に変身する」のは、見た目だけでいえば同じことですが、私は「他人の身体になること」を最も重要だと思っているので、身体入れ替わり系は好きですが、変身系は自分で書く話の題材としてはあまり好きではなかったりします。なので、今後も変身系の話は書かないと思います。





1月17日
>完結してない作品が多いようですが大丈夫ですか?休み休みながら活動するのもいいことです。
続き物でいくつかの話は続き書く気満々なのですが、いかんせん実行できていません(汗)。
私はとにかく「数多く書く!」がモットーなので、あまり休みをおかずに短い話ばかり書いているのですが、最近は「ひょっとして自分は腰を据えてひとつの話をじっくり書いたほうが性に合ってるんじゃないかな?」と思ったりもしています。実際に私、1つ前と2つ前のブログではある程度まとまった量を書いてから掲載するようにしていましたし。「完結すらしていない短い話を数多く」より「ある程度まとまった量の、区切りのいい話を、たまに掲載」のほうがいいのかなーと思ったりしています。
お気遣い感謝です~
続きを書く気はあるので、まずは少しでも手を動かして、文章を書いていかなきゃ、ですね。


>動物に入れ替えらる話があまりないのでよろしくお願いします(笑)
動物との入れ替わり話は苦手なのであまり書けないですが(汗)、猫又やワーウルフなど、半人半獣みたいな者との入れ替わりならまだ書きやすいかなー?とか思ったりしています。


>他のTSサイトだとほとんどが男が入れ替わられる話なのにここではあまり書かれてませんね。何でですか?
「男が入れ替わられる話」というのがちょっとよく分からないです。
おっしゃっているのと反対の、「女が入れ替えられる話」もネット上にはわりとよくあると思いますよ。


>ご無沙汰してますがhijiです。「坂上忍」はあまりにキザすぎます。思わず惚れてしまいました。
hijiさんお久しぶりです!
「坂上忍」は「すご~くキザなセリフを言っても全く嫌味を感じない、さわやか好青年」にしようと思って書きました。
hijiさんが禁断の恋に走った!?Σ( ̄ロ ̄lll)
って、hijiさんは女性の方かもしれないのに、私はhijiさんを男性だと思い込んでしまっています、すみません(汗)。とりあえず、自分が書いた話のキャラに惚れていただけるのは、作者としてとても光栄です。また、男女問わず思わず惚れてしまいそうなキャラを書いてみたいです(笑)。




1月16日
>ハッピーや蛇女など体の一部が異形な存在と体を入れ替えられパニクる屈強の女戦士みたいな女同士の話を。
>男女入れ替わり物で男が入れ替えられる話を書いて下さい。
>子供に入れ替えられ話で中身は大人なのに涙を流してしまう描写を書いた方が面白いかな~と
>高潔な騎士や巫女など何者かに憑依されてエロエロになるような話をかいてください

エロエロな話はほとんど書いたことがないので、エロエロなシーンも書けるよう、もっと勉強したいと思います。


>入れ替わりでもう少し入れ替わられた方の描写をいれたほうがいい作品になります。
入れ替えられた方の描写・・・あんまり書いていないですね(汗)。
最近は楽をしようとしてセリフだけで話を進めてしまっているので、そもそも心理描写とかほとんど書かなくなってしまっています。入れ替わりものでは、入れ替えられた方の精神的動揺とかもすごく重要な要素だと思うので、そういうのをいつまでもおろそかにしていてはいけないですね(汗)。


>女同士の入れ替わり話頑張って下さい。
応援のお言葉ありがとうございます~
[PR]
# by irekawari | 2008-01-20 21:29 | web拍手お返事
『極上パロディウスVSヴァンパイア
~衝撃!サキュバスが宇宙生命体に身体を乗っ取られた!!~』


f0130334_21222448.jpg
たまには自分で描いた絵を載せてみる。13年ぐらい前に描いた絵ですが。

カプコンの格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズのキャラ「モリガン・アーンスランド」が、コナミのシューティングゲーム『極上パロディウス』の1面ボス「アンナ・パブロワ&寄生する宇宙生命体めろーら」のうちの宇宙生命体めろーらに身体を乗っ取られた、という設定の絵。


f0130334_21223724.jpg

参考のため、「極上パロディウス」の実際のゲーム画面より「アンナ・パブロワ&寄生する宇宙生命体めろーら」。
パンダみたいなのが「アンナ・パブロワ」で、頭の上のピンク色が「めろーら」。
パンダみたいな「アンナ・パブロワ」は単なる宿主に過ぎず、頭の上に生えている「めろーら」こそが本体。実際のゲームでも、めろーらを狙わないとダメージを与えられません。

「頭の上に直接生えて寄生している」という、えらく分かりやすい乗っ取り方をしているので、どうせなら変なパンダじゃなくて美人の女性を乗っ取らせよう!と思い、その当時、格闘ゲームで好きな女性キャラだった「モリガン・アーンスランド」の身体を乗っ取った、という設定で描いてみました。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-19 21:22

令嬢入れ替わり

令嬢入れ替わり




黒沢紗理奈(くろさわ さりな)
黒沢孝蔵(くろさわ こうぞう)

加賀見愛(かがみ あい)

高岡(たかおか)





紗理奈(あら?ここはどこ?見たことのない部屋だわ。たしか私は、パーティーに出席していて、急に気を失って・・・)
黒沢財閥当主・黒沢孝蔵の孫娘・紗理奈が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。

紗理奈「ふふふ、やっとお目覚めのようね、紗理奈お嬢様。いえ、あなたはもうお嬢様ではなくなっているのだったわね」
愛「だ、誰!?え・・・わ、私が居る!?」
f0130334_23515142.jpg
洋風の部屋の中にある椅子に、ドレスを着た一人の少女が立て膝をした状態で座り、こちらをみつめていた。
紗理奈「私は加賀見愛。あなたが眠っている隙に、身体を入れ替えさせてもらったわ。自分の身体を見てみることね」
愛「わ、私の身体・・・!?え、ええっ、きゃあっ!なにこれ、私の身体じゃないわ!」
愛は自分の身体をあちこち触ってみては驚いている。さらに、近くに鏡があるのをみつけ、その鏡を覗き込み、自分の顔を見てみる。
愛「私の顔じゃないわ・・・ほんとうに身体が入れ替わってしまったというの?」
愛は立ち上がり、椅子の上で悠然と微笑んでこちらを見ている紗理奈に向き直った。
愛「あなたは一体何者なの?どうして私にこんなことするの!?」
紗理奈「ふふふっ」
紗理奈は小馬鹿にしたように鼻で笑った。
紗理奈「別に、あなたには恨みはないのよ。恨むなら、あの悪魔のような男を祖父に持った、自分の生まれを呪うのね」
愛「お、お祖父様!?お、お祖父様は優しい人よ!そのお祖父様が、あなたに一体なにをしたというの!?」
紗理奈「ふふ、さすが温室培養で育ったお嬢様は、世間のことを何も知らないのね」
愛「な、なにが言いたいのです!?」
紗理奈「その優しいお祖父様とやらは、裏でいろいろ悪どいことをやってる極悪人なのよ。善良な人間を騙し、追いつめ、破滅させる・・・。あたしの両親は、あんたのじいさんに騙され、莫大な借金を背負わされ、自殺に追い込まれたのよ!」
愛「そ、そんな・・・嘘です!お祖父様がそんなことするはずがありません!」
紗理奈「別に信じてくれなくても構わないよ。あんたは、あんたのじいさんがやったことの報いを身をもって体験するんだね」
愛「な、なにを・・・」
紗理奈「ふふふ。両親が死んでも、あたしには莫大な借金が残った。その借金を払う代わりに、あたしはこの身体を蹂躙されまくったよ。それでもまだ借金は返済しきれていない。その借金の残りを、あんたにあたしの身体で払ってもらおうってわけさ」
愛「か、身体で払うって・・・い、いったい何をするのですか!?」
紗理奈「あはは、純真無垢なお嬢様には、身体で払うっていってもなんのことか分からないか。まあ、これから毎日味わうことになるから、いやでも分かるようになるよ」
紗理奈は上体を少し反らし、愛を、心底憐れむような目で見た。
紗理奈「もうすぐお迎えの者がやってくると思うけど・・・あ、やっと来たか」
ガチャッと、音を立ててドアが開くと、サングラスをかけた黒スーツの男が3~4人、集団で入ってきた。
愛「あ、あなた達は・・・助けて!私、見知らぬ人の身体にされてしまって・・・お祖父様に報告して!お祖父様なら、きっとなんとかしてくれるわ!」
黒スーツの男は、黒沢財閥の者で、孝蔵や紗理奈の身辺の世話や警護を担当している者たちであった。愛も、その者達の顔を知っている。愛はすっかり安心しきった様子で黒スーツの男達に近寄ったが・・・
愛は、黒スーツの男達に腕を掴まれ、がっちりと拘束されてしまった。
愛「きゃっ、なにをするの!?ぶ、無礼者!お祖父様にいいつけるわよ!」
男「なにを言っているんだ。加賀見愛、やっとみつけたぞ。お前には向こう20年間、身体で払ってもまだ足りないくらいの借金が残っている。お前を指名している得意先も多いんだ、さっさといつもの場所に戻って仕事をしてもらうぞ」
愛「え!?ち、違うわ、私は黒沢紗理奈よ!黒沢孝蔵の孫なのよ、私は、身体を入れ替えさせられているのよ!」
男「さっさと連れていくぞ。ほら、早く来るんだ!」
男達は愛の言葉に耳を貸さず、さっさと部屋の外に連れ出そうとしていた。
愛「いやあああっ、私は黒沢紗理奈よ!誰か、信じて!お祖父様、私を助けて!」
愛は助けを求めて叫んだが、当然、誰も愛を助けようとはしなかった。愛はまだ叫んだり抵抗したりしたが、やがて男達に、無理矢理部屋の外に連れ出された。
男「紗理奈お嬢様、ご協力感謝します。それにしても、なぜ行方不明の加賀見愛が、お嬢様の部屋に居たのでしょうか?」
紗理奈「さあ?私の部屋にある宝石でも盗んで、海外に高飛びでもしようとしたんじゃない?まったく、タチが悪いわね。ちゃんとあの者には、借金を返済させるまで働かせなさいよ」
男「ははっ、お嬢様、分かりました。それでは、失礼します」

まだ残っていた黒スーツの男達も、皆、紗理奈に一礼して、部屋から出て行った。



高岡「作戦はいまのところ順調なようだな、加賀見愛。いや、今は黒沢紗理奈か」
この部屋のどこに潜んでいたのか、一人の男があらわれ、紗理奈に近づきながら言った。
紗理奈「あら、高岡、あなたなの。まったくあなたったら、神出鬼没ね。ふふ、あの男の孫娘を地獄送りにする。計画のひとつめは、まずは上手く言ったわ」
高岡「しかし、あの孫娘さんはほんとうに何の罪もないじゃないか。あそこまでする必要があったのかね?」
紗理奈「ふん、それもこれも全て、あの男に知らしめてやるためよ。自分がやってきたことの報いを、いやというほど思い知るといいわ。自分の可愛い孫娘が、汚い男どものチンポをくわえさせられている姿を見たらどう思うでしょうね?」
高岡「ふー、いやー、全く君って子は恐ろしいねぇ・・・」
紗理奈「なによ、黒沢孝蔵の孫娘と入れ替わって孝蔵に近づき、孝蔵に復讐をする・・・っていう、この計画をもちかけてきたのは高岡、あなたじゃない。入れ替わりの薬を調達してきたのもあなた。ほんとはあなたが一番、黒沢孝蔵に復讐したがっているんじゃないの?」
高岡「そんなことはないさ、俺は君の復讐の手助けをしたいだけさ」
紗理奈「ふん、まあ、今はそういうことにしといたげるわ。今のところは、あなたは私の味方をしてくれているみたいだしね。私も、あなたを利用させてもらうから。さて、黒沢紗理奈の身体も手に入ったし・・・計画の第二段階に移るとしましょうか」
高岡「はい・・・お嬢様の仰せのままに」
高岡は芝居がかった仕草で、恭しく紗理奈に向かって一礼してみせた。




完。



後書き。

「令嬢トレーダー」というPCゲームを元にしています。
私は、「しんご」さんが、
しんごさんのHP「すわっぷ」
の日記でこの令嬢トレーダーのことを取り上げているのを見て、初めてこのゲームのことを知りました。
簡単にいうと、お嬢様と、お嬢様のそっくりさんが「立場だけ」入れ替わる話です。実際に肉体が入れ替わるわけではありません。
そっくりな容姿を利用して復讐を開始する、というストーリーがすごくいいなーと思いました。しかし、やはり立場入れ替わりじゃなくて本当に身体が入れ替わった展開を見たい!と思い、ちょいと内容を変えて「身体入れ替わり」にして書いてみました。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-18 23:52 | 女同士入れ替わり
人間の少女が、鬼一族の幼女に身体を乗っ取られた!!






紗夜(さや)・・・人間の娘だが、わずかに鬼の血が混じっているため、依姫の新たな身体として狙われる。
省吾(しょうご)・・・紗夜の恋人。

依姫(よりひめ)・・・鬼一族の現在の頭領だが、性格はまるっきり子供。
番岐(ばんき)・・・依姫の護衛役



ただの人間の少女である「紗夜」は鬼の「番岐」にさらわれ、人里離れたある洞窟に監禁されていた。
紗夜「わ、私をどうするつもり?」
番岐「ふふふ、貴様には我らが鬼一族の頭領・依姫様の新たな身体になってもらう」
紗夜「あ、新たな身体・・・!?い、いったい何を・・・」
番岐「じきに分かる。少し待っていろ」
番岐は拘束されたままの紗夜の前から一時姿を消し、まだ戻ってきたときには、その腕に小さな少女を抱いていた。
よく見るとその少女の頭にも2対の角が生えていて、この少女も番岐と名乗る男と同じく、鬼の一族であることが分かる。
紗夜「な、なに、鬼の・・・子供?」
その鬼の少女は具合が悪いのか顔や体が赤く、さらに大量の汗をかいていて、息も荒い。
番岐「依姫様、こちらが、私がみつけてきました新たな身体でございます」
依姫「ふーん・・・このおねえちゃんが。・・・たしかに、ほんの少しだけど鬼の血が混じってるね・・・うっ、げほげほ」
依姫は番岐の腕の中で激しくせきこんだ。
番岐「依姫様、もう一刻の猶予もありません、早くこの娘の身体を乗っ取ってしまうのです!」
依姫「わ、分かってるわよ、急かさないでったら」
依姫は番岐の腕の中から飛び降り、地面に降り立つ。その足取りはふらふらしていて、今にも倒れそうだ。
依姫「ごめんねおねえちゃん、あたしも死にたくないし、鬼の一族を途絶えさせるわけにもいかないから、おねえちゃんのその身体、もらうね」
はぁはぁと息を荒げながら、ゆっくりと紗夜のほうに歩みを進めつつ、依姫は無邪気にそう言い放った。
紗夜「か、身体って・・・きゃああああああああああ!」
洞窟に、紗夜の悲鳴が響き渡った。



一方、紗夜の恋人である省吾は紗夜を捜して、鬼が潜んでいそうな野山を走り回っていた。
省吾「はぁ、ひぃ、これだけ探しても紗夜はみつからない、鬼どもめ、一体どこに行ったんだ・・・」
省吾は肩で息をしながら、束の間の休息をとっていた。
そのとき。
紗夜「ふーん、番岐、このおにいちゃんが、あたしのこの身体の持ち主だった人間の『こいびと』なの?」
番岐「はい、この男でございます」
省吾「!?」
急に声がきこえて、省吾は慌てて周りを見渡した。
少し小高い崖っぷちに、一組の男女がこちらを見下ろしているのが見える。
省吾「さ、紗夜!?ぶ、無事だったのか!?」
紗夜「あはは、おにいちゃん、あたしは紗夜って人間じゃないよ。あたしは依姫、一応、鬼の頭領をやってるんだ」
省吾「な、なにを言ってるんだ!?んっ、さ、紗夜、お前、その頭の角は・・・!!」
省吾は見慣れた紗夜の顔の、額より上のところに、見慣れぬ2対の角が生えていることに気付いた。
紗夜「これはこの身体が鬼のものになった証。今はまだ人間の部分が多いけど、鬼であるあたしがずっとこの身体に留まれば、そのうちこの身体も完全な鬼になると思うよ」
省吾「な、なんだって・・・おい、そっちの男の鬼!紗夜をさらっていった奴!いったいなにがどうなっているんだ、説明しろ!」
番岐「いいだろう、お前の恋人のおかげで、我々の一族も滅びの道から逃れることができそうだからな、その礼として、説明してやろう」
省吾「紗夜になにをしたんだ!」
番岐「紗夜と呼ばれる少女に、我らが頭領、依姫様の魂を移させてもらった。依姫様は病気の身体で、もう余命いくばくもない状態だったからな。そこで、健康な人間の少女に、依姫様の新たな身体になってもらったというわけだ」
省吾「な、なんだって・・・それじゃ、それじゃ紗夜は、紗夜はどうなったんだ!」


紗夜「あー、なんかもう、久々に難しい話して疲れちゃった。お腹も減ってきたし。番岐、鬼せんべい出して」
番岐「・・・依姫様、今ものすごくシリアスな場面なのですが」
紗夜「そんなのどーでもいいのー、あたしはお腹空いたの!出して、出して、鬼せんべい!特大のやつね!」
番岐「分かりました、出しますから、それを食べているときはおとなしくなさっていてくださいね」
紗夜「わーい、番岐大好きー。鬼せんべい食べるのも久しぶりだなー、病気のときは食べちゃだめって言われてたし」
番岐「はい、依姫様、1枚だけですよ」
番岐はどこに隠し持っていたのか、人の顔の大きさぐらいはある巨大せんべいを取り出し、紗夜に渡した。
紗夜「ありがとー、はぐっ」
バリボリ、バリボリ。
あたりにせんべいをかじる音が響き渡る。
f0130334_22325564.jpg
紗夜「あー、おいしー。あたし、たぶん鬼せんべいを食べるために生まれてきたと思うんだー」
番岐「依姫様、それは我ら一族の皆の前では言わないようにしてくださいよ・・・」

省吾「な、なにしてるんだこいつら・・・」
省吾は、いきなりせんべいを食べ始めた鬼の男と、恋人の姿をした別人のモノのマイペースさかげんに、しばし呆気にとられていた。
[PR]
# by irekawari | 2008-01-17 22:34 | 女同士の憑依・乗っ取り