白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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カテゴリ:女同士入れ替わり( 119 )

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雪菜「い、いやです、貴女と入れ替わるなんて・・・」
良江「ひひひ、もう遅いよ。お前さんがさっき飲んだ薬はあと1分もしないうちに効力を発揮する。ワシも既に同じ薬を飲んでおる。もうすぐお前さんの魂はお前さんの身体を離れ、ワシの身体に入る。代わりに、ワシの魂はワシの身体を離れ、お前さんの身体に入る。ワシとお前さんの身体がそっくり入れ替わるというワケさ」
雪菜「い、いやぁっ!どうしてこんなことするの?どうして、私なの!?」
良江「そりゃ、お前さんが若くて美しいからさ。若くて美しければ、バカな男どもを騙くらかしていくらでもいい思いができるからのう。ついでに、お前さんはワシの若い頃に似ておるのも、お前さんを選んだポイントの1つじゃのう」
雪菜「いやぁっ、私、貴女みたいなおばあさんになんてなりたくない!・・・うっ!なに・・・なんだか・・・すごく苦しい・・・」
良江「始まったようじゃの。うっ・・・えほえほ。わ、ワシも始まったようじゃな・・・なに、魂の交換はすぐに済むわい。次に目を覚ましたときに、自分の顔を見て驚かんようにな。ひひひ、さあ、入れ替わるぞ」
雪菜「い、いやーーーーーーーーーっっっ!!」
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by irekawari | 2007-09-04 00:48 | 女同士入れ替わり

入れ替わり

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真由華「おはよーーっ、敏行くん!」
敏行「え!?きょ、今日の真由華ってずいぶんノリが軽いような・・・」
真由華「うふふ、気のせいだって!それより、早く学校行こ!」
敏行「真由華がいつまでも抱きついていたら歩けないんだけど・・・」
柚美「きゃーーーっっ!!わ、私の身体でなにしてんのーーーーっっ!!??」
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by irekawari | 2007-09-03 23:57 | 女同士入れ替わり
藤崎紗耶香(ふじさき さやか)・・・高校一年生。現在、妙子の魂が入っている。
藤崎妙子(ふじさき たえこ)・・・専業主婦。現在、紗耶香の魂が入っている。

桜葉航太(さくらば こうた)・・・高校一年生。一応、紗耶香の彼氏。

宮城ゆかり(みやぎ ゆかり)・・・紗耶香と航太のクラスメイト。






途中をすっ飛ばして、いきなり最終回1つ手前です。










あらすじ

桜葉航太と藤崎紗耶香は高校生で、恋人同士。
ある日、偶然の事故で紗耶香は自分の母親の妙子と身体が入れ替わってしまった。
それ以来、紗耶香は妙子として主婦の仕事をし、妙子は紗耶香として高校生活を送ることになった。
最初のうちはトラブルもあったが、しばらくすると紗耶香も妙子も入れ替わり生活に慣れてきて、お互いを演じることも、すっかり日常になってしまっていた。
しかし、妙子の身体になった紗耶香は、学生ではなくなったため、航太と一緒にいられる時間が圧倒的に短くなった。自分よりも、母親の妙子のほうが航太と一緒にいる時間が長く、しかも、航太も妙子の魂が入っている紗耶香に対してより好意を持っているように思えてきた。
航太に直接会える時間が少ないこと、さらに、母親に航太を取られてしまうのでは、という思いからくる焦りが、どんどん紗耶香の心を追いつめていった。
そしてついに、紗耶香の我慢が限界を突破した。





最終回1つ手前






バタン!!
航太の部屋の扉が大きな音を立てて開いた。

航太「た、妙子おばさん!?・・・じゃ、なかった・・・さ、紗耶香」
紗耶香「んんっ、ぷはっ、さ、紗耶香!?」

妙子「二人とも、なに、してるのよ・・・」

航太「こ、これは・・・あの、その」
航太は全身裸。
紗耶香は、ブラジャーにパンツと、下着を着てはいるが、ほとんど裸に近い。
航太はベッドに股を開いて腰かけ、股間のおちんちんを大きく勃起させている。そのおちんちんの先端からは、今なおドクドクと白い精液があふれ出してきている。
紗耶香はひざまづいた格好で、顔と上半身を捻って、部屋の入口の妙子のほうを見ている。
紗耶香はひざまづいているので、腰を少しかがめれば、ちょうど紗耶香の口が航太の股間のあたりに来る。さらに、紗耶香の口からは白い液が何本かの筋になって垂れている。
この状況はどうみても、「航太が紗耶香にフェラチオしてもらっていた」ようにしか見えない。

妙子は派手に喚きちらしたり、激昂したりはしていない。ただ、目がすわっていて、突き刺すような視線を航太と紗耶香に向けている。

航太「ち、違うんだ紗耶香、これはその・・・本番じゃなくてフリだけというか・・・な、中に出すようなことはしていないんだ。そ、それにこれは僕のほうからお願いしたというか、だから・・・た、妙子おばさんは悪くないんだ」
紗耶香「違うわ、紗耶香。これはわたしのほうからもちかけたの。航太くんと紗耶香はまだキスを数回ぐらいしかしていないみたいだから、航太くん、きっと性欲が貯まっているんじゃないかと思って・・・それで、わたし、今ちょうど紗耶香の身体になってるから、この身体なら航太くんの性欲を発散させることができるんじゃないかと思ったの。ごめんなさいね、今まで黙ってて」


妙子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


妙子「なによ、なんで二人とも、お互いをかばうようなこと言うのよ・・・」

航太「さ、紗耶香?」
紗耶香「紗耶香・・・」

ぎりっ。
妙子は歯ぎしりの音がはっきり聞こえるほど強く歯をくいしばり、そのとき一緒に唇も噛んでしまい、口の端から一筋、血がしたたり落ちた。

妙子「なによなによなによなによなによなによぉぉぉっっっっっっ!!!!航太もママもあたしのことなんかすっかり忘れてイチャイチャしてぇっっ!!あたしに隠れてなにしてるかと思えば、毎晩毎晩、二人だけで気持ちイイことしてたんだ!?なによぉっ、昼間、あたしがどれだけ寂しい思いをしてると思ってんのよぉっ・・・!航太と一緒にいたい、話かけたい、話かけられたい・・・そう思ってるのに!!航太は、あたしのことどうでもいいと思ってんでしょ!!ママだって、若返ったことが、また高校生をやれることが嬉しくてしょうがないんでしょう!?あたしのこと、どうでもいいって思うぐらい!!それに、あたしの航太への思いも知ってるくせに・・・表面上はあたし達のことを応援するようなことを言っておいて・・・ほんとは、航太のこと、好きになっちゃったんでしょう!?だから、あたしに黙って、こんなことしてたんだ!!」
紗耶香「紗耶香、それは違うわ!」
妙子「なによぉっ、なにが違うってのよ!!」
航太「妙・・・さ、紗耶香、隠れてこんなことしていたのは悪いと思ってる、でも全部が全部、紗耶香が思っているとおりなわけじゃないんだ」
妙子「航太、あんたさっき、あたしのこと、妙子おばさんって呼んでたでしょ」
航太「あっ・・・そ、それは」
妙子「今さっきだってそう。妙子おばさん・・・って言いかけてたわよね」
妙子は目から滝のような涙を流し、さらに顔に憤怒の表情を浮かべながら、両手の握り拳をわなわなと震わせている。
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by irekawari | 2007-09-02 23:51 | 女同士入れ替わり
母娘(おやこ)チェンジ!!
~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~
第5話







航太「それじゃ、教室に入るよ。さっきも言ったとおり、妙子おばさ・・じゃなかった、紗耶香の席は窓側の一番後ろだから」
紗耶香「うふふ、分かったわ」
航太と紗耶香は自分たちのクラスである1年C組の教室に入った。

航太「あ、宮城さん、おはよう」
ゆかり「お、おはよう桜葉くん」
航太は教室に入ると入口近くに宮城ゆかりが居たので、朝の挨拶した。
紗耶香「おはようございます、宮城さん」
紗耶香は相手の女子の名前を知らないが、航太が「宮城さん」と呼んでいるので、それに倣って「宮城さん」と呼び、さらに頭を深々と下げて会釈した。
ゆかり「ひぇっ?」
ゆかりは思わず悲鳴に近い声を挙げていた。
ゆかりと紗耶香は別に仲が良いわけではなく、しかも紗耶香は消極的でやや暗めの性格のゆかりを、どちらかといえば嫌っていた。直接「嫌い」と言われたわけではないが、ゆかりのほうも、藤崎紗耶香に嫌われているんだろうな、ということは感じていた。
それだけに、にこにこと聖母のようなおだやかな笑顔で朝の挨拶をしてくる紗耶香を見て、一瞬、夢か幻か、と思って驚いてしまっていた。
ゆかり「あっ、ご、ごめんなさい、藤崎さん、おはよう」
向こうが挨拶してきたので、ゆかりも慌てて挨拶を返した。
航太(やっぱりクラスのみんなも、今の紗耶香を見たら変に思うよな・・・これから大丈夫かな)
航太はさっそくクラスメイトに違和感を感じられていることを思うと、先行きが不安に思えてきた。



こうして妙子の、「藤崎紗耶香」としての学校生活1日目の授業が始まった。
幸い、今日の授業は体育や実験など特殊な授業はなく、教室で先生の話を聞いてノートをとっていればいいだけの授業ばかりだったので、特になんのトラブルもなく時間は過ぎていった。
クラスメイト達も、普段あれだけトゲトゲしかった紗耶香の性格がかなり穏やかで社交的なものになっていたことに戸惑いを覚える者もいたが、あえてそのことに対する疑問を紗耶香本人に問い詰めるような者もおわず、ましてや、紗耶香の中身が別人になっていることに気付く者も、もちろんいなかった。

昼休み、航太と紗耶香はは教室を出て、屋上で一緒に昼食をとることにした。
航太は先に購買に寄り、パンを2~3個買ってから屋上へ向かった。

航太「ふう、何人かびっくりしている人もいたけど、とりあえず午前中は何の問題もなく終わったね」
紗耶香「そうね、クラスの子たちも先生も、みんな優しそうな人ばかりでよかったわ」
航太「たしかに、うちのクラスはそんな問題児みたいな人はいないし、先生も普通に生徒から人気あると思うし、まだ紗耶香がうちのクラスだったのはラッキーだったかもね」

紗耶香「それにしても、航太くん、毎日購買でパン買って食べてるの?」
紗耶香が小首を傾げながら聞いてきた。
航太「うん、簡単な料理ならさすがに自分で作れるけど、毎朝自分の弁当作るのはめんどくさそうだし、パンで済ませちゃってますね」
紗耶香「だめよ、育ち盛りなんだから、もっとちゃんと栄養とらないと。そうだわ、明日からわたしが航太くんの分もお弁当作ってあげるわ」
航太「え、妙子おばさんが!?そ、それは嬉しいけど、なんか悪いな・・・」
紗耶香「ふふ、遠慮しなくていいのよ。紗耶香の分のお弁当はわたしが毎日作っていたから、1つ作るのも2つ作るのもほとんど同じよ」
航太「う、うーん、それじゃお願いしてもいいですか・・・?」
紗耶香「じゃ、これで決定ね。ふふ、それにしても、今のわたしが航太くんにお弁当作ってあげたら、まるで愛妻弁当作っているみたいね」
航太「え!?あ、愛妻・・・」
航太はその言葉の意味を考え、顔が真っ赤になった。
紗耶香「もちろんまだ紗耶香は航太くんの妻というわけじゃないけど、いずれはそうなるでしょう?そうだ、お弁当にはハートマークを入れたほうがいいかしら」
航太「い、いえ、普通でいいです、普通で」
航太は顔を真っ赤にしたまま首をぶんぶんと左右に振った。
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by irekawari | 2007-09-01 23:53 | 女同士入れ替わり
『THE IDOL CH@NGER』



早乙女ゆりあ 20歳
中野明菜 45歳




早乙女ゆりあはネットアイドルである。
最近ではネットアイドルランキングの上位に食い込んでくることもある。
彼女はコスプレが趣味だったので、コスプレをしての店頭イベント参加などが主な活動だったが、ネットアイドルとして人気が高まっていくにつれ、グラビア撮影など、他の仕事も増えていった。
さらにはCDも作り、歌手活動もするようになった。しかし元々歌手志望というわけではないゆりあは、歌だけは下手だった。しかしそこはそれ、見た目が可愛いのでファンの男達は下手でも彼女のCDを買い、コンサートが行われれば参加していた。
そして今日は、3回目のミニコンサートの日だった。

中野明菜、45歳。
若い頃はアイドルとして、テレビの歌番組にも毎回出るほどの人気だった。見た目が可愛かったのもあったが、明菜は歌が抜群に上手かったため、歌唱力の点も評価されて人気があった。
しかし、年をとるにつれ、彼女の人気は下降していった。
明菜は歌を歌うことしかできなかったため、なんでもできる人材が欲しい芸能界では、だんだん干されていった。
現在では、年に数回、地方でコンサートを開いている程度で、CDは何年かおきに1枚ぐらいしか出ていない。
しかし歌そのものは上手いので、明菜の歌を好きな固定ファンがいるため、コンサートを開けば収益を出すぐらいの人数は呼べるし、若い頃出したCDのベスト盤などは、今でも安定した人気で売れ続けている。
明菜は化粧でも隠しきれないぐらい年老いてきたため、絶頂期の頃を思い出しては、あの頃まで若返りたいと、常に思っていた。

早朝、ゆりあはコンサート会場へ行くため、地下鉄を利用していた。セーターに丈の短いコート、ミニスカート、ロングブーツという格好をしている。
偶然、歌手の中野明菜もゆりあと同じ地下鉄を利用しようとしていた。
まだ朝が早い上に休日のため、地下鉄構内に人はほとんどいない。ゆりあは階段の上から降りようとして、明菜は同じ階段の下から上に上ろうとして、それぞれ歩みを進めていた。
ゆりあは、コンサートに遅刻するというほどではないが皆と示し合わせた時間に間に合うか間に合わないか、といったギリギリの時間だったので、少し気が焦っていた。さらに今履いているブーツのヒールが高いこともあって、ゆりあはうっかり、階段を下りているときに足を滑らせてしまった。

ゆりあ「きゃあっ!」
明菜「え?」

前のめりに倒れたゆりあは、階段を上ってきていた明菜にぶつかり、そのままもつれるようにして、二人一緒に階段から転げ落ちてしまった。

明菜「う、うーん・・・いたたた」
ゆりあ「う・・・なにがあったの?」
明菜「おばさん、大丈夫だよね?ぶつかってごめんね、あたし急いでるから、それじゃね!」
ゆりあ「え?ちょ、ちょっと待って・・・」
明菜は目の前で倒れていたゆりあが、身体をなんとか起こそうとしているのと、大した外傷もみられないことから、相手のことをあまり気にせず、そのまま走り去ってしまった。
ゆりあ「もう・・・近頃の若い娘は、みんなああなのかしら・・・」
ゆりあは頭を押さえ、不満を漏らしながら立ち上がった。
立木「あれ?ゆりあちゃん、今から会場に行くところなの?」
ゆりあ「え?だ、誰ですか?」
立木「やだなあ、ゆりあちゃん、俺だよ、スタッフの立木だよ。名前忘れられてるなんて、傷つくなぁ」
ゆりあ「ゆ、ゆりあって私ですか?わ、私、中野明菜なんですけど」
立木「ぷっ、え、なにそれ、ゆりあちゃん、中野明菜のモノマネかなにか?いやー、朝っぱっからゆりあちゃんは最高だよ、ほんと」
ゆりあ「え?わ、私・・・」
ゆりあは改めて自分の身体をじっと眺めてみた。
ゆりあ「な、なに、この格好、この髪!肌もすべすべだし、なんか私、若返ってる!?」
立木「あはは、朝からゆりあちゃん、ジョークかましてくれるなんて、やっぱコンサート当日だからテンション高いのかな?まあとりあえず一緒に行こうよ、あんまり遅れたら、リハーサルする時間もないよ」
そう言うと、立木と名乗った男はゆりあの手をつかんで地下鉄のホームへ向かってスタスタと歩き出した。
ゆりあ「え?なにが、どうなってるの?」



明菜「きゃーーーーっっ、なにこれ、あたしじゃない!?」
明菜は地下鉄に乗る前、用を足すためにトイレに入った。用を足した後、洗面台の鏡で自分の顔を見たとき、彼女は大声をあげて驚愕した。
明菜「この顔、なんか知ってる・・・あ、あの歌手の中野明菜!?な、なんであたしが中野明菜になってるの!?」
明菜はさっきの階段での出来事を思い出していた。
明菜「階段から落ちて、相手の人をちょっとだけ見て・・・そういえばその人、なんかずいぶんあたしっぽかったような?なに・・・まさか、身体が入れ替わったっていうの!?そんな漫画みたいなことが!?どーすんのよ、こんなオバサン歌手になっちゃって!あたし、今日コンサートあるのよぉっ!!」
明菜はトイレから出て、さっきの階段に向かおうとしたら、突然、見知らぬ男に声をかけられた。
水原「あ、明菜さん早いですね。駅から出たところで待ち合わせの予定だったのに、もう来てるなんて」
明菜「だ、誰?おじさん」
水原「お、おじさんって・・・デビュー当時から明菜さんのマネージャーをやってる水原三郎ですよ。どうしたんですか?記憶喪失でもなっちゃったようなしゃべりかたして」
明菜「中野明菜のマネージャーさん!?ち、違うのよ、あたしは早乙女ゆりあ!中野明菜じゃないの!」
水原「へぇ、明菜さんがそんな今話題のネットアイドルのことを知ってるなんて、意外だなぁ。明菜さん、ネット嫌いとかいって見てなかったんじゃないですか?」
明菜「だからー、あたしがそのゆりあなんだって!」
水原「はいはい、なんでもいいですから、先方との待ち合わせに遅れないようにはしましょうね。今日は次のコンサートの会場を提供してくれたスポンサーさんの方に挨拶に行くんですから」
明菜「あ、挨拶?そんなの、あたしには関係ないわよ!」
水原「なに言ってるんですか、スポンサーさんをないがしろにしていたら、明菜さん、もうコンサートで歌歌えなくなっちゃいますよ?今まで文句も言わずにやってきたじゃないですか、これも仕事のひとつです。さあ、行きましょう」
水原は強引に明菜の手をつかむと、地下鉄の出口に向かって歩き出した。
明菜「は、離してよぉー!あたしは明菜じゃないってば!!」




ゆりあは立木に連れられ、今日ミニコンサートが行われる会場を目指していたが、運悪く乗っていた地下鉄が機械系統の故障で一時止まってしまうというトラブルに巻き込まれ、会場到着が遅れてしまった。
ゆりあと立木が会場に着いたとき、開場時間を30分ほど過ぎていた。
立木「みんなすまん!俺が選んだ電車が悪かったばかりに・・・」
スタッフ「気にするなよ、それよりお客さんがゆりあちゃんが来ないことでだいぶ興奮してるぞ、とにかく早く始めたほうがいい」
立木「よし、ゆりあちゃん、着いたばかりで悪いけど、さっそく準備してくれ」
ゆりあ「あ、あの、私・・・」
北条「ゆりあ、着替えの手伝いのメイクしたげるからこっち来て!」
ゆりあは女性スタッフに連れられ、更衣室に入った。


北条「衣装これね!汗かいてるようなら、ちゃんと消臭しといてね」
ゆりあ「え、あ、はい・・・」
ゆりあはわけもわからず、北条から衣装一式を受け取った。
ゆりあ「わ、可愛い」
いきなり別人になってしまってまだ混乱中のゆりあだったが、渡された衣装の可愛さに目を奪われてしまった。
まるで、自分・中野明菜がアイドルとして絶頂期だった頃に来ていた、「いかにもアイドル」という可愛い系の衣装だったからだ。そんな昔を懐かしむ気持ちもあり、戸惑いよりも、この衣装を着てみたいという思いが勝った。






後編に続く。


後書き。

『THE IDOL M@STER』 をパロったタイトルですが、話のほうは、『THE IDOL M@STER』 と何の関係もなかったりします(汗)。
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by irekawari | 2007-08-30 23:45 | 女同士入れ替わり
藤崎紗耶香(ふじさき さやか)・・・高校一年生。現在、妙子の魂が入っている。
藤崎妙子(ふじさき たえこ)・・・専業主婦。現在、紗耶香の魂が入っている。

桜葉航太(さくらば こうた)・・・高校一年生。一応、紗耶香の彼氏。

宮城ゆかり(みやぎ ゆかり)・・・紗耶香と航太のクラスメイト。





母娘(おやこ)チェンジ!!
~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~
第4話「恋のライバル!?宮城ゆかり登場」






航太「それにしても、身体が丸ごと入れ替わるなんて、普通じゃないですよ。このまま元に戻らなかったらどうしようとか、不安に思ったりはしないんですか?」
紗耶香「それは、少しは不安も感じてますよ。紗耶香も、態度や口に出したりはしないけど、きっとわたしと同じぐらいは不安を感じてるんじゃないかしら。でも、一度入れ替わったんだから、もう一度同じように入れ替わる・・・つまり元に戻ることも、けっして難しいことじゃないと思うの」
航太「ず、ずいぶん前向きな考えなんですね」
紗耶香「ふふふ、親なんてものを長年やっていたら、多少のことでは動じなくなるものなんですよ。そうだ航太くん、もし紗耶香とわたしが元に戻らないままだったら、紗耶香と別れる?自分の好きな子が34歳のオバサンになったら、普通は嫌いになっちゃうんじゃない?」
航太「そ、それは・・・」
紗耶香「・・・・・・・」
航太「ぼ、僕は・・・紗耶香がどんな姿をしていようと関係ない。ちょっと・・・いやかなり気が強くてワガママなところもあるけど、ぼ、僕はその・・・紗耶香のことが好きだから・・・ずっと一緒にいたいし、僕にできることなら、なんでもしたいと思ってる」
紗耶香「あらあら、ずいぶん頼もしいわね。これなら、紗耶香のことを安心して任せられるわね」
航太「え、あ・・・すみません、ずいぶん大きなこと言っちゃったけど、僕はほんとに何の取り柄もないし、ただの学生の身だし・・・」
紗耶香「そんなことないわ、航太くんはこんなに紗耶香のことを好きでいてくれているし、人を好きという気持ちがあれば、どんな障害でも乗り越えていけるって、おばさん信じているから。ふふっ、そうね、航太くんは男の子だから、もっと自分に自信を持ったほうがいいかもね」
航太「じ、自信か・・・が、頑張ってみます」
紗耶香「ふふふ、それにしてもさっきの航太くんの台詞、紗耶香に聞かせてあげたかったわ」
航太「え、僕の台詞って?」
紗耶香「紗耶香のことが好き、ずっと一緒にいたい、なんでもしたいと思ってる、のあたりよ」
航太「う、うわ」
航太は自分で言っておきながら、今頃になって、顔から火が出そうになるぐらい、顔を真っ赤にして恥ずかしがった。
紗耶香「ふふ、航太くん、紗耶香にあんまりそういう事言わないでしょう?今日帰ったら、紗耶香に直接さっきの台詞を言ってあげたら、あの子、きっと喜ぶわよ」
航太「えっとあのその・・・それはまた、機をみてということで・・・」
紗耶香「あらあら、女の子はいつでも、はっきりと言葉と態度で示してくれることを待っているものなんですよ?好き同士の二人だからこそ、航太くんのほうからガンガン攻めてあげないと!」
紗耶香は握り拳をつくってなにやら力説している。
航太「あ・・・ははは・・・ガンガンかぁ・・・あ、妙子おばさん、ほら、もうすぐ学校に着きますよ」
紗耶香「あ、ほんとですね、わあ、当たり前だけど、学生さんでいっぱいですね」
航太(うーん、妙子おばさん、紗耶香との仲を応援してくれるのは嬉しいけど、ちょっと、熱が入りすぎてるとこもあるよなぁ・・・)



ゆかり「あ・・・桜葉君・・・と藤崎さんだ」
航太と紗耶香が並んで正門から学校に入ろうとしている頃、校舎の2階になるとあるクラスから、一人の少女が窓越しに見下ろすようにして、校門付近の航太と紗耶香を見ていた。
ゆかり「あっ、今日は手をつないでいる・・・いつもは並んで歩いているだけなのに。そりゃ、恋人同士なんだから手ぐらいつなぐよね・・・私ったら、いつまで桜葉くんのこと思い続けてるんだろ」

宮城ゆかり。
航太と紗耶香のクラスメイトの、高校一年生の少女。
眼鏡に三つ編みで、平凡さを絵に書いたような少女である。実はゆかりは航太のことが好きで、航太が紗耶香と付き合うようになってからも、密かに航太のことを想い続けている。

ゆかり(いいなぁ、藤崎さん、桜葉くんと付き合うことができて。藤崎さん、性格はちょっとキツい感じだけど、明るいし、美人だし、スタイルいいし、スポーツ万能で頭もいいし、桜葉くんが好きになるのも当然かな。私も、藤崎さんみたいになれたらいいな・・・いっそのこと、藤崎さんと入れ替わることができたら・・・私は藤崎さんとして、桜葉くんと付き合うことができる・・・って、他人と入れ替わるなんて、そんな漫画みたいなことあるわけないわよね、私ったら、何言ってるんだろ)
ゆかりは現実に起こり得るはずのないことを妄想している自分に気がついて、自己嫌悪した。




続く。



後書き。

紗耶香や航太に名字をつけて、あと、サブタイトルもつけてみました。
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by irekawari | 2007-08-28 23:57 | 女同士入れ替わり
母娘(おやこ)チェンジ!!
~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~
第3話





妙子「分かった?ママにはできるだけ教えておいたけど、あんたもできるだけママをフォローするのよ!」
航太「う、うん、できるだけみんなに入れ替わりがバレないよう頑張るよ」
紗耶香「それじゃ、紗耶香も夕飯を作るの、お願いするわね」
妙子「う、うん、ま、任せといてよ、ママ」
航太「大丈夫?紗耶香、自信なさそうだけど・・・」
妙子「うっさいわね、航太!あたしはやるといったらやるの!」

紗耶香はふと部屋の壁にかけられている時計を見た。
紗耶香「もうすぐ、いつも紗耶香と航太くんが学校に行ってる時間ね。そろそろ家を出たほうがいいんじゃないかしら?」
航太「あ、ほんとだ」
紗耶香「航太くんはもう準備できていますか?」
航太「は、はい、僕のほうはいつでも」
航太は手に持っている鞄を掲げてみせた。
妙子「ママ、あたしの鞄持っていくの忘れてる!」
妙子が慌てて部屋の隅に置いてあった鞄を持ってきて、紗耶香に手渡した。
紗耶香「ありがとう。そうね、今はわたしがこれを持っていかないといけないのね。うふふ、学生鞄を持つのなんて何年ぶりかしら」
妙子「ママったら、懐かしがってる暇はないわよ、早く靴も履いて」
妙子が紗耶香の背中を押して、玄関へ行くよう促す。


紗耶香も航太も靴を履き、学生鞄を手に持って玄関を出て、いざ学校へ行く準備が出来たとき。

妙子「やっぱあたしもついてく!」
妙子がいきなり大声を出した。顔をやや紅潮させ、なにやら我慢できない、といった感じの表情を浮かべている。
航太「え・・・紗耶香、それはちょっと厳しいんじゃ・・・」
妙子「なによ航太、あたしと一緒に学校行くのがいやなの!?」
航太「ち、違うよ、でも紗耶香は今妙子おばさんの姿なんだから・・・」
紗耶香「ふふ、紗耶香、さすがに高校生にもなって親と一緒に登校するのは恥ずかしいんじゃないかしら?」
妙子「あ・・・そ、そうね、ちょっとみっともないかしら・・・」
航太(紗耶香って、相変わらず妙子おばさんの言うことはよく聞くんだなぁ・・・自分の母親なんだから当然なんだろうけど、僕への態度と違いすぎるよなぁ・・・)

紗耶香「それじゃ紗耶香、行ってきます」
航太「い、行ってくるよ」
妙子「ふん、さっさと行ってくれば?」
妙子は家の門の前で腕組みをし、足を広げて立ち、不機嫌そうな顔で航太を睨みつけながら見送りをした。

妙子「なによ、あたしと一緒に居られないんだから、もっと悲しそうな顔しろっての!」
妙子はぶつぶつ文句を言いながら、ドシドシと足音を響かせるようにして玄関の中へ入っていった。



紗耶香と航太の家から高校までは、歩いて30分ぐらい。近すぎず遠すぎず、程良い距離である。
朝の登校時間なので、紗耶香や航太と同じ制服を着た学生の姿も、パラパラと見える。
紗耶香と航太は横に並んで一緒に学校へ向かって歩いていた。

紗耶香「ふふふ、大変なことになっちゃいましたね、航太くん」
航太「そ・・・そうかな、紗耶香はともかく、妙子おばさんを見ていたら大変そうに見えないんだけど」
紗耶香「あら、そう見えますか?わたしも内心、けっこうドキドキしているんですよ」
紗耶香の特徴であるツインテールの髪を揺らしながら航太に向かってにっこりと満面の笑みを浮かべ、なおかつ、終始おっとりした口調でしゃべっている紗耶香・・・の中の妙子おばさんを見ていると、とてもそんな内心ドキドキしているように見えない。
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by irekawari | 2007-08-27 23:52 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第6回

ドロシー「ん~、なんか威勢のいいのがいるねぇ、こっからはあたしが相手してやるよ」
雫「ふっ、そんな鈍重そうな身体で、あたしのスピードについてこられるのかい?」
ドロシー「うおっ!?」
雫「な、なんだ?」
月読「どうしたのよ、ドロシー」
ドロシー「エキドナ、エキドナ、こいつ気に入った!!」
月読「気に入った?・・・あぁ、そういうこと。あんなガサツそうで男みたいなのがいいの?あんたの守備範囲は広すぎて好みが分かんないわ」
ドロシー「ああいうのもあたしは好きなんだよ。こんな島国にゃロクなのいないと思ってたから、あたしはあの蟲(むし)持ってきてないよ。エキドナ、あんたあの蟲いっぱい持ってきてるんだろ?1つあたしに貸してよ」
月読「交換蟲の事?アタシも、部下が入れ替わるときに使ってその後全部消滅させちゃったから、残ってないわよ」
ドロシー「えー!?1つぐらい残しといてよー!」
月読「知らないわよ、こんな辺鄙な山奥で、あんたの好みの身体がみつかるなんて思ってないんだから。そんなに気に入ったのなら、生け捕ってアジトに持って帰ってから入れ替われば?」
ドロシー「よし!じゃあそうする!」

雫「ふっ、このあたしの身体を気に入るなんて、なかなかいい目をしてるじゃないか。でも、あたしは月読様と違っておとなしく捕まったりはしないぜ!そこの肥えたねーちゃん、あんたはその肥えた身体のまま永遠におねんねしていな!」

侍女「エキドナ様!ご無事ですか!?」
そのとき、寝室の中に侍女達が数人入ってきた。皆、エキドナの部下が身体を入れ替えられた者ばかりだ。
月読「あんた達、遅いわよ。もっとキビキビ動きなさい」
侍女「も、申し訳ございません。エキドナ様のお召し物がそのままになっていたので、持ってきました」
月読「そういや服着てなかったわね、このままでも別にいいけど、せっかくだから着ておこうかしら。向こうで着替えるから、そのまま持ってきなさい」
侍女「ははっ」
月読「それじゃ、アタシは先に失礼するわ。ドロシー、そいつの足止めお願いね」
ドロシー「りょーかい、後は任せな」
雫「待てよ、あたしがこのままてめえを行かせると思うのか!?」
雫は、部屋から出て行こうとしている月読に向かって飛びかかった。

ドロシー「はい♪」
雫「なにっ!?」
ドロシーが、まるで瞬間移動かと見紛うほどのスピードで雫と月読の直線上の間に入り、右の手刀を勢いよく振り下ろした。
雫「ぐあっ!!」
手刀を背中にまともにくらい、雫は轟音と共に畳に叩きつけられた。
ドロシー「せーの」
雫「!」
雫は素早く身を起こし、後方に飛び退く。直前に雫が倒れていた場所に、全体重をかけたドロシーの右足が振り下ろされ、そこだけ畳が大きく沈み込んだ。
ドロシー「あんたの相手はあたしだよ?」
月読「じゃあね~」
月読は片手を挙げてひらひらと振りながら、雫のほうを振り向きもせず、侍女を引き連れながら寝室を出て行った。
雫「ちぃっ、このままじゃ月読様の身体を持ち逃げされちまう!しかしこいつ、こんな巨体でなんてスピードで動きやがるんだ・・・」
ドロシー「へっへ~、もう絶望した?そういう悔しがってる表情もいいねえ~、ますます気に入ったよその身体!次はあたしがその身体使うんだから、あんまり傷つけさせないでよ」
雫「誰があたしの身体使うってぇ!?こいつはあたしの身体だ!それに、あんまり調子にのるんじゃねぇ!!」
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by irekawari | 2007-08-25 23:53 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第5回

封魔の一族の里にある神殿を、ドーム状のオレンジ色の膜が覆っている。
弥生「ふう、これで良し。これで誰も神殿内に入って来られないし、誰も神殿内から出ることは出来ないわ」
雫の妹・弥生は神殿の入り口の門の内側で封印の結界を張り終わり、月読の護衛のためにまた本殿内に戻ろうとしているところだった。
弥生「早く戻って、月読様をお守りしないと・・・」
弥生は片手に持っていた、封印結界の起動と解除を兼ねた1枚の札を懐にしまいこもうとしていた。

弥生「きゃあっ!!!」

突然、耳をつんざくような大音響がして、弥生が手に持っていた封印結界用の札が青い炎を上げて燃え尽き、それと同時に神殿を覆っていた封印結界が一瞬にして崩壊、消滅した。
弥生「そ、そんな、私が張った結界が一撃で破られるなんて・・・ま、また誰か侵入してきたの!?」
弥生は消し炭となった手の中の札を見た後、結界が無くなって青い空が見える上空を見上げながら驚愕の表情を浮かべていたが、すぐに気をとりなおし、懐からまた新しい札を取り出した。

弥生は手で印を組み、札に霊力を集中させ、また新たな結界で神殿を覆った。
弥生「また破られるかもしれないけど・・・とりあえず結界は張っておかないと困るし。誰かが侵入してきたのなら、月読様が狙われるかも!うう・・・お姉ちゃんがいないと不安だけど、私だってやればできるんだから!」
弥生は心の中を不安を振り払うように顔をぶんぶんを左右に振った後、意を決したように前を向いて、全速力で本殿に向かって駆けだした。




月読「たいそうな口聞いてくれちゃって。それでアタシを追いつめたつもりかしら?」
月読は肩にかかっていた長い髪を手でさっと払いのけると、胸の下で腕組みをし、背をのけ反らせ、左足を右足より一歩前に出し、足を交差させるようにして雫と対峙した。
月読は顔も少し後ろにのけ反らせ、切れ長の目を細めて、見下すような視線を雫に向けている。
雫「あたしをそこに居た下半身直結野郎と同じように考えていたら、痛い目見るよ」
雫は少し腰を落とし、格闘の構えをとった。
月読「ふん、アタシは今あんたらの頭領である月読の身体だってことも忘れてないだろうねぇ?」
月読は腕組みしていた腕を解き、右手で自分の右の乳房を掴み、雫に見せつけるようにぎゅっぎゅっと揉んでみせた。
月読「アタシを傷つけるってことは月読の身体を傷つけるってことになるんだよ?それでも、アタシに手を出そうってのかい?」
雫「へっ、用は月読様の身体を傷つけなきゃいいんだろ?相手を無傷で捕らえることぐらい、あたしにとっちゃ朝飯前なんだよ!」
雫は台詞を全部言い終わらないうちに、月読の懐に飛び込んできていた。
雫「一撃でおねんねしな!!」
月読「くっ!!」
轟音がし、月読が居た背後の壁が崩れ、大穴が開いていた。
月読は間一髪で雫の攻撃をかわしたが、避けたときの体勢が悪く、思わず畳に倒れ込んでしまう。
雫「へっ、海の向こうのガイジンさんにしちゃあ、いい反応だな!でもそれもここまでさ!」
月読「くっ」
月読はうつぶせになっていた身体を回転して尻餅をついた体勢に直したが、雫はもう次の動作に入ろうとしている。
月読の背後には壁があり、今から起きあがって雫の攻撃から身をかわすのは不可能だ。
雫「月読様の身体を取り戻した後は、あたしの拳で昇天させてやるから、安心しな!」
雫の第二撃が月読の身体に向けて放たれようとしていた。

月読「っ!!」
雫「なんだ!?」

雫の攻撃が月読に届こうとしていたとき、突如天井が崩れ、上空からなにか巨大な物体が降ってきた。
雫はあやうくその巨大な物体の下敷きになりかけたが、空中で素早く身を捻り直撃だけは避けたが、巨大な物体が畳に激突した衝撃で、軽く部屋の反対側の壁まで吹き飛ばされた。
雫「つあっ!な、なんだ!?ひ・・・人か!?」

ドロシー「エキドナ~、なんだか大ピンチそうじゃない、助けにきてやったわよ、げふっ」
天井を突き破って落下してきたのは、なんと人間の女性だった。しかしその身体は異様に太っていて、ぱっと見は日本の相撲取りのように見える。
月読「ドロシー、遅いわよ。もう少し遅かったら、せっかく奪ったこの身体が無駄になるところだったわ」
ドロシー「なによ、んぐんぐ、せっかく助けてあげたんだから、んがんが、礼くらい言いなさいよ、むごむご」
月読「ドロシー、あんたねぇ、いつでもどこでもお菓子食べる癖やめなさいって言ってるでしょ。せっかくスマートな娘の身体を奪っても、そんだけ食べてたらまた肥満になっちゃうじゃない」
ドロシー「もぐもぐ、菓子食うのはあたしの生き甲斐なんだから、ほっといてよ」
月読「まあ、アタシとしては仕事をちゃんとやってくれるなら、あんたの見た目はどうでもいいけどね。まあ、たしかにアタシを助けてくれたんだから、礼は言っとくわ、ありがと」
ドロシー「うーん、やっぱり九州しょうゆ味にしとけばよかったかな、んがんが」
月読「人が礼を言ってるんだから聞きなさいよ!」

雫「話を聞いてると、そっちのデブのねーちゃんもあんたの仲間みたいだな、一人が二人に増えたって、あたしの敵じゃないぜ!みんなまとめて昇天させてやるよ!」
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by irekawari | 2007-08-22 23:50 | 女同士入れ替わり

朱雀王 第4回

朱雀「月読様、以前からずっとお慕い申し上げておりました!好きです!俺と結婚してください!!」
朱雀は極めて真面目な口調・表情で、月読の耳元で彼女に思いを告げた。自分は全裸のまま、同じく全裸の月読を背後から抱き締め、さらに月読の胸をぎゅっと揉みしだきながら。
朱雀は真面目に自分の思いを伝えているのだが、朱雀と月読の間の微妙な感情など知る由もないエキドナにとっては、そんなことを急に言われてもワケが分からない。
月読「ひ、人の胸を揉みながら言うようなことか、それは!?ええい、早くこの汚らわしい手を離せ、朱雀!!」
月読は手足をじたばたさせて朱雀から逃げ出そうとしているが、なかなか上手くいかない。朱雀を殴り飛ばすなりしたいところだが、元々手や足は後ろを向くようにはできていないため、背後をとっている朱雀に大して思うように攻撃できない。さらに月読の身体は胸が人一倍感じやすいのか、月読はこんな状況ながらも快感を感じてしまい、身体に力が入らない。
朱雀「俺のことを名前で、呼び捨てで呼んでくださるのですか!?つまり二人の間には身分の違いも障害もなにもない、つまり月読様も俺のことを愛してくださっているのですねーーーっっ!!くぅーーーっ、生きててよかった・・・!!」
朱雀は一人感極まりながらも、月読の胸を揉む手だけは動かし続けている。
月読「そんなこと言っとらんだろーーー!??人の話を聞けーーーーーっっ!!」
朱雀「月読様、このまま二人で愛の逃避行といきましょう!!大丈夫、俺が必ず月読様を養ってみせます!!」
月読「養わんでいいっ!!いいから離せ!!」
朱雀「その前に、二人で愛を確かめ合いましょう!!身体と身体で!!ちょうどここには布団もありますし!!」
朱雀は月読に背後から抱き締めたまま、腰をさらに密着させた。
月読「ひっ!?」
月読の引き締まった形のいいお尻に、朱雀の屹立したままの肉棒が押し当てられる。
月読(や、ヤられる・・・!?このアタシが、顔に傷つけられただけでなく、同じ男に、いいようにされてしまうだと・・・!?)
月読「ええい離せ!愛し合っているというのなら、もっとアタシに優しくしろ!!まずは身体を離せ!!」
月読は、朱雀にまともになにか言っても聞かなそうなので、違う方向から攻めてみることにした。
しかし朱雀は、月読の「優しくしろ!」の部分だけを、都合よく聞き取った。
朱雀「分かりました!!俺の全身全霊を持って、月読様の全てを愛します!!」
月読「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

朱雀は月読の後頭部に顔を近づけ、そのまま月読の耳たぶを口ではむっと、くわえる程度に噛んだ。
月読「ひあっ!?」
それだけで、抵抗のため強張っていた月読の身体が一気にヘナヘナと弛緩する。
月読(くあっ、な、なんなんだ、月読の身体、感じる場所だらけじゃないか・・・)
月読は唇を噛みながら、体中をかけめぐる快感に耐える。
朱雀はそのまま、月読の耳たぶのいろんな箇所を、何度も噛んだ後、不意に耳から首筋にかけて息をふっと吹きかけてみた。
月読「ひあっ!?やっ、ああぁぁん」
月読(はっ、あ、アタシが喘いでいる!?このアタシが、東洋の島国の下衆男なんかに・・・!)
殺したいほどに憎んでいた男に、抱かれ、責められ、しかも感じてしまっている。プライドを傷つけられた月読は怒りと羞恥心により顔を真っ赤にしている。その白い肌には、玉のような汗が浮かび始めていた。

月読(魔女と呼ばれたこのアタシが・・・こんなところで・・・!せめて魔力が使えたら・・・そうだ、力を暴走させればこいつをひるませるぐらいはでき・・・る・・・が・・・いかん、頭の芯が・・・とろけるようだ・・・意識の集中が・・・できない・・・)
月読は朱雀に愛撫されているだけで、既に意識が朦朧としてきていた。
一見、ひょろっとしているくせに、意外に筋肉がついていて引き締まっている朱雀の胸板の感触を背中に感じる、その感触さえ、心地よく感じ始めていた、そのとき。



突然、朱雀と月読のいる寝室の入口の障子が、轟音と共にはじき飛ばされ、朱雀達がいる布団のすぐ近くの畳の上に落下する。
障子がきれいさっぱり無くなった寝室の入口では、短く切りそろえられた髪に動きやすい服装をした少女が、部屋の中に拳を突き出した格好のまま、立っていた。
その少女は、月読の身体を奪ったエキドナを探しにきた、雫だった。

月読「はぁっ、はぁっ」
月読は突然の乱入者のほうに顔を向けるが、息を荒げているだけで声が出ない。目の焦点もまだきちんと合っていない感じだ。
朱雀「げ・・・雫!?」
雫「おい朱雀・・・牢屋に閉じこめておいたお前が、なんで月読様の身体を奪った奴を背後から犯そうとしてるんだ!?」
朱雀「な、なんだよ奪うとかなんとかって。そ、それに俺と月読様は愛し合ってるんだ!!月読様も、俺のことを好きだと言ってくれたんですよね?」
月読「・・・・・」
月読は息を荒げてうつむいているだけで、なにも答えない。
朱雀「あ、あれ!?月読様、どうしたんですか!?俺達の愛は!?」
雫「お前と月読様が愛し合うなんて、天地がひっくり返ってもあるわけないだろ!!」
雫はそう叫びながら朱雀へ向かって超低空のジャンプをし、畳に左足を着け、右の拳を大きく振りかぶった。
朱雀「ま、待てし・・・」
雫「成敗!!」

ズドゴォォォォン!!

雫の振り抜いた右の拳が朱雀の頬にクリーンヒット、上から物凄い勢いで力を加えられた朱雀は畳を突き破って地面に叩きつけられた。
部屋の中央で畳の一部が陥没し、土煙や埃がもうもうと舞っている。

雫「しばらく反省していろ!」
雫は手をパンパンと叩いて、手の埃を払うような仕草をした。

月読「貴様・・・アタシの部下じゃないね?ここの敷地内にいた奴らは全員アタシの部下と入れ替えた後始末した筈だけど」
いつの間にか月読は寝室の壁際まで後退して、壁にもたれかかるようにして立っていた。相変わらず裸のままなので、乳房や股間の秘所などが丸見えのままである。
月読はさっき雫が朱雀に殴りかかったとき、朱雀の腕の力がゆるまったのを感じ、素早く身を起こして、畳と床板にぽっかり穴が開くほどの衝撃から逃げおおせていた。

雫「あたしはちょうど外に出かけていて、襲われなかったんだよ。さあ、もう逃げられないよ、おとなしく月読様の身体を返してもらおうか」
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by irekawari | 2007-08-21 23:54 | 女同士入れ替わり