白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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カテゴリ:男と女の入れ替わり小説( 127 )

地面に降り立ったモリガンは、地面に体を半分めり込ませて倒れている巨大パンダを見上げた。
モリガン「それにしても何だったのかしら、こいつ。明らかに普通のパンダじゃないし。まいっか、少しはスッキリできたし。暇つぶしに、また人間界にでも行ってこようかしら」
巨大パンダにすっかり興味を無くしたモリガンが、背中の翼を広げて飛び立とうとした、そのとき。
モリガン「なに、あれ」
モリガンは巨大パンダの頭部になにか小さいものが生えているのをみつけた。
モリガン「そういえば戦っている最中も、こいつの頭になにか生えてるな、とは思っていたのよね。なにかしら、あれ」
モリガンが、倒れて白目を向いて完全に生命活動を停止したであろう巨大パンダの頭部を見上げると、頭のてっぺんに、ピンク色の細長い筒みたいなものが生えているのが確認できた。
モリガン「なにあれ、たんこぶ?・・・にしては変な形よね」
モリガンは翼をはためかせ、軽く小ジャンプをして、巨大パンダの頭の頂点付近で空中で器用に静止した。

モリガン「うげっ、なにこれ、気持ち悪い」
パンダの頭から生えているピンク色のものを見て、モリガンは口元を手でおさえ、思わず顔をしかめた。
そのピンク色の物体は全長40センチほど、太さは15センチぐらいで、細長い棒のような形状をしている。さらにその先端は丸まっていて、つくしの先端みたいになっている。巨大パンダの頭部と比べると、まるで豆粒ぐらいの大きさしかない。
そしてその棒みたいなものにはなんと目と口がついていた。目は真ん丸で、目は一応開いているが焦点が合っていないのか、どこを見ているのかすら分からない。口はむちゃくちゃ分厚いタラコ唇になっていて、中途半端にダランと開いている。
モリガン「あー、気持ち悪い。変なもの見ちゃったわ。こんな生物、魔界でも人間界でも見たことないわね、新種かしら」
モリガンは相当長く生きているので、いろんな生物を見てきているが、このピンク色の物体は初めて見るらしい。
モリガン「気持ち悪いから、消し炭にしちゃおっと。ソウル・・・」
モリガンは実力行使で、この変な生き物を文字通り目の前から消してしまおうとした。
ソウルフィストの構えをとるモリガン。その拳が光に覆われていく、そのとき。
ピンク色の物体はカサカサに乾燥した後、ボロボロになって崩れ落ちてしまった。
モリガン「あ、あら?」
自分が攻撃しようとしていた対象が無くなってしまったモリガンはソウルフィストを撃つのをやめ、ボロボロに崩れた残骸が残る地面のそばに着地した。
モリガン「なによ、今から私が消し炭にしてあげようと思ったのに。自分から勝手にボロボロになって崩れるなんて、よく分からないけど寿命だったのかしら。まいっか、こんな変なのに私が手を下すのもなんかいやだわ」
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by irekawari | 2008-02-09 23:50 | 男と女の入れ替わり小説
魔王と魔王の妻の入れ替わり



魔王グラド
魔王妃セリーヌ

魔王子シリウス

セリーヌの元恋人・キルシュ








魔界の王・魔王グラドは人間界に侵攻。
グラドは手始めにサドルート国を乗っ取り、ここを人間界侵攻の本拠地とした。
さらにグラドは人間界侵攻とはまた別に、単身世界中を回り、自らの妃とするべく人間の若い娘を数人攫い、自分の国へ連れ帰った。グラドは集めた数人の女性の中から最終的に一人を選び、その娘と結婚した。それは相手の娘の意思など一切受け入れない、魔王の力づくによる一方的な行動だった。
娘の名はセリーヌ。彼女は普通の人間で、とりたてて何か特別な能力を持っているわけではないが、生まれつき髪が真っ白で、さらに瞳が赤かった。
セリーヌは美しくさらに優しい心の持ち主だったが、その普通の人ならざる外見のため、人々から迫害を受けてきた。
そのため、セリーヌが魔王に攫われたときも、彼女を心配する者はほとんどいなかった。逆に、以前から魔界の住民と通じていたとか、あの外見は元々魔界の民であったからとか、迫害を受けた腹いせに自ら進んで魔王の妻になった等、事実無根なことを人々は噂し合ってさえいた。

魔王グラドが人間界に侵攻して10数年。
魔王軍の力は強大だったが、人間たちの必死の抵抗もあり、いまだに魔王の支配する土地は全世界の3分の1ほどだった。
魔王グラドはセリーヌを攫ってすぐに彼女の純潔を奪い、自分の子供を孕ませた。
グラドとセリーヌの間には男の子が生まれ、シリウスと名づけられた。

しかし魔王にとってセリーヌに子供を生ませたのはほとんど余興みたいなものであり、グラドはシリウスに対して親らしいことは全くしなかった。寿命の長い魔王は現在でも力は全盛期のそれであり、自らが衰えたから子に後を継がせるとか、そういう意味も全くなかった。
魔王はシリウスのことをほとんど「物」みたいにしか扱っていなかった。

しかし母親であるセリーヌは人間と魔族のハーフであるシリウスに愛情を持って接し、幼いころはほとんどつきっきりで育て上げた。
粗暴を絵に描いたような魔王ではなく、セリーヌの母の愛によって育てられたシリウスは、まっすぐな性格に育ち、「人の痛み」というものも分かるほどの思慮分別のある者へと成長していた。




そして現在、シリウスは14歳。
セリーヌが魔王の妻となった日から14年が経った。15だったセリーヌも29歳となり、すっかり大人の女性になっていた。

セリーヌは魔王グラドとは普段は別居していて、呼ばれれば魔王の元へ赴いていく、ということをしている。
そしてここはセリーヌが普段住居として使っている建物である。
そこへ、セリーヌの息子・人間と魔族のハーフであるシリウスが訪ねてきていた。

シリウス「母上、またあいつに暴力を振るわれたのですか!?」
セリーヌ「シリウス、自分の父をあいつなどと言ってはいけませんよ」
シリウス「あいつはあいつですよ!あんな奴、父親でもなんでもない!母上だって、あの男には不満を持っているでしょう!?何度も言っていますが、私と一緒にここを抜け出しましょう!」

シリウスは父である魔王グラドが嫌いだった。むしろ憎んでさえいた。当然だ、生まれたときから親として愛情を注がれたことなど皆無だったからだ。シリウスにとってグラドは、幼いころから数回しか会っていない上に、たまに会っても特に理由もなく殴られた、そんな記憶しかない。そのような者に、いい感情を持ちえるはずがない。

セリーヌ「シリウス、私も何度も言っていますが、私はあの人の元を離れるつもりはありませんよ。あなたももう親離れをする年頃でしょう、あなたが行きたいところがあるのなら、私は止めはしません。あの人は・・・元からあんな人だから、あの人もあなたを止めたりはしないでしょう。私のことは気にせず、自由な世界に旅立ちなさい」
シリウス「・・・理解できません!あんなケダモノのような男の何がいいのです?・・・今日こそははっきり言わせていただきますが、あの男は母上を性奴隷としてしか思っていないのですよ!?」
セリーヌ「・・・・・・」
シリウス「それだけでも許せないですが、その上日常的に暴力を振るう!母上の体だって、あちこち痣だらけじゃないですか!その上、子の私には一切の愛情を示さない!まあ、私はまだ幸せです。母上の愛情をもらってここまで育つことができましたから、母上には感謝しきれないほど感謝しています。母上の愛情をもらわなければ、私もあの男のような心のない者になっていたかもしれません。でも、母上はどうです!?魔王の妻とは名ばかりで、四六時中監視のついた軟禁生活。たまにあの男に呼び出されれば、欲望のはけ口にされる!母上には、全く幸せがないじゃないですか!」
シリウスは日ごろ感じていた不満をここぞとばかりに一気に爆発させた。
しかしセリーヌは、息子の抗議をそれほど気にした風でもなく、静かにうつむき気味に顔を左右にふり、やんわりと否定の態度を示した。
セリーヌ「そうね、たしかにあの人は粗野で粗暴で、人をためらいもなく殺します。・・・あなたにはずいぶん辛い思いをさせましたね。父親の愛情を、あなたに与えてあげることができなかった・・・」
シリウス「いりませんよ、あんな奴の愛情なんか!あんな奴、いつか私が滅ぼしてやります!」
セリーヌ「シリウス、あの人は、同じ人間であるはずの周りの人から迫害されてきた私を受け入れてくれて、さらに私を必要としてくれたのですよ。たとえそれが、ただの欲望のはけ口でしかないとしても。人間の世界で、普通の人間たちと一緒に暮らしていたときは、もっと辛かった。あの人は私に、まともな生活を与えてくれた」
シリウス「母上!」
セリーヌ「シリウス、誤解しないでね。私は別に、いい暮らしができるようになったから、ここを離れないわけじゃないのよ。私はあの人の、心の支えになってあげたいの」
シリウス「あんな奴の!どこに心があるっていうんです!まともな心のある奴が、自分の妻を陵辱したり暴力振るったりなんかしないでしょう!」
セリーヌ「・・・あの人はね、寂しいのよ」
シリウス「・・・寂しい?あんな奴に、そんな普通の人間らしい心があるわけがない!」
セリーヌ「あの人は絶対的な力を持つがゆえに生まれながらにして孤独だった・・・私もずっとひとりだったから、あの人の気持ちが・・・なんとなくだけど分かるのよ。ああ、この人は、寂しいんだなって。周りとの接し方を知らないから、力に訴えるしかできないけど・・・。私はあの人の心の隙間を埋めてあげたい。支えになってあげたい。あの人と一緒になって十数年、まだそれはできていないけど・・・私が生きている間は、あの人の傍に居てあげたいの。・・・私のことは大丈夫よ、たまに辛いときもあるけど、長いこと一緒にいるうちに、もう慣れちゃったから。だから、私のことは気にせず、あなたはあなたの進みたい道を行きなさい」

シリウス「・・・本当にそれが母上の本心ですか?」
セリーヌ「そうですよ、嘘偽りのない、今の私の気持ちです」
シリウス「・・・なら、キルシュという人間の男のことは?」
セリーヌ「!」
今までシリウスのどんな抗議にも動じなかったセリーヌが、その名前を聞いて、ほんの少しだが、初めて動揺した素振りを見せた。
セリーヌ「・・・どこでその名前を?シリウスには話したことはなかったはずですが」
シリウス「私は何度も人間の国へ行っていますからね。母上の生まれた里にも行ったことがあります。そこで聞きました。母上はあいつに攫われる前、キルシュという人間の男とは将来を誓い合う仲だった。そのキルシュという男がどんな人物なのかは詳しく分からなかったけど・・・人間だけど母上の外見を気にしたりしない、すばらしい男だったんでしょう。母上は、そのキルシュという男のことが忘れられないのでは?あの魔王に無理矢理従わされているから、そのキルシュという男のことも無理矢理忘れ去ろうとしているだけなんじゃないですか?」
セリーヌ「・・・キルシュは・・・死んだって聞いたわ。人間が組織した魔王征伐軍の中に居たらしいけど・・・戦の最中に命を落としたって・・・」
シリウス「風の噂でしょう!ひょっとしたら生きているかもしれない!遺体を見たわけじゃないんなら、まだ生きているかもしれないんだ!そのキルシュって人が生きていたら・・・その人の元へ帰りたいでしょう?」
セリーヌ「・・・シリウス。もう時間が経ちすぎているのよ。たとえキルシュが生きていたとしても・・・キルシュとのことはもう過去。今の私は魔王グラドの妻。そして今の私は、グラドの傍に居てあげたい」
シリウス「どうあってもお考えは変わらないのですか・・・」
セリーヌはただ静かにうなずき、肯定した。
シリウス「分かりました。でも私もまだあきらめませんから、また来ますね。それと、そう遠くない日にあの男を討ち取ります。私も諸国を旅して、あの男に対抗できるほどの力を身につけてきているつもりですから。母上の夫を殺すことになりますが・・・そのときは止めないでくださいね」
シリウスは母に向かって一礼すると、踵を返してセリーヌの住居から出て行った。
後に残されたセリーヌは沈んだ表情で、はぁと一息、重いため息をついた。
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by irekawari | 2008-02-02 23:47 | 男と女の入れ替わり小説

妖精と入れ替わり

妖精入れ替わり





屈強の男剣士シドウ
村娘ルシア
妖精サニー




シドウの幼馴染みルシアは魔王復活のための生け贄の一人として選ばれ、魔王の部下達にさらわれてしまった。
シドウはルシアの母親から娘を助けてほしいと頼まれ、ルシアを取り戻す旅に出た。
元々屈強の戦士だったシドウは途中遭遇するような魔物には苦戦することもなく、順調に旅を進めていた。
そんなあるとき、シドウは魔物に食べられそうになっている、身長20センチほどの小さな妖精を助ける。
妖精の名はサニー。女性。
サニーはシドウのことを気に入り、シドウの旅に無理矢理同行した。シドウはよくしゃべってやかましい妖精を最初はうっとおしがっていたが、どんなに無視してもサニーは後をついてきたので、今は彼女が同行することはあきらめてしまっている。
妖精のサニーは非力ながらも簡単な幻惑や回復の魔法を使えるので、戦闘面でもサニーの存在は、多少なりとも役に立っていた。


シドウがサニーと二人?旅をするようになって一月が過ぎた頃。
シドウはついに魔王の城への入る方法をみつけていた。魔王の城は通常の移動方法では入ることが出来ず、空間移動の術を使って入らなければいけない。
しかし各地にある移動ポイントは魔族の厳重な警備がしかれており、いかにシドウといえど楽には突破できない。
そこで、人間でも空間移動の研究をしているというスクエア氏に会い、話を聞くと、既に空間移動の理論は完成しているらしい。あとは移動のためのエネルギー源だけだ。それには強大な魔力を秘めたルーンストーンが最適だという。
スクエア氏にルーンストーンを持ってくることを約束し、シドウとサニーはルーンストーン探しの旅に出た。

そしてさらに数日。
ついにルーンストーンの在処をつきとめたシドウだったが、それは少しばかりやっかいなところにあった。




サニー「シドウ、ホントにこんな細い穴の中にあるの?」
シドウの肩に腰かけている妖精のサニーが、すぐ横のシドウの顔に向かって話かける。
シドウ「そうだ。この装置も、この先にあると告げている」
シドウは特にサニーのほうを見ようともせず、口だけで返事をした。シドウの手にはなにやら機械のようなものが握られており、その機械の中央付近が、チカチカと点滅を繰り返している。これは、スクエア氏が貸してくれた、ルーンストーン発見器だ。ルーンストーンが近くにあると、点滅をしてその存在を知らせてくれる。

サニー「って、こんな細い穴じゃ、シドウが入れないじゃない」
シドウ「そうだな。今対処法を考えてる」
シドウとサニーの目の前には大きな岩盤があって、その岩の隙間に、シドウの拳より少し大きいぐらいの穴がぽっかり開いている。
サニー「シドウのその剣で、いつものようにグワシャーーーン!と壊しちゃえば?」
シドウ「この一帯は岩とはいってもほとんど金属に近い特殊な物質でできている。俺の剣はおろか、大賢者クラスの魔法でも受け付けないだろう」
サニー「だろうって、なに冷静に言ってるのよ!ルシアっていう幼なじみの人助けるためにここまで来たんでしょ!もうちょっと焦るとかしたら?」
サニーはシドウの肩から飛び立ち、背中の羽を羽ばたかせてシドウの顔の真正面あたりにふわふわ浮いたまま、手足をぶんぶん振って大声と身振りで懸命に抗議する。
シドウ「だから、今対処法を考えている」
しかし、小うるさい妖精に目の前で騒がれても、シドウは顔色ひとつ変えず、実に素っ気なく返事を返した。
サニー「はぁーあ、まあ、シドウが熱くなったりしない性格だってのは知ってるから、いまさらどうこう言わないけど」
サニーは両腕を広げて、「あきらめた」というジェスチャーをする。その後、なにかひらめいたのか、サニーは左の手のひらに右の拳をポンと当てて、身を乗り出すようにシドウの顔のほうへ体を接近させる。
サニー「あっそうだ、ねえねえ、ルシアのことはあきらめて、あたしと一緒になろ!そんで、あたしの里に来てよ!パパやママにシドウこと紹介したいし!あたしの里は異種族もけっこういるから、人間のシドウが来てもきっと大丈夫だって!」
シドウ「さて、どうしたものか・・・」
シドウは、サニーの熱っぽい愛の告白?もまるで聞こえていなかったかのように、ひとり考えにふけっている。
サニー「無視しないでよも~、シドウったら冷たいんだから~!」
サニーはまたシドウに怒りの抗議をした・・・が、どうせ通用しないとあきらめ、ため息を吐いた。
サニー「仕方ないわね、たまにはあたしも役に立つってところを見せてあげるわ!」
シドウ「・・・なにか考えがあるのか?」
サニー「あたしがルーンストーンを取ってきてあげる!あたしの小さい身体なら、この岩を壊したりしなくても中に入れるでしょ?」
シドウ「しかし・・・大丈夫か?見たところ、穴も深そうだ。中に何も居ないとも限らないぞ」
サニー「だーいじょーぶだって!あたしだって妖精のはしくれなんだから、なにが居てもあたしの魔法でチャッチャとやっつけてやるわよ!」
サニーは右拳で自分の胸をドンとたたき、自信満々そうに胸を張って身体を反らせた。

サニー「じゃあ行ってくるね!」
シドウ「・・・無理はするなよ」
サニーはシドウに背をみせて飛びつつ、手だけを振り返して、ルーンストーンがあると思われる穴に飛び込んでいった。

サニー「ふふん、ここはあたしのいいところを見せておいて、恩を売っておくのもいいわね。今はまだルシアって人が大切みたいだけど、いつかあたしのほうを振り向かせてみせるんだから・・・」
サニーは胸に明るい希望を描きつつ、ほとんど明かりのない穴の中を奥へ奥へと進んでいった。



サニーが穴に入って30秒ほど経った頃・・・
サニー「いやあああああああああああああ!!!!」
絶叫をあげながらサニーが穴から飛び出してきた。

シドウ「早かったな」
サニー「早かったな、じゃないわよぅ!居た、居たのよアイツが!!」
サニーはシドウの防具の胸のあたりにしがみついて、体をガクガク震わせ、なにやらおびえている。
シドウ「居たって何だ?ルーンストーンがあったということか?」
サニー「ルーンストーンもあったけど・・・その前に、居たのよアイツが!でっかいヘビが!!」


シドウ「・・・なにかと思ったらヘビか」
なにか凶悪な魔物でもいたのかと思ったシドウは、やや落胆した表情で、自分の胸にしがみついている妖精を見た。
サニー「ヘビか、じゃないわよぅ!!あたしはヘビが大っきらいなのよーーーっ!!ヌルヌルしてるわ、ウネウネ動くわ、気持ち悪いの固まりじゃない!それに小さい頃、あたしヘビに頭から食べられそうになったことがあって・・・もう、とにかく全部がダメなのよーーーっっっ!!」
シドウ「・・・ダメと言われても、今穴に入れるのはサニーだけだからな、入ってもらわないと困る」
サニー「ひっどーーーい!シドウったら、あたしに死ねって言うなんて!」
シドウ「・・・そんなこと言ってないだろう」
サニー「同じことよーーーーーっっ!!ヘビに立ち向かえってぐらいなら、あたし死んだほうがまし!」
シドウ「・・・ふう」
ただでさえ甲高い声のサニーに、こんな至近距離で喚かれて、シドウはかなり辟易としていた。
サニー「そんなにヘビが平気なのなら、シドウが行ってくればいいじゃない!」
シドウ「俺はあの穴には入れない」
サニー「もーーーーーっ、人間って不便ね、シドウがあたしぐらい小さければいいのに・・・って」
さっきまできゃんきゃん喚いていたサニーが、急におとなしくなり、なにやらはっとした表情を浮かべている。


サニー「あそっか、その方法があったわね」

またもやサニーが、左の手のひらに右の拳をポンと音が鳴るほどにたたいてみせた。
シドウ「ヘビを退治するいい方法がうかんだのか?」
サニー「へへーん、違いまーす。シドウはヘビが平気なんだから、やっぱりシドウに行ってもらうことにしたの!」
シドウ「俺はあの穴に入れないぞ」
シドウはちらりと、岩盤の隙間に出来た細い穴を見る。あの小ささでは、シドウの頭さえ通すことはできないだろう。
サニー「だから、シドウにはあたしになってもらうの」
シドウ「・・・?」
シドウはサニーの言っていることの意味が分からず、少しだけ首をかしげてみせた。

サニーは羽を羽ばたかせ、再びシドウの顔の真正面あたりまで飛び上がり、その場でふわふわと滞空している。


サニー「これ使うのは初めてだけど、まあ大丈夫よね。シドウ、あたしの目を見てて」
シドウ「・・・」
よく分からないが、シドウはとりあえず言われたまま、自分の十分の一ほどの大きさしかない体躯のサニーの、その髪の色と同じ薄い茶色の瞳をのぞき込むようにして見た。


サニー「いくわよー、チェーーーーーーーーーーーーーーーンジ!!!!」


シドウ「・・・は」
シドウはなにかを言いかけたが、それを言い終わる前に、シドウの体全体が光に覆われ、一瞬、なにも身動きすることができなくなった。
見ると、シドウの目の前に浮かんでいるサニーもまた、シドウが包まれているのと同じ色の光に、全身を包まれていた。
シドウとサニー、2人を包んでいる光は大きくなり、やがて2つの光は合わさって大きな一つの光となり、一瞬、光が爆発したようにまばゆい光を放つと、次の瞬間にはもう、シドウとサニーを包んでいた光は消えてなくなっていた。



サニー「・・・お」
宙を飛んでいたサニーは急に背中の羽を羽ばたかせているのを止めた。当然、重力に従い、体は真下に落下する。
サニー「おおおおおおおおおおお!?」
サニーは大声をあげながら、ただただ、地面に向かって落下している。あと50センチほどで地面に激突する、そのとき。
シドウ「おっと」
ぱしっ
シドウは腰をかがめ、両手を差し出して、手のひらでサニーの20センチほどしかない小さな身体を受け止めた。
シドウ「あぶないわね、羽を羽ばたかせるのをやめたら、そりゃ落ちるに決まってるでしょ」
どちらかというと強面、な顔つきのシドウが、急に女性のようななよなよした口調でしゃべった。
サニー「・・・え、お、俺がいる・・・!?」
シドウの手のひらの中のサニーは茶色の長い髪をなびかせながら身を起こし、自分の遙か上方にある(サニーから見れば)巨大なシドウの顔を見て、目を見開いて驚いてみせた。
シドウ「あそっか、あたしが飛んでいるときに入れ替わったら、今度はシドウが浮いたままになっちゃうわね。あはは、ごめんねー、地面に降りているときに入れ替わるべきだったかな」
サニー「・・・おい、俺の目の前にいる俺は、ひょっとしてサニーなのか?」
シドウ「お、さっすがシドウ、理解が早いなぁ」
サニー「・・・この状況と、お前のその口調でだいたい分かる。・・・いったい俺になにをした?」

シドウ「あたしとシドウの身体を入れ替えたの!あたしになったシドウはちっちゃいんだから、穴に入ってルーンストーンを取ってこれるでしょ?シドウなら、ヘビも平気だし」
サニー「・・・その考えはよく分かった。ならせめて、事をする前に言ってくれ」
シドウ「だって前もって言ってたら、シドウ、絶対いやだって言うのでしょ?」
サニー「いやだと言うな」
シドウ「ほらほら!まあ無理矢理だったけど、結果オーライじゃない?いやー、この入れ替わりの魔法使うの初めてだったけど、成功してよかったなー」
サニー「おい、さっきもそんなこと言ってたが・・・使ったこともない魔法を俺にかけたのか?」
シドウ「人間に使うのは初めてなの!仲間うちでなら何度かやったことあるし。それにしても、シドウったらあたしの身体になったってのに反応薄くてつまんないよー。ちっちゃくなって驚いたーとか、うお!こんなに胸があるとか言って、胸揉むとかしてくれてもいいのにー」
サニー「・・・と言われてもな・・・」





後書き。

妖精の名前は「東方三月精」という漫画作品に出てくる妖精「サニーミルク」から拝借しています。
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by irekawari | 2008-01-23 23:54 | 男と女の入れ替わり小説
水無月悠姫(みなづき ゆうひ)
古橋京子(ふるはし きょうこ)

伊藤吉次郎(いとう きちじろう)


悠姫「ちょっ、まっ、やめてよ吉次郎、もし誰か来たら・・・」
京子「へーきだって、放課後だし、こんな校舎の外れの教室にわざわざ来る奴なんていないって。それに俺、今は古橋京子であって吉次郎じゃねーから、吉次郎って呼ばれても返事はできねーなー」
悠姫「なに屁理屈言ってんのよこのバカ吉!」
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私の名前は水無月悠姫。
この聖林高校に通う高校一年生。
今、私は人気の無い放課後のとある教室で、同級生でクラスメイトで親友の古橋京子に押し倒されていた。
京子はもちろん女である。私にレズの気はない。もちろん京子にもそんな趣味はない。
じゃあなぜ私が女の京子に押し倒されているかというと・・・今の京子の身体には男の魂が入っているからだ。


高校に入って半年、私にもようやく彼氏ができた。わりとチャランポランですぐエッチを求めてくるような男だけど、まあ一途に私を愛してくれているし、とりあえず今はずっと付き合っていたいと思っていたりする。
彼氏の名は伊藤吉次郎。
その吉次郎が、3日前、親友の京子と一緒に学校の階段から転げ落ちた。京子がうっかり足を滑らせたところを、運良く通りかかった吉次郎が助けたらしい。半階分転げ落ちてしまったしいけど、吉次郎の助け方が良かったからか、二人とも大した怪我はなかった。けど、強く頭を打ったのか、二人は数時間ぐらい、意識を失っていた。
そして二人の目が覚めたとき・・・吉次郎と京子の身体は入れ替わってしまっていた。

目が覚めるまで傍で付き添っていた私もかなりびっくりした。
なにせ、いきなり吉次郎が女言葉でしゃべりだして、京子が男言葉でしゃべりだしたからだ。
人の精神が入れ替わってしまうのって、漫画とかで見たことあるけど、まさかそんなことが実際に起こるなんて。
まあ、一番パニックになっていたのは京子だけど。数時間ぐらい泣き続けていたような。まあ、吉次郎は別に顔がハンサムというわけでもないし、女子に好かれるようなタイプじゃないから、そんな男の身体になってしまったら、そりゃー泣きたくなる気持ちも分からないこともないけど、その男の彼女である私としては、そこまで泣かれるとちょっと複雑な気持ちだったり。
二人は保健室で休んでいて、二人が目を覚ましたとき、運良く保健の先生は席を外していた。なので、二人が入れ替わったことは他の誰にも知られていない。


とりあえず二人は元に戻るまでお互いになりすまして生活することになった。
3日前から今日まで、吉次郎は京子として、京子は吉次郎として、お互い性も立場も入れ替えた生活をしている。
京子も最初は見ていられないぐらい落ち込んでいたけど、私はできるだけ励ましてあげた・・・つもり。そんな私の励ましが効いたのか効いてないのかはよく分からないけど、まあ、以前のように普通に話ができるぐらいまでにはなった。
で、京子の身体になった吉次郎はというと・・・なんと、女の身体になったにもかかわらず、私に身体を求めてきた。といってもキスぐらいしかされていないけど。
私にレズの趣味はないってはっきり言ったら、「俺は自分の身体が男であろうと女であろうと、悠姫のことを愛している。だからキスしたい」と面と向かって言い返された。
親友の京子の顔と声でそんなこと言われても格好良さは半減だけど、そこまではっきり好きだと言われたらそりゃまあ、悪い気もしないわけで。身体を勝手に使われている京子には悪いけど、それ以来、京子の身体の吉次郎は何度か私を抱き締めたりキスしたりしている。



で、今この瞬間にまで至る。
悠姫「うひゃあっ!?」
私は突然股間い強い刺激を感じ、思わず大きい声を出してしまった。
股間を何度も撫でるような感触。
こ、これは・・・
私は視線を下半身のほうに向けると、京子が・・・いや吉次郎が私のスカートをめくりあげ、露わになったパンツの上から私の股間を指でいじくりまわしている。
京子「なにぼーっとしてたのかなー?目の前にこんな素敵な彼氏がいるというのに」
京子は・・・いや吉次郎は・・・あーもうややこしい。見た目に分かりやすいから、体のほうで呼ぶことにする。京子は私の股間を弄びながら、唇を重ねてきた。
今、私は机の上に寝かされている。その上に、京子が覆い被さってきている。私の顔に、あまり長くない京子の黒髪がパサリと垂れる。京子のサラサラした髪が頬をなでる感触が気持ちいい。
さらに、唇に伝わってくる、やわらかく暖かい感触。
まずい。気持ちいい。
このままではひじょうにまずい。

私は首をひねって、むりやり京子の接吻から逃れた。
悠姫「はぁ、はぁ、ふぅあ・・・はぁっ、や、やめてったら、何度も言うけど、それは京子の身体なんだってば」
京子「えー、だって、俺と古橋、一生入れ替わったままかもしれないし、レズだなんだと気にしてたら、一生悠姫のこと抱けないじゃないか。だいじょうぶだって、女同士だったら、子供ができる心配もないし」
悠姫「そ、そーゆー問題じゃなーーーい!」
私は思わず叫んでしまった。
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by irekawari | 2008-01-11 23:53 | 男と女の入れ替わり小説
神楽坂穂波
武藤圭一

蛇塚




お嬢様学校に通う16歳の少女・神楽坂穂波は「財団」という組織に狙われていた。
財団の人間曰く、穂波には「世界を変える力」があるという。
財団は穂波を誘拐しようと、今までにも何度か刺客を送り込んできたが、穂波付きの執事・武藤圭一によって全て退けられていた。

そして、財団からまた新たな刺客が送り込まれた。その男の名は蛇塚。
蛇塚は武藤と穂波を分断させ、穂波がひとりになったところを狙い、誘拐した。

穂波は財団本部に送られる前、一旦財団所有のアジトに連れて行かれた。

穂波「蛇塚といいましたね。早く、私をここから帰しなさい!」
蛇塚「それはできまへんなぁ。お嬢はんには財団に来てもろうて、いろいろ役に立ってもらえへんと」
蛇塚という男は名前のとおり、蛇のような冷血な顔つきをしていた。目は糸目で、ほとんど瞳が見えない。
武藤「そうはさせるか!」
そこへ、穂波の行方を追っていた穂波の執事・武藤がアジトに乗り込んできた。
穂波「武藤!よく来てくれました」
武藤「お嬢様!ご無事でしたか!って、な、なんて格好してるんですかお嬢様!?」
穂波はほとんど下着が丸見えの、シースルーの白のドレスを着せられていた。
穂波「これは・・・着替え中のところを無理矢理襲われて、その後あの男に与えられた服がこれだったのです!し、仕方ないでしょう」
穂波は顔を赤らめながら叫んだ。
蛇塚「へぇ~、ここをみつけだすなんて、あんさんなかなかやるな」
武藤「お前が今度の刺客か。お嬢様は返してもらう!」
蛇塚「蛇塚いいまんねん。ワイのこの剣を受け切れますかな?」
蛇塚は刀身の細いレイピアと呼ばれる剣を取り出し、武藤に斬りかかってきた。
武藤「剣使いか・・・俺もなにか持ってくるんだったかな・・・だが、お嬢様を守るため、俺は負けん!」
武藤は拳を構え、蛇塚に向かっていった。

武藤「これでどうだ!」
武藤の必殺の拳が蛇塚に炸裂する。
蛇塚「ぐぁっ!」
蛇塚の体が飛んでいったほうには、穂波が居た。
穂波「え?きゃ、きゃああああ!」
武藤「お嬢様!?し、しまった!」
蛇塚の体はいきおいよく穂波の体にあたり、その勢いで、近くにあった階段からもつれるように一緒に転がり落ちてしまった。
武藤「お、お嬢様ーーー!」
階段の下には穂波と蛇塚が倒れていた。蛇塚は気絶しているようだが、穂波はすぐに気がついたのか、地面に手をついて体を起こしている。
武藤「お嬢様、お怪我はないですか!?」
武藤は慌てて階段を下り、穂波に近寄ろうとした。
ビュン!
武藤「ぐっ!?」
階段を下りていた武藤は、いきなりなにかで足を切りつけられた。
たまらず、転がるように階段から落ちる武藤。
武藤「ぐぁっ!!な、なんだ!?蛇塚は気絶していたはず・・・」
地面に倒れた武藤は、そばにいるはずの穂波のほうを見た。

穂波「ふぅ~、こりゃおもろいことになりましたなぁ」
武藤が見上げると、立ち上がった穂波がレイピアを持ったままこちらを見下ろしている。
そのレイピアは蛇塚が使っていたもので、刀身には血がしたたりおちている。
武藤「お、お嬢様!?な、なにを・・・」
穂波「ワイはお嬢様やないで。蛇塚や」
武藤「え!?お、お嬢様、ご冗談はやめてください!」
蛇塚「う、うーん・・・・」
蛇塚も気がついたのか、体を起こして武藤と穂波を見た。
蛇塚「え!?わ、私がいるわ!」
武藤「な、なんだって!?へ、蛇塚・・・まさかそっちにいるのは・・・」
穂波「そのとおり、そっちのワイが穂波お嬢様になっているわけやな。なんでかしらんけど、階段から落ちたショックでワイとお嬢様が入れ替わったみたいやな」
武藤「そ、そんなバカな・・・!」
蛇塚「わ、私と蛇塚の身体が入れ替わってしまったなんて・・・」

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穂波はレイピアの剣先を、地面に倒れたままの武藤の首もとに突きつけた。
穂波「ふふふ、ここであんさんを殺してもええけど、ワイも『神楽坂穂波を確保する』という目的は果たせたからな。殺すのはやめといたるわ。財団が欲しいのはあくまで神楽坂穂波の身体であって、中身までは別にいらへんからな。まさかワイ自身が神楽坂穂波になるなんて思わななんだけどな。まあ、計画に支障はないわ。それじゃ、もう会うこともないやろ。そこのお嬢さん、ワイの身体、大事に使ったってや」
そう言って穂波はレイピアを鞘に収め、シースルーのドレスのスカートの裾を揺らしながらアジトから出て行った。
蛇塚「武藤、どうしよう、私、私・・・」
蛇のような顔つきの蛇塚が、目から涙を流して悲痛な表情を浮かべている。
武藤「全部俺の責任です・・・お嬢様の身体は俺が取り戻します!くそっ、動け、俺の足!」
武藤はまだ血か吹き出している足の痛みをこらえながら、懸命に立ち上がり、穂波が出て行った後を追いかけはじめた。
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by irekawari | 2008-01-10 07:01 | 男と女の入れ替わり小説
メイドと坊ちゃんの入れ替わり


大河内叶絵
冬葉
四条院貴明





政財界に多くの著名人を輩出し、地位も名誉も金もある四条院家の気楽な三男坊・貴明は、とある一人のメイドに呼び出されていた。
貴明「こんな人気の無いところに呼び出して、野外プレイがお好みなのかい?どうせならやーらかいベッドの上のほうがいいんだが、たまにはこういうプレイも悪くないな」
そう言って貴明は長髪でいかにもプレイボーイといった風情の顔をニヤつかせながら、自分を呼び出した張本人・目の前の、メイド服に身を包んだ女に手を伸ばした。
パシッ
しかし、そのメイド服の女は無下もなく、貴明の伸ばしてきた手を払いのける。
冬葉「勘違いしないでください。私はそんなことのために貴方を呼び出したのではありません」
貴明「ふーん、この俺に向かってそんな口たたくなんて、威勢のいいメイドさんだな。まあ、イヤっつっても無理矢理いただくけど。その前に、俺に話があるなら、とりあえず聞いてやろうじゃないの」
冬葉「・・・私の主人、大河内叶絵様のことです」
貴明「大河内?・・・あーあー、あの、落ちぶれてるとこのお嬢さんか。そんなの抱いてやったこともあったな。そういや思い出したが、あんたあのお嬢さんのとこのメイドかい」
冬葉「・・・お嬢様は貴方を真剣に愛していました。いえ、今でも愛しています。貴方はたしかに一度、叶絵お嬢様の愛を受け入れ、お嬢様をお抱きになられた。・・・それなのになぜ、お嬢様をお捨てになったのです」
貴明「捨てたって、人聞きが悪いなぁ、遊んでやったんじゃないか。俺んとこより家柄が2つも3つどころか5つぐらい落ちるようなとこの生娘に、いい夢見させてやったんじゃないか。逆にお礼を言ってほしいぐらいだぜ」
冬葉「・・・よく分かりました、貴方が最低の人間だということが」
貴明「なんとでも言ってくれよ、貧乏人のタワゴトなんか聞き飽きてるからサ。そんじゃまあ、このオレサマを馬鹿にしてくれたメイドさんに、きついお仕置きしてやらないとな」
貴明は冬葉の非難に全く耳を貸さず、欲望丸出しの眼差しで冬葉の胸元に手をかけ、メイド服を勢いよくひきちぎった。
胸元が露わになり、冬葉のDカップはあろう豊満なバストがたぷんと揺れる。
貴明「おー、いいカラダしてんじゃん。顔も美人だし、1回だけなら抱いてやってもいいぜ。あんたもお嬢様がどうたらとか言ってるけど、どうせ俺の金が目当てなんだろ。ほれ」
そう言うと貴明は冬葉の腰を抱き寄せながら、内の胸ポケットから札束を取り出し、無造作に地面に投げ捨てた。
その札束の厚みは、数センチはある。
貴明「事が済んだら、それ持ってとっとと帰れよ」
貴明は端正な顔に似合わないニヤついた笑みを浮かべ、眼前の冬葉の顎を手でつかみながら吐き捨てるように言った。
冬葉「・・・分かりました。貴方ぐらい最低な人間なら、私も罪悪感を感じなくてすみます」
貴明「おしゃべりな女は嫌いだぜ。どうせわめくなら、色っぽい喘ぎ声をあげてくれよ」
冬葉「女の喘ぎ声がご所望なら、後でご自分で気の済むまであげてください」
貴明「なに言ってるんだお前?頭弱いのか?」
冬葉「貴方のカラダ、もらいます」
冬葉の瞳が一瞬、紅く煌めいたかと思うと次の瞬間、冬葉のほうから貴明に唇を重ねていた。







・・・な、なんだ、俺は・・・たしか気を失って・・・
そうだ、たしかあの大河内家の貧乏お嬢様のメイドを抱こうとして・・・逆にキスされて・・・
一瞬だけど目が赤く光っていたような・・・
・・・あれは幻か?
ここはどこなんだ・・・
真っ暗でなにも見えない・・・

意識はあるが周りが真っ暗でなにも見えない。
そのとき、突然貴明の目の前に光があらわれた。
「うわっ、ま、まぶしい」
思わず手でその光をさえぎる。
「な、なんだこれ・・・窓?いや、テレビのモニターかなにかか?」
貴明の目の前に出現した光は、ちょうど畳1枚分ぐらいの、横長の長方形の形をしていた。
最初はまぶしくてそのモニターに映るものがはっきり見えなかったが、目が慣れてくるにつれ、そのモニターに人が2人映っていることが分かってきた。
「な、なんだこれ・・・裸の・・・男と女?」
さらに、気が動転していてすぐに気付かなかったが、どこからか、そのモニターに映る映像のものらしい、音声も聞こえてきた。
『あ、あの・・・そこは・・・恥ずかしいです・・・』
『可愛いね叶絵は・・・君の全てを、俺に見せてくれ』
モニターに映る男女のものと思われる、2つの声が聞こえてくる。
映像もはっきりと見えてきた。裸の男女は、どうやらセックスの最中らしい。

「ん・・・おい、ちょっと待て、これに映ってるのって・・・それに、この声・・・」
ただぼんやり映像と音声を聞いていた貴明だったが、すぐにそれが自分のよく知っているものと同じだということに気付く。

「お、俺だ!この顔、この声!俺そっくりじゃないか!」
思わずモニターを指さす貴明。
そこでようやく貴明は、「自分」の異変に気付く。
「な、なんだこれ、俺、こんな服着てたか・・・?」
モニターを指さしている自分の右腕を見ると、黒い長袖の服を着ている。袖口からは、手首を覆うように白いフリルが出ている。まるで女の服のように。
「なんだぁ?誰が着せたんだ、こんな趣味の悪い服・・・うわぁっ!?」
右腕からさらに自分の体全体に視線を移した貴明は、もっと驚いた。
屋敷の使用人が着ているようなメイド服を、自分が着ている。それだけなら単なる女装だが、驚くべきことはまだあった。
「む、む、胸がある!?」
メイド服は前がはだけていて、豊満な胸が半分以上露出していた。
思わず両手でぎゅっと鷲掴みにしてみる。
「うわっ、や、やわらかい・・・ってまさか本物かよ!?それにこの手・・・すべすべだし・・・か、髪も長い!?」
胸以外の、体中のあちこちを触る貴明。肌は雪のように白く、なめらか。貴明は元々男としては長髪気味だったが、今の自分の髪は、さらに長い。しかも色も違う。
顔も、両手でベタベタと触ってみる。鏡がないからよく分からないが、たぶんこの顔も「違っている」。あごのあたりを触ってみても、ひげそりの後のザラザラした感触がない。
今や貴明の体は、体中が違和感の塊になっている。
「この声も・・・俺はこんな高い声じゃない・・・それに、この声、このメイド服・・・覚えがあるぞ・・・そうだ、あの女だ、あの大河内家のメイドだ!ま、まさかと思うが、い、今の俺って」
貴明は、メイド服のスカートの上から自分の股間を押さえた。そこに、男にあるはずのモノの感触は、一切感じられない。
股間から手を離し、貴明は、いや大河内家のメイド・冬葉は、頭をかかえて叫んだ。
冬葉「お、お、俺は、あのメイドに、女になってる!?ど、どうなってるんだよ一体!?」
混乱する冬葉をよそに、モニターの中の裸の男女は変わらず情事を続けている。
冬葉「じゃ、じゃあ、このモニターに映っている俺は誰なんだ!?ビデオか、録画した映像なのかこれは!?」
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『はぁっ、はぁっ、はぁっ、貴明さま、もっと強く・・・私を抱いてください・・・』
『かわい叶絵・・・愛しているよ。・・・結婚しよう、ずっと俺と一緒に居てほしい』



叶絵「嬉しい・・・私、もう貴明さまに見捨てられたかと思っていたから、本当に夢みたい。私も、貴明さまのことを愛しています。ずっと、傍に居させてください」
貴明「ずっと・・・そばにいますよ、お嬢様。たとえこの身が他人のものになっても・・・」
叶絵「はぁっ、はぁっ・・・えっ、今貴明さま、なんて言いました?」
貴明「ん、なんでもないよ、叶絵。俺たちはずっと一緒だ」





完。
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by irekawari | 2008-01-06 23:52 | 男と女の入れ替わり小説
「憧れの先輩の身体で耳掃除!!」の続編。






七宮つむぎ(しちのみや つむぎ)
七宮秋香(しちのみや あきか)

黒川達哉(くろかわ たつや)




高校三年生の七宮つむぎと、高校一年生の黒川達哉は、ある日階段から一緒に転げ落ちて、身体が入れ替わってしまった。
入れ替わってから一週間が経った。
すっかり、憧れの先輩の七宮つむぎの身体に慣れた、つむぎの身体の中の黒川達哉。
自室でくつろいでいると、「そういえば先輩の身体でまだ耳掃除していないな」と気付く達哉。






憧れの先輩の身体で、耳掃除をする。
当然、耳の中の耳くそを自分の目で見ることになる。
校内一の美人で、男子生徒憧れの的である、つむぎ先輩の耳くそなんて、おそらく誰も見たことがない。親しい友人でさえ、耳掃除しているところを見たりすることはないだろう。
でも、今は自分がつむぎ先輩だから、いくらでも見ることができる。
憧れの先輩といえど、人間だから、おしっこもすれば、うんこも出す。当然、耳の中には耳くそも溜まる。
清楚可憐な七宮先輩の身体から、そんな汚いものが出てくる。そんな光景は、おそらく世界中の誰も見たことがない。自分だけ。自分だけが、先輩の汚い部分も知っている。
つむぎの身体の中の達哉の心に、背徳めいた感情がわき、次第に興奮してくる。

つむぎ「よし、耳掃除してやるぞ・・・」
つむぎは机の上の綿棒の箱の中から綿棒を1本取り出し、耳の中に入れようとしたが・・・
つむぎ「うーん、待てよ・・・自分ひとりでやっても、なんかちょっと盛り上がらないなぁ・・・耳掃除ってそれだけでも気持いいけど、もっと気持ちよくなるには・・・やっぱ、誰かにやってもらうのが一番だよなぁ」
つむぎは持っていた綿棒をまた箱の中に戻し、椅子に座って腕を組んで、考え込み始めた。

つむぎ「そうだ!先輩のお袋!・・・じゃない、先輩のお母さん!先輩のお母さん、先輩に似ておっとりしてるし、先輩と仲良さそうだし、娘の頼みとあれば、案外あっさりとOKしてくれるかも・・・ものは試しだ、ちょっと言ってみようかな」
つむぎは、一階にいるであろう、母親の姿を頭の中に思い起こす。母親の名前は、七宮秋香。ここ一週間、ずっと一緒に住んでいるが、いつもニコニコしていて、怒っているところなど、1回も見たことがない。
つむぎ「先輩のお母さんなら、大丈夫そうだな・・・あんまり遅くなっても迷惑だし、善は急げだ!さっそく、行ってみよう」
つむぎはパジャマ姿のまま、とりあえず綿棒の箱を手に持って、1階への階段を下りていった。



秋香「耳掃除?いいわよ」
つむぎ「え・・・ほんとにいいんですの?」
秋香「ふふ、どうしたのつむぎ、お母さんに耳掃除してほしいから、そんなこと言ってきたんでしょ?」
秋香はにっこりと、穏やかな笑みを浮かべながらこちらに向かって話かけてくる。
その穏やかな表情と優しい声音だけで、心が安らいでくる。
つむぎ(う・・・やべぇ、先輩のお母さん、めちゃめちゃ素敵だ・・・大人の包容力っていうか・・・憧れるなぁ)
つむぎ「う、うん、そうですけど、わたしぐらいの年の子が母親に耳掃除お願いするのって、恥ずかしいことだって思われるんじゃないかと思いまして」
秋香「ふふふ、そうね、ちょっと子供っぽいお願いかもね」
つむぎ「う・・・やっぱり」
秋香「でもね、最近つむぎも大人になってきて、だんだん親から独り立ちしていっているみたいで、ちょっと寂しかったの。娘の成長を喜ぶべきなんでしょうけど・・・たまに、こうして昔みたいに甘えてきてくれると、親としてはやっぱり嬉しいのよ」
つむぎ「そ、そうだったんだ」
つむぎ(ふーん、母親の心理ってそんなものなのかな。でも先輩って今でも十分子供っぽいところあると思うけど)
つむぎ「えへへ、それじゃお母さん、お願いしますね」
つむぎは秋香に綿棒の箱を渡そうとした。
秋香「あら、綿棒でやるの?たしか、耳かきもまだあったと思うわよ。あなた、耳かきのほうが好きだったでしょ?」
つむぎ「え?あるんですの、耳かきなんて」
秋香「ちゃんと残ってると思うわよ。ちょっと待っててね、探してくるから」
つむぎ(俺も、耳かき派なんだよなぁ。でもいつの間にかどこかいっちゃって、つい綿棒ばかり使ってたなぁ。美人のお母さんに耳かきで耳掃除してもらえる!俺って、めっちゃついてるんじゃね!?)





つむぎ(うおおおおおおお!めちゃめちゃ柔らけええええええ!)

耳かきをみつけてきた秋香は、また居間に戻ってきた。
まず大きめのソファーに秋香が腰かけ、その膝の上に、つむぎが頭を乗せて寝転がる。
つむぎは、母親の秋香の膝枕のやわらかさに、心の中で感動の叫び声をあげていた。

秋香「ふふ、つむぎ、うつむいていたら耳掃除できないわ」
つむぎ「あ、ごめんなさい」
秋香「それじゃ、左からしましょうか」
つむぎ「う、うん。左・・・ね」
つむぎは秋香の膝の上で自分の頭を回転させ、左の耳が上に向くようにした。
秋香「んー、どれどれ・・・」
秋香は少し腰をかがめてつむぎの耳の中をのぞきこんだ。
秋香「あら、けっこう溜まっているわね。ふふ、だめよつむぎ、女の子なんだから、見えないところも綺麗にしておかないと」
つむぎ「う、うん、そうですね」
つむぎは声は平静を装っていたが、心の中では激しく興奮していた。なんだか、頬もやや赤くなっている。
つむぎ(うおおおお!も、もうすぐ俺の、いや先輩の耳の中に・・・先輩のお母さんの耳かきが・・・)
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秋香「それじゃ、いくわね」
つむぎ(うおっしゃあああ、来てくれぇぇぇぇ!)
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by irekawari | 2007-10-19 02:45 | 男と女の入れ替わり小説
リーゼ王女
ナタリア王妃

ミュゼット

魔王アクヴァル
魔王の下僕エクスシア




魔王アクヴァルは配下の魔物を率いて人間達を攻撃していたが、人間達の反撃にあい、魔王軍は次第に劣勢になっていく。
自分の城に追いつめられたアクヴァルは人間達の動きを牽制するため、若干12歳のリーゼ王女を誘拐した。
リーゼ王女を人質に取られたことで、魔王の城に攻め込めなくなった人間達。
しかし、勇壮果敢なことで名高い女騎士ミュゼットが単身城に乗り込み、魔王を急襲した。

ミュゼット「魔王よ、年貢の納め時だ、覚悟しろ!」
アクヴァル「お、おのれ、我はまだ死なん。こうなったら・・・」
魔王アクヴァルは傷ついた身体で逃げ出した。魔王の逃げ道を確保するように、配下の魔物がミュゼットの前に立ちはだかる。
ミュゼット「待て、魔王!くそっ、ザコに用はない、そこをどけ!」
ミュゼットは配下の魔物を切り倒していくが、いかんせん数が多く、なかなか魔王の後を追えない。

アクヴァル「この身体はもうだめだ。新しい身体に移るとしよう。くくく、それならばあの者の身体がいい・・・」
アクヴァルは傷ついた身体で逃げながら、ひとりつぶやいていた。

魔王アクヴァルはリーゼ王女を閉じこめている独房までやってきた。
アクヴァル「くくく、お前が人質以外で役に立つときが来た」
リーゼ「きゃあっ、近寄らないで!・・・魔王が、怪我をしている!?誰か助けが来てくれたのね!」
アクヴァル「くくく、お前はここで消える。お前のその身体だけ、俺がもらうことにする」
リーゼ「わ、私の身体・・・?なにをするつもりなの!?」
アクヴァルは突然ズボンを脱ぎ、下半身を露出させた。
股間のおちんちんが、猛々しく天に向かってそびえ立っていた。竿も、竿の下についている金玉も、全てが巨大だ。先っぽからは透明な液があふれ出している。
リーゼ「い、いやあああああああああ!」
アクヴァル「くくく、安心しろ、お前を犯したりはしない。ただ、お前のその身体をもらうだけだ」
リーゼ「やめて、近寄らないで!」
リーゼは逃げ出したが、壁際に追いつめられた。
アクヴァルはリーゼのドレスのスカートをつかみ、強引に破いた。破れたスカートの間から、リーゼの可愛らしい白のパンティが見える。
アクヴァルは片手でリーゼを押さえ、もう片手で自分の股間のおちんちんを掴んだ。
アクヴァル「くくく、今日からお前が魔王アクヴァルだ」
リーゼ「いやあ、なにを言っているの?誰か、誰か助けて!!!!」

ミュゼット「そこまでだ、魔王!」
アクヴァルの背後からミュゼットが現れ、アクヴァルの側頭部にハイキックをかました。
アクヴァル「ぐわぁっ!?」
横方向に軽く2~3メートル吹っ飛ばされる魔王アクヴァル。
ミュゼット「大丈夫ですか王女様!?」
リーゼ「ミュゼット、貴女だったのね!」
ミュゼット「もう安心です、魔王は私が片付けます」
アクヴァル「おのれ、あと少しだったのに」
アクヴァルが身体のあちこちから血を流しながら立ち上がる。
ミュゼット「魔王、今度こそ最期だ」
ミュゼットは剣を構え直して、魔王に向かって突進した。

数分後、魔王の断末魔の叫びが城の中に響き渡った。


魔王を倒したミュゼットはリーゼ王女を連れて王国へと帰っていった。
ミュゼットの応援に来ていた人間たちも、全員、魔王の城を後にした。

魔物は一匹たりとも残っていないかと思われたが、ただひとり、生き残りがいた。
魔王の亡骸に、駆け寄る一人の女。
エクスシア「魔王様!魔王様!だめだわ、もう息がない」
エクスシアは魔王の股間を見た。巨大なおちんちんが、まだびくんびくんと痙攣している。
エクスシア「よかった、本体はまだ大丈夫そう」
エクスシアはおもむろに魔王のおちんちんを手でつかむと、そのまま魔王の身体からおちんちんを引き抜いてしまった。
そして今着ているメイド風の衣装のスカートをめくりあげ、自分の股間に、魔王のおちんちんをくっつけてしまった。
おちんちんは引き抜いたときはぐったりしていたが、エクスシアの身体にくっついても、まだぐったりしたままだ。
エクスシア「魔王様、魔王様!私の身体を使ってください!早く!」
エクスシアが呼びかけると、おちんちんの先端がなんとか上を向いた。しかし、固くはならず、大きさも小さいままだ。
エクスシア「力を取り戻すにはまだ時間が必要なようね。魔王様、魔王様の願いは私がきっと叶えてみせます」
エクスシアは股間に魔王のおちんちんをつけたまま、魔王の城から姿を消した。


それから一年後。

魔王軍の脅威も去り、人間達の国もだいぶ復興して、再び平和な時代が訪れようとしていた。



リーゼ王女も13歳になった。胸もふくらみかけていて、だいぶ女性らしい身体つきになってきた。
リーゼ王女の元に、新たに専属のメイドが一人入ることになった。
そのメイドの名はエクスシア。かつて魔王の下僕だった女である。過去の経歴を偽証し、まんまと王女付きメイドを募集する試験に合格していた。

エクスシア「今日から王女様の身の回りのお世話をさせていただきます、エクスシアと申します」
リーゼ「こちらこそよろしく、エクスシア」

エクスシアはさっそく、リーゼの着替えを手伝うことになった。
エクスシアにドレスを脱がされ、下着姿になったリーゼ王女。

エクスシア「ふふふ・・・やっとこの時が来たわ」
リーゼ「え、エクスシア、どうしたの?」
エクスシア「魔王様、さあ今こそ復活なさってください」
リーゼ「ま、魔王ですって!?」
エクスシアはリーゼのパンツをつかみ、無理矢理ずり下ろした。リーゼの股間が露わになる。
リーゼ「きゃあっ、な、なにをするの!?」
エクスシア「ふふふ・・・王女様、これに見覚えがあるでしょう?」
エクスシアはメイド服のスカートをめくりあげた。
女であるはずのエクスシアの股間に、男のものであるおちんちんがついていた。しかも固く、大きくなっていて、先端はまっすぐ上を向いている。
リーゼ「きゃあっ、お、おと・・・こ?」
エクスシア「さあ、貴女はこれを見たことがあるはずよ」
リーゼ「そんなの私、見たことない・・・・・・・・って、はっ、ま、まさか」
エクスシア「ふふふ、そうよ、これは魔王アクヴァル様のおちんちん。そして魔王様の本体なのよ」
リーゼ「ま、魔王アクヴァル!?しかも、本体って・・・魔王は倒されたはず」
エクスシア「ふふふ、貴女がその魔王アクヴァル様になるのよ」
エクスシアは自分の股間のおちんちんを掴んだ。
そして一気に自分の股間からおちんちんを引き抜き、素早く、リーゼ王女の股間にそのおちんちんを植え付けた。
リーゼ「い、いやあああああああ!」
リーゼの股間についたおちんちんはドクンと大きく痙攣すると、次の瞬間、噴水のような勢いで白い精液を放出していた。
リーゼ「いやあ、取って、こんなのいらない!!」
エクスシア「ふふふ、だめよ、それはもう二度と外れないわ。ふふふ、ちゃんと股間におちんちんがあることを感じるでしょう?そのおちんちんはもう、貴女と一体化したのよ」
リーゼ「だ、誰か・・・お母様・・・」
エクスシア「助けは呼ばないほうがいいわよ?王女様の股間におちんちんが生えたとなったら、どんな目で見られるかしらね。しかも、魔王様のおちんちんを生やしているとなれば、危険と判断されて殺されるかもね」
リーゼ「そ、そんな・・・私は魔王なんかじゃないのに・・・」
エクスシア「ふふふ、自分が可愛いなら、誰にも言わないで過ごすことね。安心しなさい、私は誰にも言うつもりはないわ」
リーゼ「どうして・・・私がこんな目に・・・」

エクスシア(ふふふ・・・魔王様も、すぐには王女の身体を乗っ取れない。まだ少し時間はかかる・・・でも、あまり時間が経たないうちに王女の身体は魔王様のものになる。王女になれば・・・王妃にも近づける。魔王様の本当の狙いは王妃の身体を乗っ取ること。王を殺し、この国の女王になって、この国を足がかりに、魔王様はまた世界を支配なさる。魔王様・・・このエクスシア、どこまでもあなたの傍にいて、あなた様をお支えします)
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by irekawari | 2007-10-04 08:05 | 男と女の入れ替わり小説
七宮つむぎ(しちのみや つむぎ)
七宮秋香(しちのみや あきか)

黒川達哉(くろかわ たつや)




高校三年生の七宮つむぎと、高校一年生の黒川達哉は、ある日学校の校舎内の階段で一緒に転がり落ちたショックにより、心と体が入れ替わってしまう。
「おっとり」を絵に描いたような性格のつむぎは、いきなり男の身体になってもさして慌てたりせず、とりあえずお互いになりきって生活していきましょう、と自分の外見をした達哉に向かって提案。
いきなり他人の、しかも女の身体になってしまうという突拍子もない事態にかなり動揺していたが、少なからず好意を持っていた憧れの先輩の身体になることができて内心喜んだりもしていた達哉は、その先輩の提案を素直に受け入れた。


つむぎ「ふあ~、いい湯だった」
お風呂場から出てパジャマに着替えた俺は乾いたタオルを肩にひっかけて脱衣所を出た。
そして自分の部屋に行く前に、居間に顔を出して、そこにいる七宮先輩の母親に向かって声をかける。
つむぎ「お母さん、お風呂出ましたよ。ちょうどいいお湯でしたわ」
秋香「あらあら、そうなの。私も入りたいのだけど、まだ少しやることがあるから、もう少ししてから入るわね」
つむぎ「は~い、じゃあ私、上にいますから」

入れ替わってから一週間、先輩の口調でしゃべる、ということにもだいぶ慣れてきた。
最初の頃は先輩の母親に向かって「お袋」とか言いそうになったこともある、あれば危なかった。長年の習慣は恐ろしい。

俺は居間を後にして、階段を上がって二階の先輩の部屋・・・今は俺の部屋に入った。

俺は姿見の前の椅子に座って、持ってきたタオルで髪を拭き始めた。先輩の髪は腰ぐらいまである超ロングヘアーなので、しっかり乾かすだけでもけっこう時間がかかる。
つむぎ「ん~、やっぱり慣れてきたなぁ、俺」
先輩の部屋の中にある、上半身がまるまる映るほど大きい姿見に映る先輩の姿を見ながら、独り言をつぶやいてみる。
女用の下着をつけたり、セーラー服を着て女子生徒として学校に行って高校三年の難解な授業を受けたり、体育の授業で女子しかいない中で着替えをしたり、街中で男にナンパされたり、トイレで大や小をしたり、風呂に入って先輩の身体を触りまくったり、先輩の身体でひとりエッチしたり、生理で苦しんだり・・・ああ、生理はまだ来ていない。そのうちあるんだろうなあ、痛かったらやだなぁ、うーん、まあまだそれはいいか。とにかく、先輩の身体になったことをいいことに、俺は女としていろんな経験をしてみた。
まあやっぱり、女の身体は気持ちよかった。特に美人な先輩の身体だと思うと興奮度もさらに倍増だ。
とはいえ、もうやるべきことは全部やった気がする。
あとは・・・セックスぐらいか?しかし、女の身体になったとはいえ男とやるのは嫌だし、なんといっても大事な先輩の身体だ、そうそう他の男どもにはやれないし、先輩の純潔を守るのは俺の役目だと思っている。
俺が先輩の身体になっている間は、俺が先輩の処女を守らねば!!

つむぎ「ふう」
溜息が出た。なにを一人で意気込んでいるのやら。
とりあえず、ちょっと早いけど洗顔をしておくかーと思って洗顔の用具を取ろうとしたところ・・・
ふと、視線を横にずらしたときに、先輩の勉強机の上に置いてある、綿棒の箱が目に入った。

つむぎ「綿棒・・・」
別に綿棒なんか珍しいものではないが、なんとなく、口に出してつぶやいてみた。
今、机の上にある綿棒そのものも、特別なものではない、普通のやつだ。円筒形でほとんど透明になっているプラスチック製の容器に入っている。新品を置いたばかりなのか、あるいはあっても使わないだけなのかはよく分からないが、中にはほとんど隙間もなく綿棒が詰まっている。
俺はその綿棒を見ていて、その綿棒を使って行うであろう行為を素直に連想していた。


つむぎ「そういえば・・・先輩と入れ替わってから、まだ先輩の身体で耳掃除していないな」


気になった俺は、洗顔の準備をやめ、姿見の前の椅子から立ち上がって机の前まで行き、綿棒の箱を手にとってからまた姿見の前に戻り、また椅子に座った。

耳掃除。
耳垢を取ること。
普通、耳掃除をしているところを他人に見られたいとは思わないし、他人が耳掃除しているところを見たいとも思わない。
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by irekawari | 2007-09-28 21:59 | 男と女の入れ替わり小説

王妃と大臣の入れ替わり

王妃と大臣の入れ替わり



ロザリア・アンバルド王妃 36歳
カルドス侯爵 45歳

フィエナ王女 16歳
バーズ国王 38歳




ロザリア王妃は以前から、この国の大臣であるカルドス侯爵の不正に目をつけていた。
そしてつい先日、ロザリア王妃はカルドス侯爵の不正の証拠を手に入れた。

ロザリア王妃はカルドスを自分の部屋に呼んだ。
ロザリア「これが、あなたが不正を行ってきた証拠です。これをしかるべきところに出せば、あなたは罪に問われ、最悪、牢屋に入れられてしまうでしょう」
カルドス「くっ・・・おのれ!」
カルドスはロザリアが机の上に出していた書類を手にとり、部屋から逃げ出した。
ロザリア「待ちなさい、カルドス!」
ロザリア王妃は思わずカルドスの後を追いかけていた。
カルドスはうっかりして、外へ出る通路ではなく、小さな倉庫へと通じる通路へ出てしまった。このままでは捕まってしまう。
ロザリア「逃げられませんよ、カルドス」
カルドス「おのれ、こうなったら!」
カルドスはロザリア王妃に体当たりした。
ロザリア「きゃあ!?」
ロザリアはバランスを崩し、思わずカルドスのほうへと倒れ込んでしまった。
カルドス「うわ!?」
カルドスもバランスを崩し、後方へ倒れ込んでしまう。
運が悪いことに、そこは階段の一番上だった。
ロザリア「きゃああああ!」
カルドス「うわああああ!」
ロザリア王妃とカルドス侯爵はお互いに抱き合うようにして、一緒に階段から転がり落ちた。

二人は目が覚めると、お互いの身体が入れ替わってしまっていた。

カルドス「そ、そんな・・・いやあああ!身体が入れ替わってしまっているわ」
ロザリア「ひひひ、なんと幸運なのだ私は。まさか私と王妃様の身体が入れ替わるなんて」


ロザリア「王妃、仕方ないですな、元に戻るまでのしばらくの間、お互いを演じながら生活するしかありませんな」
カルドス「そ、そんな、いやです、王妃であるわたくしが大臣のあなたとして、しかも男として生活しなくてはいけないなんて」
ロザリア「でも、そうするより他に方法はないでしょう。できないというのであれば、私は王妃様を、いやカルドス侯爵を不正の罪で牢屋に放り込まないといけなくなります」
カルドス「そ、そんな、不正をしたのはわたくしではなくあなたでしょう!?」
ロザリア「でも、今はあなたがカルドス侯爵だ。これから一生、冷たい牢屋の中で過ごしますか?」
カルドス「う・・・そ、それは・・・」
ロザリア「では、決定ですね。今日から私がロザリア王妃。あなた様はもう王妃ではなく、一介の大臣、カルドス侯爵として生活してもらいます、いいですね?」
カルドス「は・・・はい・・・」


ロザリア王妃はカルドス侯爵として、
カルドス侯爵はロザリア王妃として、それぞれお互いを演じながら生活することになった。


バーズ「大臣、なにをぼーっとしている?最近、仕事に身が入っていないぞ」
カルドス「は、はい、すみません、あなた」
バーズ「あなた・・・だと?」
カルドス「あ、も、申し訳ございません、バーズ国王様」
バーズ「ふん、儂のことをあなたなどと呼んでいいのはロザリアだけだ。カルドス、最近貴様、図に乗ってきておらんか?」
カルドス「い、いえ、そのような事は決して」
バーズ「まあよいわ。なにやら貴様に不正の疑惑があったようだが、その潔白も証明されたようだしな。詳しく事実を調べてくれた、ロザリアによく感謝しておくんだな」
カルドス「は、ははあっ!」

カルドス(う・・・あなた・・・本当のロザリアはわたくしなのに・・・)
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by irekawari | 2007-09-24 23:51 | 男と女の入れ替わり小説