白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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ヴァンパイアVS極上パロディウス 第2回

地面に降り立ったモリガンは、地面に体を半分めり込ませて倒れている巨大パンダを見上げた。
モリガン「それにしても何だったのかしら、こいつ。明らかに普通のパンダじゃないし。まいっか、少しはスッキリできたし。暇つぶしに、また人間界にでも行ってこようかしら」
巨大パンダにすっかり興味を無くしたモリガンが、背中の翼を広げて飛び立とうとした、そのとき。
モリガン「なに、あれ」
モリガンは巨大パンダの頭部になにか小さいものが生えているのをみつけた。
モリガン「そういえば戦っている最中も、こいつの頭になにか生えてるな、とは思っていたのよね。なにかしら、あれ」
モリガンが、倒れて白目を向いて完全に生命活動を停止したであろう巨大パンダの頭部を見上げると、頭のてっぺんに、ピンク色の細長い筒みたいなものが生えているのが確認できた。
モリガン「なにあれ、たんこぶ?・・・にしては変な形よね」
モリガンは翼をはためかせ、軽く小ジャンプをして、巨大パンダの頭の頂点付近で空中で器用に静止した。

モリガン「うげっ、なにこれ、気持ち悪い」
パンダの頭から生えているピンク色のものを見て、モリガンは口元を手でおさえ、思わず顔をしかめた。
そのピンク色の物体は全長40センチほど、太さは15センチぐらいで、細長い棒のような形状をしている。さらにその先端は丸まっていて、つくしの先端みたいになっている。巨大パンダの頭部と比べると、まるで豆粒ぐらいの大きさしかない。
そしてその棒みたいなものにはなんと目と口がついていた。目は真ん丸で、目は一応開いているが焦点が合っていないのか、どこを見ているのかすら分からない。口はむちゃくちゃ分厚いタラコ唇になっていて、中途半端にダランと開いている。
モリガン「あー、気持ち悪い。変なもの見ちゃったわ。こんな生物、魔界でも人間界でも見たことないわね、新種かしら」
モリガンは相当長く生きているので、いろんな生物を見てきているが、このピンク色の物体は初めて見るらしい。
モリガン「気持ち悪いから、消し炭にしちゃおっと。ソウル・・・」
モリガンは実力行使で、この変な生き物を文字通り目の前から消してしまおうとした。
ソウルフィストの構えをとるモリガン。その拳が光に覆われていく、そのとき。
ピンク色の物体はカサカサに乾燥した後、ボロボロになって崩れ落ちてしまった。
モリガン「あ、あら?」
自分が攻撃しようとしていた対象が無くなってしまったモリガンはソウルフィストを撃つのをやめ、ボロボロに崩れた残骸が残る地面のそばに着地した。
モリガン「なによ、今から私が消し炭にしてあげようと思ったのに。自分から勝手にボロボロになって崩れるなんて、よく分からないけど寿命だったのかしら。まいっか、こんな変なのに私が手を下すのもなんかいやだわ」
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by irekawari | 2008-02-09 23:50 | 男と女の入れ替わり小説