白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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王妃と大臣の入れ替わり

王妃と大臣の入れ替わり



ロザリア・アンバルド王妃 36歳
カルドス侯爵 45歳

フィエナ王女 16歳
バーズ国王 38歳




ロザリア王妃は以前から、この国の大臣であるカルドス侯爵の不正に目をつけていた。
そしてつい先日、ロザリア王妃はカルドス侯爵の不正の証拠を手に入れた。

ロザリア王妃はカルドスを自分の部屋に呼んだ。
ロザリア「これが、あなたが不正を行ってきた証拠です。これをしかるべきところに出せば、あなたは罪に問われ、最悪、牢屋に入れられてしまうでしょう」
カルドス「くっ・・・おのれ!」
カルドスはロザリアが机の上に出していた書類を手にとり、部屋から逃げ出した。
ロザリア「待ちなさい、カルドス!」
ロザリア王妃は思わずカルドスの後を追いかけていた。
カルドスはうっかりして、外へ出る通路ではなく、小さな倉庫へと通じる通路へ出てしまった。このままでは捕まってしまう。
ロザリア「逃げられませんよ、カルドス」
カルドス「おのれ、こうなったら!」
カルドスはロザリア王妃に体当たりした。
ロザリア「きゃあ!?」
ロザリアはバランスを崩し、思わずカルドスのほうへと倒れ込んでしまった。
カルドス「うわ!?」
カルドスもバランスを崩し、後方へ倒れ込んでしまう。
運が悪いことに、そこは階段の一番上だった。
ロザリア「きゃああああ!」
カルドス「うわああああ!」
ロザリア王妃とカルドス侯爵はお互いに抱き合うようにして、一緒に階段から転がり落ちた。

二人は目が覚めると、お互いの身体が入れ替わってしまっていた。

カルドス「そ、そんな・・・いやあああ!身体が入れ替わってしまっているわ」
ロザリア「ひひひ、なんと幸運なのだ私は。まさか私と王妃様の身体が入れ替わるなんて」


ロザリア「王妃、仕方ないですな、元に戻るまでのしばらくの間、お互いを演じながら生活するしかありませんな」
カルドス「そ、そんな、いやです、王妃であるわたくしが大臣のあなたとして、しかも男として生活しなくてはいけないなんて」
ロザリア「でも、そうするより他に方法はないでしょう。できないというのであれば、私は王妃様を、いやカルドス侯爵を不正の罪で牢屋に放り込まないといけなくなります」
カルドス「そ、そんな、不正をしたのはわたくしではなくあなたでしょう!?」
ロザリア「でも、今はあなたがカルドス侯爵だ。これから一生、冷たい牢屋の中で過ごしますか?」
カルドス「う・・・そ、それは・・・」
ロザリア「では、決定ですね。今日から私がロザリア王妃。あなた様はもう王妃ではなく、一介の大臣、カルドス侯爵として生活してもらいます、いいですね?」
カルドス「は・・・はい・・・」


ロザリア王妃はカルドス侯爵として、
カルドス侯爵はロザリア王妃として、それぞれお互いを演じながら生活することになった。


バーズ「大臣、なにをぼーっとしている?最近、仕事に身が入っていないぞ」
カルドス「は、はい、すみません、あなた」
バーズ「あなた・・・だと?」
カルドス「あ、も、申し訳ございません、バーズ国王様」
バーズ「ふん、儂のことをあなたなどと呼んでいいのはロザリアだけだ。カルドス、最近貴様、図に乗ってきておらんか?」
カルドス「い、いえ、そのような事は決して」
バーズ「まあよいわ。なにやら貴様に不正の疑惑があったようだが、その潔白も証明されたようだしな。詳しく事実を調べてくれた、ロザリアによく感謝しておくんだな」
カルドス「は、ははあっ!」

カルドス(う・・・あなた・・・本当のロザリアはわたくしなのに・・・)
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by irekawari | 2007-09-24 23:51 | 男と女の入れ替わり小説