白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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新婚

琴坂雪音
琴坂隆仁

高峯千鶴



琴坂隆仁は今年の春、長年付き合っていた雪音と結婚し、新婚生活を送っていた。
ある日、買い物に出かけた雪音は隆仁の会社の同僚の女性・高峯千鶴と出会う。
二人は偶然、階段で足を滑らせ一緒に転がり落ち、そのショックで心と体が入れ替わってしまった。
二人は仕方なく、お互いになりきって生活することにした。
二人の入れ替わりを知っているのは、隆仁ひとりだけである。

隆仁「ただいま~」
夜9時を過ぎた頃、隆仁が仕事を終え、二人だけの新居に帰宅してきた。
雪音「隆仁さん、お帰りなさい!」
雪音は素肌の上に直接エプロンを着用した、いわゆる「裸エプロン」の状態で台所から玄関に出てきて隆仁を迎えた。
隆仁「うわ!た、高峯さん、なんて格好してるんですか!?」
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雪音「おかしいですか?」
隆仁「おかしいとかそうじゃなくて・・・ゆ、雪音はそんな格好しないですよ!」
雪音「そうなんですか?隆仁さんと雪音さんって新婚でとても仲良さそうだから、食事のときは裸エプロンぐらい当たり前なのかなと思ってしまって。私、きちんと雪音さんを演じきってみせるって雪音さんに誓いましたから、雪音さんがやっていたことは全部やってみせなきゃ、と思って、それでこんな格好してみたんです。あの・・・ご迷惑でしたか?出過ぎたことをしてしまっていたら、ごめんなさい」
雪音はしゅんとした、すまなさそうな表情で隆仁の顔を見ている。
隆仁「い、いや、その気持ちはありがたいんだけど、ちょっと発想が飛躍しすぎかなと思って。べ、別に謝ることはないよ」
隆仁はしどろもどろになりながら、取り繕うように返事をした。顔は、雪音の裸エプロンを見たときからずっと赤いままで、さらに言えば、隆仁の視線もさっきからずっと、エプロンから露出している豊満な胸や細い腰、形のいいお尻、むちむちとした脚などに向けられている。
隆仁「と、とりあえず着替えてくれるかな。その格好のままだと、俺も落ち着かないし。俺は上で着替えてくるから、高峯さんもその間に着替えていてくれないかな」
雪音「わかったわ、隆仁さん」

隆仁は雪音の裸エプロンを気にしていない素振りをしつつ、やはりチラチラと雪音の肢体を盗み見るように見ながらカチコチとぎこちない動きで二階に上がっていった。

雪音「ふふ、隆仁さんったら裸エプロンぐらいであんなに興奮して、抱き締めてあげたいぐらい可愛かったわ。それにしても隆仁さんってウブね、ちょっと度を越しすぎているぐらい。新婚だというのに、隆仁さんと雪音さんってよっぽど性交渉が無かったのかしら?」
雪音は裸エプロンのままの自分の身体を両手で愛おしそうに抱き締めた。
雪音「ふふふ、でもそんなの構わないわ、今は私が隆仁さんの妻なんですもの。この若くて魅力的な身体で、隆仁さんにいっぱい女を教えてあげるわ」

トゥルルルルル

突然、電話のベルが鳴った。
ベルが3回ほど鳴った時点で雪音は受話器を取り、耳に当てた。
千鶴「こんばんは、あの・・・琴坂雪音です」
受話器から、雪音にとって聞き慣れた声がした。それもそのはず、もう30年近く慣れ親しんできた、元・自分の声だからである。
雪音「あら、雪音さん、こんばんは。それと、お仕事お疲れさま」
千鶴「い、いえ、こちらこそ」
雪音「それで、今日はどんなご用?」
千鶴「あ、あの、隆仁さんに替わってほしいのですが・・・」
雪音「あー、ごめんなさいねぇ~、隆仁さん、今お風呂に入ってるのよ」
千鶴「あ、そ、そうですか。それでは、また後でかけ直しますので・・・」
雪音「んー、今日の隆仁さん、すごく疲れてるみたいだから、お風呂から出たらすぐに寝るとか言っていたわねー。とにかく今日は疲れていて、元気ないみたいよ」
千鶴「そ、そうなんですか?今日はちょっと会社でもあの人と顔を合わせなかったから・・・」
雪音「どうしましょうか?隆仁さんから、かけ直すように言ってあげましょうか?」
千鶴「い、いえ、あの、大した用事じゃないから・・・また今度にします」
雪音「そーお?残念ねぇー、それじゃあ」
千鶴「あ、あの・・・」
雪音「なに?まだあるのかしら?」
千鶴「あの・・・夜、一緒に寝てたりしませんよね?」
雪音「してないわよ」
雪音の返事は簡潔明瞭だった。
千鶴「そ、そうですか、な、ならいいんです」
雪音「もういいかしら?たしかもうお風呂場の石けんがなかったと思うから、早く代わりの石けんを隆仁さんに持って行ってあげたいのよ」
千鶴「あ、す、すみません・・・あ、あの、その・・・」
雪音「なに?」
千鶴「隆仁さんをよろしくお願いします、それでは、また」
カチャンと、小さく通信を切る音がして、それ以上千鶴の声は聞こえなくなった。

雪音「ふん、もう妻でもなんでもないくせに、毎晩毎晩電話かけてくんなっての。ま、気持ちは分かるけどね」
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by irekawari | 2007-09-10 23:58 | 女同士入れ替わり