白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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母娘(おやこ)チェンジ!!~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~ 第3話

母娘(おやこ)チェンジ!!
~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~
第3話





妙子「分かった?ママにはできるだけ教えておいたけど、あんたもできるだけママをフォローするのよ!」
航太「う、うん、できるだけみんなに入れ替わりがバレないよう頑張るよ」
紗耶香「それじゃ、紗耶香も夕飯を作るの、お願いするわね」
妙子「う、うん、ま、任せといてよ、ママ」
航太「大丈夫?紗耶香、自信なさそうだけど・・・」
妙子「うっさいわね、航太!あたしはやるといったらやるの!」

紗耶香はふと部屋の壁にかけられている時計を見た。
紗耶香「もうすぐ、いつも紗耶香と航太くんが学校に行ってる時間ね。そろそろ家を出たほうがいいんじゃないかしら?」
航太「あ、ほんとだ」
紗耶香「航太くんはもう準備できていますか?」
航太「は、はい、僕のほうはいつでも」
航太は手に持っている鞄を掲げてみせた。
妙子「ママ、あたしの鞄持っていくの忘れてる!」
妙子が慌てて部屋の隅に置いてあった鞄を持ってきて、紗耶香に手渡した。
紗耶香「ありがとう。そうね、今はわたしがこれを持っていかないといけないのね。うふふ、学生鞄を持つのなんて何年ぶりかしら」
妙子「ママったら、懐かしがってる暇はないわよ、早く靴も履いて」
妙子が紗耶香の背中を押して、玄関へ行くよう促す。


紗耶香も航太も靴を履き、学生鞄を手に持って玄関を出て、いざ学校へ行く準備が出来たとき。

妙子「やっぱあたしもついてく!」
妙子がいきなり大声を出した。顔をやや紅潮させ、なにやら我慢できない、といった感じの表情を浮かべている。
航太「え・・・紗耶香、それはちょっと厳しいんじゃ・・・」
妙子「なによ航太、あたしと一緒に学校行くのがいやなの!?」
航太「ち、違うよ、でも紗耶香は今妙子おばさんの姿なんだから・・・」
紗耶香「ふふ、紗耶香、さすがに高校生にもなって親と一緒に登校するのは恥ずかしいんじゃないかしら?」
妙子「あ・・・そ、そうね、ちょっとみっともないかしら・・・」
航太(紗耶香って、相変わらず妙子おばさんの言うことはよく聞くんだなぁ・・・自分の母親なんだから当然なんだろうけど、僕への態度と違いすぎるよなぁ・・・)

紗耶香「それじゃ紗耶香、行ってきます」
航太「い、行ってくるよ」
妙子「ふん、さっさと行ってくれば?」
妙子は家の門の前で腕組みをし、足を広げて立ち、不機嫌そうな顔で航太を睨みつけながら見送りをした。

妙子「なによ、あたしと一緒に居られないんだから、もっと悲しそうな顔しろっての!」
妙子はぶつぶつ文句を言いながら、ドシドシと足音を響かせるようにして玄関の中へ入っていった。



紗耶香と航太の家から高校までは、歩いて30分ぐらい。近すぎず遠すぎず、程良い距離である。
朝の登校時間なので、紗耶香や航太と同じ制服を着た学生の姿も、パラパラと見える。
紗耶香と航太は横に並んで一緒に学校へ向かって歩いていた。

紗耶香「ふふふ、大変なことになっちゃいましたね、航太くん」
航太「そ・・・そうかな、紗耶香はともかく、妙子おばさんを見ていたら大変そうに見えないんだけど」
紗耶香「あら、そう見えますか?わたしも内心、けっこうドキドキしているんですよ」
紗耶香の特徴であるツインテールの髪を揺らしながら航太に向かってにっこりと満面の笑みを浮かべ、なおかつ、終始おっとりした口調でしゃべっている紗耶香・・・の中の妙子おばさんを見ていると、とてもそんな内心ドキドキしているように見えない。
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by irekawari | 2007-08-27 23:52 | 女同士入れ替わり