白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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母娘(おやこ)チェンジ!!~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~ 第2話

母娘(おやこ)チェンジ!!
~ツンデレ娘とおっとり母の入れ替わり~
第2話




妙子「航太も航太よ!なにママに言い様にされてんのよ!男ならシャキッと、イヤなことならイヤと断りなさい!」
航太は傷む頬を片手で押さえながら、妙子のしゃべり方に既視感を覚えた。
航太(な、なんだろう・・・この口調にこの態度、なんだかすごく覚えがある気がするんだけど・・・)
紗耶香「あらあら、紗耶香、暴力はだめよ~」
妙子「いいのよ、こいつってば男のくせに情けないんだから、ガツーンと一発くれてやったほうがこいつのためよ」
航太「お、おばさん、いきなり殴るなんて・・・ちょっとひどいよ」
妙子「はぁ!?なに言ってんのよ航太、あたしが分かんないの?」
航太「え?だって、隣の・・・紗耶香のお母さんの、妙子おばさんだよね?」
妙子「ったく、頭大丈夫!?自分の恋人とあたしのママを間違えるなんて、どういう神経してんのよ!」
航太「いや、だって・・・え?え?どうなってんの?」
紗耶香「ねえねえ紗耶香、わたしは航太くんにまだ事情を話してないから、航太くんが何も分からないのも当然よ?」
妙子「え?そうなの?ってゆーか、今あたしママなんだっけ。頭に血がのぼってたから、今こんなになってること、忘れてたわ」
紗耶香「ふふふ、紗耶香ったらそそっかしいんだから」

航太「い、いったいどういうこと?なにがどうなってるのか、わけがわかんないよ」
妙子「もうっ、しょうがないわね。ちゃんと説明してあげるから、よく聞きなさいよ!あのね、今はあたしがママなの」
航太「え?それは・・・妙子おばさんは紗耶香のお母さんだから、当たり前じゃないのかな。なんか、いつものおばさんと違ってずいぶん口悪い気がするけど」
妙子「もうっ、なんで分かんないのよ!理解力足りないわよ。それに、誰が口悪いですってぇ!?」
航太「ひ、ひえっ、ご、ごめんなさい」
妙子「だから、あたしがママだって言ってんの」
航太「え・・・だから、おばさんは紗耶香のママ・・・なんですよね」
紗耶香「紗耶香、それだけじゃ航太くんも分からないわよ。自分が誰か、どうしてこうなったか説明してあげないと」
妙子「もう・・・めんどくさいわね。いい?あたしはママじゃなくて、紗耶香なの」
航太「え!?だって、紗耶香はこっちに・・・」
そう言って、航太は紗耶香を見る。紗耶香はやはり、ニコニコと穏やかな笑みを浮かべたままだ。
紗耶香「うふふ、航太くん、今のわたしは紗耶香の姿をしているけど、わたしは紗耶香の母親の、妙子なのよ」
航太「ええっ!?紗耶香が妙子おばさん!?それってつまり・・・」
妙子「つまり・・・身体が入れ替わっちゃった、ということね」
紗耶香「そういうことね。航太、分かった?あたしの彼氏なら、一発で理解しなさいよ!」
航太「え、いや、彼氏だからって言われても・・・」
妙子「あーーーもうイライラするわね!!あんた、もう1回殴られたい?」
妙子が左手で右腕の袖をまくりあげ、右の拳をプルプルと振るわせながら凶悪な表情で航太を睨みつける。
航太「ひぃっ!!り・・・理解したよ、紗耶香が妙子おばさんで、妙子おばさんが紗耶香になっちゃった・・・んだろう?」
妙子「やーっと理解したわね。ったく、ニブい上に頭の回転まで遅いんだから。そんなんだから、あたしより学校の成績悪いのよ」
妙子は航太を睨みつけた険しい表情のまま、自分の腰に両手をあてて胸を反り返らせて立っている。これは普段、紗耶香が起こっているときによくするポーズだ。
航太「せ、成績は関係ないだろ、もう・・・」
紗耶香「うふふ、紗耶香も、そのぐらいにしておきなさい。航太くんも、着替えがあるでしょうから、私たちは下で待っているわね。後で、また詳しい事情を話すわ」



紗耶香と妙子が部屋から出て行った後、航太はパジャマを脱いで制服に着替え、1階の居間に向かった。
そこで航太は、紗耶香と妙子が入れ替わった顛末を聞かされた。
航太「階段から落ちて気を失って、気が付いたら入れ替わっていた!?」
妙子「そうなのよ。あたしが足を滑らせてママにぶつかっていっちゃってね。階段といっても途中からだから、ケガらしいケガもなかったけど」
航太「でも紗耶香、ほんとに大丈夫?頭とか打ったりしていたら危ないんじゃ・・・」
妙子「なーによ、いっちょ前に心配してくれてんの?」
航太「そ、そりゃ心配だよ・・・」
妙子「ふん、だーいじょうぶよ。ケガらしいケガしてないって言ったでしょ」
航太「おばさんもなんともないの?」
紗耶香「ええ、私も特にケガとかしていないわね。でも、目の前に私がいるのを見たときは、また気を失いそうだったわ」
妙子「あたしだってびっくりしたわよ、目の前にあたしはいるし、おまけにあたしはママになってるし」


航太「これからどうするの?」
妙子「また階段から落ちるなんて危ない真似はできないし、ママと話し合ったけど、しばらく、このままでいようってことになったわ」
航太「ええっ!?ってことは紗耶香が妙子おばさんとして生活するの!?」
妙子「なによっ!あたしじゃ料理とかできないって言いたいの!?」
航太「そんなこと言ってないけど・・・でも実際、紗耶香って料理できないだろ」
妙子「なんとかするわよ!家には料理の本あるし、ママがいままでためてきたレシピとかあるし」
航太「そ、そう・・・じゃ、妙子おばさんが紗耶香として学校に行くの!?」
紗耶香「うふふ、そういうことになるわね。私みたいなおばさんに、高校の勉強ができるか、ちょっと自信ないけど」
妙子「っていうわけだから、航太!!あんた、ちゃんと学校でママの面倒見てあげなさいよ!!」
航太「え、ええっ!?面倒見るっていっても・・・」
妙子「いーから、言われたとおりにやる!!ったく、なにか言ったらいちいち口ごたえするんだから。男だったら、困っているかよわい女の子を助けるぐらい、当然でしょ!!」
航太「そんなぁ・・・僕だって自信ないよ・・・」
紗耶香「うふふ、航太くん大丈夫よ、できるだけ航太くんに迷惑かけないようにするから」
そう言って紗耶香は航太に向かってかわいくウインクしてみせた。
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by irekawari | 2007-08-13 23:51 | 女同士入れ替わり