白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

祖父と孫娘

プロローグ


とある寝室で、顔に深い皺が刻まれた老人が裸でベッドに腰掛けている。
年は、60ぐらいだろうか。
やせ細った、神経質そうな顔をしていて、身体のほうも、年のせいか筋肉はほとんどなく、骨と皮が目立つ。
その老人の前に跪き、老人の一物を口でくわえ、同時に手でしごきながら奉仕している、少女の姿があった。
若い娘も老人と同じく裸だった。
年は14,5といったところか。顔つきも体つきも、まだまだ幼さとあどけなさが感じられる。
白い肌、細い腰。胸はまだ膨らみかけといったところか。髪は深い海の色のような蒼で、長い髪を特にまとめたりせずそのまま背中に流している。
若い娘は、顔を赤らめ、休むことなく口と手を動かしている。
ジライ「いいぞ、トウハク。そろそろ、ワシのモノをお前に入れさせてくれ」
トウハク「はい、御祖父様。」
トウハクと呼ばれた少女は口での奉仕を止めると、ベッドの上に上がり、老人を受け入れる体勢を取った。
老人はトウハクの両脚を抱きかかえるように持ち上げると、トウハクに、自分の一物を突き入れていった。
トウハク「あ、ああっ、御祖父様、もっと奥まで・・・入れてください」
ジライ「フフフ、トウハク、可愛い我が孫娘よ。今夜もまた、ワシがイカせてやるぞ」

老人の名はジライ。この国の王である。
圧政をしき、民衆を苦しめているため、民衆からは「黒の王」として呼ばれ、恐れられ、また憎まれてもいた。
少女の名はトウハク。血のつながった、ジライの孫娘である。
祖父と孫娘が性行を交わす。常識では許されないはずの行為だが、トウハクは、特に嫌がる素振りがない。
トウハクは幼少の頃よりジライによって性行を重ね続けられていた。ジライは特に暴力としてこれらの行為を行わず、教育、あるいは家族としての愛情表現の1つとしてこれらを行ってきた。故に、トウハクにとっては祖父と交わることは禁断の行為でもなんでもなく、ごく当たり前の行為として認識していた。
ジライはトウハクに性行を強いる以外は、徹底して甘やかして育ててきた。結果、トウハクはこの年でもひじょうに「おじいちゃん子」であった。
ジライはトウハクに軍隊の将としての地位と、さらに付き従わせる部下も与えた。
女性ながら剣技に秀でたトウハクは、ジライに逆らう者たちを自身の剣で血祭りにあげたりしていた。



第1章

ある日、ジライが病に倒れた。まだはっきりとした治療法が確立していない病気で、この病にかかって死んだ者も多い。国中から様々な医者が呼ばれたが、ジライの病を直すことはできなかった。
ジライが病に倒れたことは民衆には伏せられた。王が病に倒れたと知られれば、それに乗じて王に反旗を翻す者が出てくる恐れがあったからだ。それでなくとも、黒の王・ジライの独裁を打倒しようとする反乱軍の勢力は日々大きくなっていくばかりであった。ここで弱みはみせられない。
人一倍、いや国中で最もジライの身を案じているトウハクは、ジライを直す薬、あるいは医者を捜すため、城を飛び出した。
トウハクは、民衆や反乱軍を粛正するとき以外は、ほとんど城の中で過ごしていて、世俗というものをほとんど体験したことがない。これは、ジライの歪んだ教育方針によるものだった。自分の意のままになる可愛い孫娘を、常に手元に置いておきたい、というジライの意志もあった。
しかしトウハクは城を飛び出した。たった一人で。ひとえに、祖父を大切に思っていたからだ。祖父からは歪んだ愛情をもって育てられてきたが、トウハク自身は、祖父のことを純粋に、まっすぐな気持ちで愛していた。


ロチシンは街をブラついていた。
年は16ぐらいだろうか。かなり若い。
彼こそが、最近各地で黒の王の軍勢と戦い、勝利を収め続けている反乱軍のリーダーであった。どこか頼りなげな風貌の彼を見ても、誰もそうは思わないであろう。しかし、剣術・武術の腕前共に凄まじく、数々の王の部下が彼の前に倒れていた。
この日、彼は休暇をとっていた。反乱軍でも、たまに休みをとるときがある。最近は勝ち戦が続いていて、余裕が出てきたことも理由の1つにある。
ロチシンはある通りを歩いていると、裏通りの路地のほうから、男数人と、少女の声が聞こえてきた。
どうやら、少女が大の大人数人に襲われているらしい。
定番のシーンだが、ロチシンは困っている人をほっとけない性分であった。襲われているのが少女なら、なおさらだ。
トウハク「は、離せ!おのれ、貴様らなど剣を持ってさえいれば・・・」
男A「へへへ、おとなしくしな」
男B「ひゅー♪かなり可愛い顔してるじゃねえか。体はまだまだガキだが、売ればいい値になりそうだぜ」
男C「その前に、たっぷり俺らに遊ばせてくれよな」
トウハク「こ、こいつら・・・!後で後悔しても知らぬぞ!私は、私は・・・」
ロチシン「女の子一人相手に、大の男が大勢で襲いかかるのは感心しねぇなぁ」
男D「だ、誰だお前!」
男E「邪魔するな!」
男F「へっ、相手は一人だ。やっちまえ!!」


数分後。
路地裏に、十数人の男がだらしない格好でのびていた。
ロチシン「俺とやり合うには、まだまだ実力が足りないぜ」
トウハク「す、凄い・・・強いなお主。」

トウハク「とにかく助かった。では、私は急いでいるのでこれで失礼する。」
ロチシン「ちょ、ちょっと待てよ、助けてもらって、礼のひとつもなしか?見返りを求めるわけじゃないが、『ありがとう』の一言ぐらいはほしいな」
トウハク「『ありがとう』?なんだその単語は」
ロチシン「え・・・なに、『ありがとう』を知らないなんて・・・冗談だろ?」


トウハク「そうか、感謝の気持ちを示すときに使う言葉か・・・初めて知ったぞ」
ロチシン「ありがとうも知らないなんて、どんな未開の地に住んでいたんだ?」
トウハク「失礼な!ちゃんと教育は受けておる!ただ、御祖父様も周りの者もそのような言葉は教えてくれなかったのだ」
ありがとうも教えてくれないなんて・・・どんな異常な環境なんだ?とロチシンは思った。
トウハク「では、改めて・・・あ、ありがとう。さっきは助かった。そういえば名を告げていないな、私はトウハクだ」
ロチシン「俺はロチシンだ。ところで、なんであんな路地裏にいたんだ?このへんは、けっこう治安の悪いところだぜ」


ロチシン「ふーん、おじいさんが病気で、その病気を治す薬か医者を探していたのか」
トウハク「御祖父様は私にとってとても大切な人なのだ・・・そうだロチシン、そちはこの病に効く薬か医者を知らぬか?」
ロチシン「あー、一人知っているな。そういう医療にすっげえ詳しい奴。そいつなら、薬とか持っているかもな」
トウハク「ま、まことか!?い、今すぐ、その者のところへ連れて行ってくれ!」


オウエイ「あの病ですか。1つだけですが、ちょうど薬がありますよ。海の向こうの大陸の商人から、1つだけ分けていただいたものがあるのです」
トウハク「それだ!これで御祖父様が助かる!お願いだ、その薬を譲ってくれ!金なら、いくらでも出す!」
オウエイ「代金などいりませんよ。困ったときはお互いさまです。代わりに、あなたの周りで困っている人がいれば、手を差し出してあげてください。」
トウハク「ほ、本当か!?わ・・・分かった!約束する!あ・・・ありがとう!ありがとう!これで御祖父様も助かる・・・」


トウハク「本当に世話になった。じゃ、私はもう行く。一刻も早く、御祖父様にこの薬を届けてあげたい」
ロチシン「まぁ俺はほとんど何もしてないけどな。じゃ、そのおじいちゃんとやらにもよろしくな」
トウハク「ああ。それとロチシン、お主のその強さに、私は感銘を受けた。また来るから、そのときは手合わせしてもらえるか?」

ロチシン「手合わせ?ああ、うん、いいけど」
トウハク「よし、約束だぞ!では、またな!」


ロチシン「ずいぶん固いしゃべり方をする子だったなぁ・・・」
オウエイ「でも、可愛い子でしたよね。さっきから鼻の下が伸びっぱなしですよ」
ロチシン「うぉっ!?ま、まあ、たしかに可愛かったな。」
オウエイにからかわれて、ロチシンは顔が真っ赤になっていた。




トウハクは急いで薬を城へ持ち帰り、祖父であるジライに届けた。
薬の効果はてきめんで、その日のうちに病の症状は消えてしまっていた。

トウハクは祖父が助かったことを心の底から喜び、同時に、祖父を救うきっかけを与えてくれた、街中で知り合った男の顔と名前を思い浮かべていた。
トウハク「ロチシンか・・・」
それは、トウハクが生まれて初めて、祖父以外の男性を強く意識した瞬間だった。


ジライは、病は治ったが、まだ安静のため、ベッドで寝て安静にしていた。
ジライの横に、白衣を着た男ザハが立っていた。
ジライ「今回はトウハクのおかげで助かったが・・・またこのようなことがあるやもしれぬ。この身体も、それほど長くは保たないであろう。あの実験は、ちゃんと進んでおるのだろうな?」
ザハ「は、研究員一同、死力を尽くしておりますが・・・いまだ成功率はほど遠く・・・」
ジライ「急げよ。新しい身体のほうは既に用意できておる。あとはそれが成功すればよいだけだ。ククク・・・この国を治めるのはこのワシだ・・・未来永劫、永遠にな・・・!」








後書き。


トウハクは、ゲーム「三国志大戦」の「董白(とうはく)」から名前を借りています。
ロチシンは水滸伝の「魯智深(ろちしん)」から。

とはいえ私、三国志も水滸伝もよく知りません(汗)。本当にただ、名前借りただけです。

三国志大戦の董白は、見た目がかなり良いですね~、惚れました。三国志大戦も、ゲーム全然やったことないですが(汗)。
[PR]
by irekawari | 2007-06-04 07:33 | 男と女の入れ替わり小説