白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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『あの子はデンジャラス!?』

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『あの子はデンジャラス!?』
「WING☆BIRD」先生
心交社
全1巻。




女同士の入れ替わりがあります。
「敵同士」の入れ替わりがあるそうなので、「敵同士!?め、珍しい!」と思って購入してみました。



全1巻なのですが話の最後で「TO BE CONTINUED」になっていて、話的にはまだまだ続くっぽいです。




善と悪、または味方勢力と敵勢力があるような作品で、「敵同士が入れ替わる」って珍しい気がします。
普通、そういう善と悪があるような世界だと、悪が善の身体を乗っ取ったり、善と悪がそのまま入れ替わったりすることはよくありますよね。でも敵同士が入れ替わるというのは、過去に見てみたいろんな入れ替わり作品を思い出しても、ちょっと浮かんでこないシチュエーションです。

というわけで、この「敵同士が入れ替わる」というのは、個人的にかなり衝撃的でした。
最近は私はいろいろ話を考えてみても、入れ替わりのパターンがワンパターンになってきている気がしていました(汗)。邪悪な者が善良な者の身体を狙って入れ替わったりとか、そういうありがちなのしか思いうかばなくて、「もう入れ替わりのパターンなんて出尽くしているのかなー」と思っていたところに、「敵同士入れ替わり」!!
正直、「その手があったか!!」と思いました。
そもそも、敵同士が入れ替わってもあんまりメリットがないですよね。悪が善と入れ替わるのなら、「善側を混乱させるため」とか「善側の戦力を奪う」とかいろいろメリットはあると思うのですが、敵同士が入れ替わっても、それで善側の誰かが倒れてくれるわけでもないし、普通に考えると、敵同士が入れ替わる意味ってあんまりないと思います。

でも、敵がある程度の規模の「組織」を持っているとしたら。
組織の頂点、例えば女王だったり首領だったりボスだったりする人は、指揮する立場だから、そうそう身軽に動いたりできないですよね。首領がホイホイと前線に出て、もしうっかりやられてしまったら、組織の崩壊の危機です。
そこで「入れ替わり」です!!
組織の首領が、善側と前線で戦う雑魚兵士っぽい者と入れ替われば、「首領の立場」とか考えずに、自由に行動することが出来ます。でも雑魚兵士と入れ替わったら身体能力的にかなり劣ってしまうし、雑魚兵士の身体のままうっかりやられてしまうと、やっぱり組織崩壊の危機になります。というわけで、首領と雑魚兵士が入れ替わるのも、あんまりいい方法とは思えない気もしますが、組織の首領が、いろんなしがらみから逃れて、自由に動き回れる、というのはやっぱりかなり大きなメリットだと思うのです。

というわけで、『あの子はデンジャラス!?』の中で出てくる、「敵のボスと、その部下である、前線で戦う一般兵士っぽい者が入れ替わる、しかも女同士」という要素がめちゃくちゃ気に入って、自分の話の中で使ってみたくて書いたのが、最近私が書いている「狙われた少女」です。



で、話を『あの子はデンジャラス!?』に戻すと。
絵柄はあんまり好みではないです(汗)。
単行本は2000年に出たみたいだから、むちゃくちゃ古い作品というわけでもないはずなのに、絵柄が1980年代の漫画のような、「古い」印象を受けます。
あと、あまりにも「エロ」を全面に押し出した内容なので、「エロばっかり」というのがあまり好きではない私にとっては、「ちょっとイマイチ」な作品でした。

入れ替わりについて。
女同士でエッチをしていたら、生徒会長の「黄金沢鈴音」と、鈴音の部下のチャイナ少女「マオ」が入れ替わりました。
エッチで入れ替わる、というのはわりと好きな入れ替わり方法です。
入れ替わった後は、「他人の身体である」ということを実感する場面がいくつかあるのですが、それでもやっぱり、ちょっと弱いなーという気が。

うーん、とにかく「絵柄が好みでない」のと「エロばかり」な内容なので、呼んでいても抵抗感を感じてしまい、素直に「入れ替わり」を楽しめないです。この巻だけで話が終わっていないのも、中途半端ですし。結局「鈴音」と「マオ」は入れ替わったままで、元に戻っていません。


あと、前半ぐらいにある、主人公と、一見「不良」な少女の「五木真理子」の間に友情が芽生えるようになるまでの話は、わりといいなぁ、と思えました。
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by irekawari | 2007-06-01 23:29 | 入れ替わり作品の紹介・レビュー