白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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狙われた少女 その5

詩乃(虎美さん)
詩乃は四葉や椿に聞こえないよう、ヒソヒソ声で、一番近くにいる虎美に話しかけた。
虎美(なんだ、詩乃)
詩乃(もうすぐ我が財閥の精鋭部隊が参ります。さっき隙をみて連絡しておきました。わたくしが普段護衛をつけないでいるのが裏目に出てしまっていますが悔しいですわ)
虎美(仕方ないさ、いいところの出なのにそのことに頼りすぎないのは詩乃のいいところだ。とりあえず、その精鋭部隊とやらはいつごろ到着する?)
詩乃(あと5分ほどだと思いますわ)
虎美(5分か・・・まずいな、今の私たちなら2分も経たずにあの魔王長とやらに全滅させられるぞ)
詩乃(そうですわね、でも・・・)
虎美(ああ、やるしかないな。なんとかして時間をかせぐんだ)
詩乃(分かりましたわ、とりあえず菜々子さんにも伝え・・・)

菜々子「霞ちゃんを返せぇぇぇぇぇぇ!!!」
みると、菜々子が大声をあげながら四葉のほうへ突進していっている。
詩乃「ちょっ・・・・菜々子さん!?いきなり突っ込んでいってもやられるだけですわ!!」

菜々子「やあああああああああ!!」
霞「菜々子ちゃん!だめ!止まって!!」
四葉「この我に向かって真正面から来るとは・・・無謀だが、その勇気は褒めてやろう」
四葉は腰を落とし、迎撃の体勢をとった。
四葉「せめてもの情けだ、痛みを感じる暇もないぐらい、一瞬で仕留めてなる」
四葉が腕を水平に構えたまま、菜々子に向かって駆けだした。
武器もない。格闘技の経験もない。突進していって、なにか策があるわけでもない。おおよそ戦うことに向いていない菜々子だが、霞のために、大事な友達のために、なにかをしたい、という思いだけが菜々子の体を突き動かしていた。
菜々子「霞ちゃんを返せぇっっっっ!!」
四葉「まずはお前からだ」

菜々子と四葉が激突すると思われた瞬間。

ドシュッッ
ドシュッッ
ドシュッッ
ドシュッッ

なにかが発射するような音が響き渡った。

虎美「な、なんだ!?」
詩乃「なんですの!?」
椿「なんだ!?」
霞「菜々子ちゃん!!」
菜々子「やあああああああああ!!」
四葉「むっ!?」
なにかが自分に向かって飛んできている。
本能的に「それ」を察知した四葉は片足を地面につき、急停止した。
菜々子「わ・・・きゃあ!?」
四葉が急に止まったため、菜々子は四葉にぶつかりそうになる。
四葉「邪魔だ」
四葉は片腕を振って、自分に突っ込んできた菜々子を拳ではじきとばした。
菜々子「うあっ!」
ドドッ
2~3メートルふっとび、地面に落ちる菜々子。
詩乃「菜々子さん!」

四葉は菜々子には目もくれず、飛来音のするほうへ振り返る。
ドドドドン!!
4本の長細い筒のようなものが四葉の足元を囲むように命中した。
その金属製の筒から細長いアンテナのようなものが伸び、次の瞬間。

カキーーーーーーーン

四葉「なに!?」
一瞬にして四葉の胴体から下が氷に覆われた。
氷は四葉の下半身を完全に覆い、さらに地面にも伸びているので、完全に身動きがとれない格好になった。

あかね「どやどやーーーーーー!?みたか、うちの発明品!!!!」

四葉や菜々子たちの頭上から、突如、関西弁が響き渡った。


詩乃「な、なんですの!?人?」
虎美「あのビルの屋上だ」
見上げると、近くのビルの屋上に、背中に大きなリュックみたいなものを背負い、手には大きなバズーカみたいなものを2丁持っている少女が立っている。リュックからはさらに金属製の筒みたいなものが何本も伸びていて、遠くからだとその姿はハリネズミのように見えた。


あかね「待ちに待ってた出番が来たで!!ここはおまかせ、浪速(なにわ)の偉大なる発明家、高槻あかねとはうちのことや!!!!」

その、ハリネズミみたいな姿の少女が高らかに叫んだ。

あかね「おーーーーーーい、そこの、えーと詩乃と菜々子いう名前やったっけ?うちのクラスメイトやろ?このあかねさんが、助けたるでぇ!!」
虎美「詩乃、お前のクラスメイトとか言ってるぞ?誰なんだ、あいつは」
詩乃「え、えーと、見覚えはあるのですが・・・・あ、思い出しましたわ、今朝の転校生!!」
菜々子「あーーーーーーっっ!!あかねちゃんだーーーーーーー!!来てくれたんだーーーーーー!!すごーーーい、やっぱりあかねちゃんは5人目の仲間だったんだ!!」
さっき四葉にはじきとばされて派手に吹き飛んだ菜々子は、多少傷は増えているものの、立ち上がってあかねを見上げて、顔を輝かせている。

四葉「お前もあの者たちの仲間か?」
あかね「まあそんなとこやなー。それより、どやどやー?うちの特殊冷凍弾の威力は?身動きとれへんやろ?」
四葉の下半身はまだ完全に氷に閉ざされたままだ。
椿「魔王長さま、今お助けします!」
椿は霞を拘束していた手を放し、カードを構え、カードで四葉の下半身の氷を砕こうとした。
四葉「椿、後ろだ!」
椿「え!?」
四葉に声をかけられ、椿が後ろをふり向いた瞬間、虎美が跳躍して飛び込んでくる姿が目に入った。
椿が氷漬けの魔王長に気を取られていた隙に、虎美が椿の背後に回り込んでいたのだ。
椿「いつの間に!?」
虎美「遅い!」
椿は慌ててカードを虎美に向け直そうとするが、それより早く、虎美が椿の手首を蹴り上げていた。
ガッ!!
パラパラパラパラパラパラ
手首を蹴り上げられた衝撃でカードが椿の手から離れ、何十枚ものカードが宙に浮かぶ。
椿「ま、魔王長さまからいただいたカードが!!」
虎美「大事なものらしいが・・・気をとられすぎだ!」
虎美より、宙を舞うカードに気をとられている椿の足元を、虎美の足払いが襲いかかる。
椿「あっ!」
ドスン!
足払いをまともにくらい、地面に倒れる椿。
虎美「霞、逃げるぞ!」
霞「は、はい、ってきゃあ!?」
虎美は霞をお姫様抱っこして走り出した。
二人一緒に走るより、このほうが速いと判断したためだ。
椿「ま、待て、逃がすか!」
素早く起きあがった椿が、虎美と霞を追いかけようとする。
そこへ。
ドドドドン!!
さきほど四葉に向かって打ち込まれたものと同じ金属製の筒が4本、椿の足元に命中した。
椿「しまった!」
カキーーーーーーーン!!
椿の下半身も、四葉同様、分厚い氷で覆われてしまった。

あかね「よっ・・・と」
地面にいる椿に向かって構えていたバズーカの先端を降ろし、勝ち誇った笑みで反り返るあかね。
あかね「第2弾命中ーーーーーーーーっ!!うちの発明品は無敵や!!さあさあどないや?しっぽまいて逃げるなら今のうちやでーーーーー?」

椿「おのれ・・・人間のぶんざいで、こしゃくな!」
四葉「ふむ・・・あれが人間の持つ『科学』というやつか」


菜々子「霞ちゃああああああああん!!」
霞を救出した虎美は、霞を抱き上げたまま、菜々子たちのところへ戻ってきた。
詩乃「霞さん、ご無事でなによりですわ」
虎美「まだ安心はできない、あのあかねという子が氷漬けにしてくれているが、あの魔王長の実力なら、すぐ脱出してしまうぞ」
霞「あ、あの・・・虎美さん」
虎美「ん?なんだ、霞」
霞「降ろして・・・ほしいんですが」
霞は顔を真っ赤にしている。
虎美はまだ霞をお姫様抱っこにしたままだった。



ドォン!!
突然、一際派手な音がした。
パリィィィィィィィィィィン
次に、ガラスが砕けるような音がした。
見ると、四葉の下半身を覆っていた氷が、粉々に砕け散っている。
砕けた氷はまるでスローモーションのようにゆっくりと宙に舞い、ややオレンジ色に染まり始めた太陽の光を受けてキラキラと煌めいている。
四葉が例の光球を、自分の下半身を覆っている氷に向けて放ったのだ。

あかね「な、なんやーーーーー!?飛び道具なんて、卑怯やで!!」
四葉「お前がさっきから撃っているそれも、飛び道具ではないのか?」
あかね「これは飛び道具やないで!うちの偉大なる発明品ナンバー35!!『瞬間冷凍くん』やーーー!!」
詩乃「要は飛び道具じゃありませんか・・・」
詩乃があきれたようにつぶやいた。



キキィーーーーーーーッッ!!
またまた、大きな音が響いた。
菜々子「わ、なんかいっぱい車が集まってきたよ!」
虎美「やっと来てくれたようだな・・・」
詩乃「もうっ!遅いですわよ!!」

さっきの音は車のブレーキ音だったようだ。
ざっと見渡しただけでも20台以上の車がこのあたりに終結している。
車からは黒服にサングラス姿の男が一斉に出てきて、四葉と椿のまわりを半円状に包囲した。
黒服のうちの一人が、詩乃の元にやってくる。
黒服「お嬢様、ご指示を」
詩乃「とりあえず現状維持ですわ。こちらからは手を出さないこと、いいですわね?」
黒服「はっ!」
詩乃「これで、あの者たちがあきらめてくれればいいのですが・・・」


四葉は、自分を取り囲む大勢の黒服を見渡した。
四葉「ふむ・・・さすがに人が多すぎるな。無用な騒ぎは起こしたくない」
椿「ま、魔王長さま~」
四葉「椿。」
椿「は、はいっ!」
四葉「帰るぞ」
椿「えっ!?か、帰る・・・のでありましょうか?」
四葉「霞を連れてくることはできなかったが・・・別に急ぐ必要もない。以降については、また椿と四葉、お前たち二人に任せる」
椿「は、はい!分かりました!」
四葉は椿の元へ歩み寄り、自身の氷を砕いたように、手からの光球で椿の氷も砕き、椿を自由にした。


四葉「霞。」
霞「は、はい」
四葉「お前にもう少し考える時間をやろう。自らの意志で魔界に来る決心がついたら、椿か四葉に伝えるといい。魔界まで案内してくれる。忘れるな、お前は人間界にいても不幸になるだけだ、魔界に来たほうが、お前の幸せのためだ」
霞「わ、私は・・・」
四葉「我は魔界でお前が来るのを待っている」
それだけ言って、四葉は霞に背を向け、片手をあげて挨拶すると、すたすたと、歩き出した。
椿「ま、魔王長さま!お待ち下さい~」
椿も慌てて、四葉の後を追う。

総勢100名はいるであろう黒服たちは、ターゲットらしき女性二人が去っていくのを見て、一瞬、身構えたが。
詩乃「放っておきなさい!!手出し無用ですわよ!!」
詩乃の一言で、二人が歩き去って見えなくなるまで、黒服たちはただ見送るだけとなった。

椿「ま、魔王長さま、よろしいのですか?みすみす見逃してやるなんて・・・」
四葉「私はこれでも気が長いほうだ。霞自ら魔界に来たいと思うまで、待ってやるさ。この件はこれで終わりだ、椿が気にすることではない」
椿「わ、分かりました・・・」
四葉「それと、魔界に帰る前に、ちょっと寄るところがある。椿、お前も付き合え」
椿「え、どこか寄り道なさるのですか?」





黒服「それではお嬢様、我々は撤収します」
詩乃「ええ、ご苦労様」
黒服たちはそれぞれ乗ってきた車に乗り込み、また戻っていった。


菜々子「わーーーい!霞ちゃんが無事でホントよかったよーーー!」
霞「う、うん、菜々子ちゃん、詩乃さん、虎美さん、みんな・・・ありがとう」
詩乃「おーーーーーーほっほっほ!わたくしの手にかかれば、簡単なものですわ」
虎美「私は大したことはしていない、みんなのがんばりのおかげだ」
霞「それと、あかねさん・・・でしたよね、あかねさんも・・・ありがとうございました」
菜々子「そうだったね!あかねちゃんも、霞ちゃん助けてくれてありがとーーーー!!」
詩乃「そうですわね、わたくしからもお礼を言いますわ」
虎美「協力に感謝している」
あかね「あっはっはっは!ええて、ええて!そんな堅苦しい挨拶は!!うちは、うちの発明品で困っている人が助かれば、それでええんや!!」

詩乃「でもすごいですわね、あの魔界の人たちを相手にするのはけっこう怖いですのに、臆せず立ち向かっていけるなんて、凄いですわ」
あかね「え?なんやの?魔界のモンって」
詩乃「え?えーと・・・ほら、あの人たち、頭に角生えているじゃないですか。手から変な球出したりして・・・あの人たち、人間じゃないんですわよ?」
あかね「へーーーそうやったの?角生えとんは見えたけど、てっきりなんかのアニメのコスプレかと・・・」
詩乃「コスプレじゃありませんことよ!わたくしもあんまり非現実的なことは信じたくありませんが、あの人たちはこことはまた違う世界、魔界から来た魔界人の方々なのですわ!」
あかね「へーーー、それは驚きやなーーー。せやったら、もっと細かくデータとっといたほうが、次の発明の役に立ったかもしれんなー、惜しいことしたわー。
詩乃「あ、あかねさん!?相手が誰かも知らずに戦ったり、助けてくれたりしていたんですか?」
あかね「うん。うちはなーんも知らへんで。たまたまここを通りかかったら、なんか頭に角生やして悪そうなのと、クラスメイトで顔知っとるんがなんか戦ってるみたいやから、こりゃもううちの発明品を披露する絶好の機会やな!!ってことでこの『冷凍くん』を使ってみたんやー。いやー、『冷凍くん』使うんは今日が初めてやけど、うまく凍ってくれてよかったわー」
詩乃「あ・・・頭痛くなってきましたわ。このお気楽さは・・・菜々子さんがもう一人増えたみたいですわ」
菜々子「なんでもいいよ!あたしたちを助けてくれたんだから!!あかねちゃんはあたし達の5人目の仲間だよ!」
あかね「ん、なんやのん、5人目って?なんか面白そうやなー」
菜々子「あのね、あたしが赤でね、霞ちゃんがピンクでね、詩乃が黄色なの!虎美ちゃんは、まだ決めてないけど、あかねちゃんは、何色がいい?」
詩乃「ちょっと菜々子さん!いつの間にわたくしが黄色になってるんですの!わたくしは大食いでもカレー好きでもありませんことよ!」
菜々子「カレー好きなんて言ってないよ~」
詩乃「言ってるようなものですっ!!」


虎美「やれやれ・・・命の危険もあったぐらいだというのに、みんな元気だな」
虎美は腰に手をあて、菜々子・詩乃・あかねをあきれたような表情で見ている。
霞「・・・・・・・・・・・」
虎美「霞?」



四葉「我はお前の母だ」

ついさっきの、四葉、いや魔界の王・魔王長の言葉が霞に重くのしかかっていた。
自分の半分は人間ではない。
角のような、分かりやすい特徴はないが、おぼろげながら、自分が普通の存在でないことが、分かってしまう。
さっきも、菜々子に危機が訪れたとき、自分が『力』を発揮したことにより、菜々子を助けることができた。
菜々子が助かったことは嬉しいが、あの事例1つとっても、自分が「人間ではない」と実感するには十分だ。
そして、魔界の住人が自分を執拗に狙ってくる理由も分かった。
このままここに居ては、またみんなに迷惑がかかる。
でも大事な友達であるみんなと離れたくない。
みんなのためにここを去るべき、という気持ちと、
みんなと一緒に居たい、という相反する気持ちが、霞の中でせめぎ合っていた。



虎美「霞。」
霞「えっ。あ・・・何?」
虎美の声で、霞はようやく自分が虎美に呼びかけられていることに気付いた。
虎美「大丈夫か?まだどこかケガでもしてるのか?」
霞「う、ううん、大丈夫、私はほとんどケガしていないから・・・」
虎美「ならいいが・・・なにか悩みがあるなら遠慮無く言うといい、なんでもため込むのは霞の悪い癖だ」
霞「そ、そうだね・・・」
霞(そうだ、みんなはあの人が私の本当のお母さんで、私が魔界人と人間のハーフだってこと知らないんだった・・・どうしようかな・・・みんなに言うべきかな・・・でももしみんなが、私が人間じゃないって知ったら・・・今までのように、友達でいてくれるのかな・・・)

菜々子「かーーーすーーーーみちゃん!!」
霞「きゃ、きゃあああ!!??」
突然、菜々子が霞に抱きついてきた。
菜々子「霞ちゃんもお腹すいたでしょ!みんなでこれからどこかに食べに行こうって話になったんだ!霞ちゃんも一緒に行こ!!」
詩乃「わたくしは別にお腹なんてすいていませんけどね。まったく、菜々子さんは食いしん坊なんですから」
あかね「うちも付き合うで!今後の発明のためにも、その『マカイジン』とやらの話もゆっくり聞きたいし!」
菜々子「というわけで、霞ちゃんも行こ!!この間見た雑誌に載ってた、ケーキが美味しい喫茶店がこの近くにあるみたいなんだー、そこ行ってみようよ!今日は大勝利&5人目のあかねちゃん加入記念ってことで、あたしがおごるからさ!」
詩乃「あら、菜々子さんがおごってくださるなんて珍しいですわね」
菜々子「珍しくないよー、あたしだってたまにおごるときあるもん!!」
虎美「私は今日けっこう動いたからな、2人前ぐらい食べてもいいということかな?」
あかね「むむっ!?大食いならうちも負けへんでーーー!あんさんが2人前なら、うちは3人前食べたるで!」
菜々子「えーー、ちょっと待ってよ、そんなに食べたら、あたし、今月分なくなっちゃうよ~」
詩乃「あら、しっかり『おごる』って言っていたのはどこのどなたからしら?」
菜々子「限度ってものがあるよ~、みんなの意地悪~」
詩乃「おーーーーほっほっほ、まあ、どうしても足らない場合はわたくしが出してあげますわよ、安心なさい」
菜々子「だって!霞ちゃんだけ返事聞いてないよ、どうする?」
菜々子は子供のような純真無垢な笑顔で、霞に向かってきいてくる。
その笑顔は、霞の心にかかっていたもやもやを吹き飛ばすのに、十分な笑顔だった。
霞「う、うん。私も・・・行きたい・・・な」
菜々子「よーーーーし決定!!5人で突撃ーーーーー!!」
詩乃「菜々子さん、なにが突撃ですの!?」
虎美「ふふっ・・・」
あかね「あははー、なんや、みんなおもろいのばっかりやなー」
霞(今は・・・まだ、みんなと一緒に居て・・・いいよね)
街中の景色が夕日に染まる中、菜々子の号令のもと、目的地の喫茶店に向かってなぜか駆けだしていく菜々子・詩乃・虎美・あかねの4人の後ろを、やや遅れながら、しかししっかりとした足取りで追いかけている、霞の姿があった。






続く。



後書き

あれ?またギリギリ投稿間に合ったと思ったら、過ぎてしまっている・・・
(T-T)
うちのPCの時計、遅れているのかな・・・

あかねが登場直後ぐらいに言っている台詞は、タイムボカンシリーズの『逆転イッパツマン』の主役・イッパツマンの、「待ちに待ってた出番が来たぜ ここはおまかせ 逆転イッパツマン!」という名乗り口上が元ネタ。
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by irekawari | 2007-05-30 00:05 | 女同士入れ替わり