白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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18禁コミック『淫らな牝嫁』

18禁コミック『淫らな牝嫁』を読んだ感想。


著者「あうら聖児」。
発行「茜新社」。
2005年2月15日初版発行。




この作品には「母と娘の女同士入れ替わり」があります!



このコミック『淫らな牝嫁』には3本の話が入っています。

「サクラサクラ」
「トラブル×スワップ」
「パラダイスユニット」


このうち、2番目の「トラブル×スワップ」が、母と娘の入れ替わり話です。
このコミックは全体で190ページぐらい、そのうち「トラブル×スワップ」が150ページぐらいあります。
要するに、このコミックはほとんどが母娘入れ替わり話で占められています。

「サクラサクラ」「パラダイスユニット」は入れ替わり話ではありません。




「サクラサクラ」
「トラブル×スワップ」①
「トラブル×スワップ」②
「トラブル×スワップ」③
「トラブル×スワップ」④
「トラブル×スワップ」⑤
「トラブル×スワップ」⑥
「トラブル×スワップ」⑦
「パラダイスユニット」


内容の構成をもっと詳しく書くと、こうなっています。
「トラブル×スワップ」だけが、7回に分けられていて、連載形式になっています。
量的にも内容的にもこの「トラブル×スワップ」がこのコミックのメインといっていいと思うのですが、このコミックの表紙と裏表紙を飾っているのはなぜか1本目の話「サクラサクラ」に出てくる生徒会長(女)。さらに、表紙や裏表紙には、収録作品のサブタイトルは載っていません。
「トラブル×スワップ」・・・名前だけ聞けば、ああ入れ替わりものだな、と分かるのですが、表紙や裏表紙に載っていなければ、外からでは分からず、実際に本を買って中を見なければ、入れ替わりものだと分かりません。
内容的に、ほとんど入れ替わりものオンリーといえるぐらいなのに、実際に買わないと入れ替わりものだと分からない・・・というのはずいぶん不親切だと思いました。
まあ、このコミックはあくまで「18禁コミック(成人コミック)」であって「入れ替わりコミック」ではないので、あえてそこまで「入れ替わり」を強調する必要も、ないといえばないのですが(汗)。




18禁コミックだけあって、エロシーンが多い・・・というか、ほとんどエロですね(笑)。
入れ替わりにおいて、エロとかエッチシーンをあまり重要視しない私にとっては、こういう「エロばかり」な作品はどちらかというと苦手な部類に入るのですが、私は「母娘入れ替わり」が好きだったりするので、

「母娘入れ替わり好き」>「エロ苦手」


というわけで「母娘入れ替わり好き」の意識が勝って、このコミックの購入に至りました。






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あらすじ

初美は、娘である七穂と二人暮らし。
初美は未亡人で、夫を亡くした寂しさをまぎらわすため、近所の性欲がたまっている男共を家に呼んでは性行しまくっている毎日。ある日、娘の七穂はそんな母をみかねて、いろいろ小言を言っているうちに軽く口論になり、勢いで一緒に階段から落ちてしまう。気が付くと、七穂と初美の身体が入れ替わっていた。
若い高校生の身体を得た初美は七穂の身体のまま学校へ行き、セックス好きを発揮して、体育教師と交わってしまう。

しかし、その現場を、密かに勝村という男子生徒が見ていた。
七穂は勝村を好きで、勝村も、七穂のことが好きである。勝村はこの現場を見て、七穂が体育教師を誘ってセックスしたと勘違いしてしまう。

一方、母の体のまま家に取り残された七穂は、近所の男達にセックス漬けにされていた。自分は本当は娘の七穂であるといっても、近所の男たちは信じなかった。何度も、複数の男に犯されているうちに、七穂はすっかりセックス無しでは生きられない身体になっていた。
近所の男達はエスカレートしてきて、七穂(身体は初美)の性行の様子をビデオに収めてインディーズのエロDVDとして売ろうとする。ついに撮影までされてしまった。

勝村は七穂の身体の初美に、体育教師との性行現場のことを問う。初美は入れ替わりの事実は隠して、とりあえずその場はごまかす。とりあえず納得した様子で、去っていく勝村。

家に帰った初美が見たのは、元の自分以上に淫乱、男無しには生きられないようになってしまった、娘の七穂(身体は初美)であった。

そして、七穂の淫行でエロDVDを作ろうとしていた男をバットで殴り飛ばし(殺してはいない。ケガさせただけ)、成敗する。そんなことしている間にも、七穂は近所の土手の橋の下で、若い男子学生達に自分の身体を捧げていた。それらのエロ男子学生たちも、バットの一殴りで一掃する初美。悪は潰えた。
あとは勝村との問題だけだ。

娘の淫乱のエスカレートぶりを、このままにするわけにはいかない。
初美は七穂を連れ、この町を出ていこうとする。
せめて最後に、娘に好きな男と交わせてやろうとして、一芝居をうつ。しかし、その芝居も、勝村は見抜いていた。
勝村は、七穂が、七穂本人ではないことも気付いていた。そこで、あきらめて入れ替わりの事実を勝村に話す初美と七穂。
勝村は、たとえ年上で淫乱の身体であっても、七穂を好きだと伝える。七穂もその思いに応え、二人は両思いに。
さっそく祝杯とばかりに、勝村と七穂にセックスを勧める初美。初美も混じっての、3Pが始まる。
性行のあと、休憩のため階下に降りようとした七穂と初美は、うっかりして階段から一緒に落ちてしまう。気が付くと、なんと二人は元に戻っていた。どうやら、性的に絶頂を迎えた後に頭をぶつけると人格が入れ替わってしまうらしい。

こうして元の日常が戻ったが、入れ替わりの方法がはっきり分かった初美は、今でもときどき娘の七穂と入れ替わって、七穂の髪型を勝手に変えてみたり、勝村と一緒に登校したり、女子高生ライフを満喫していたりするのだった。



というお話。

なんといっても、母・初美の、娘思いなところがとても気に入りました。
初美は入れ替わる前は、毎日近所の男達との淫行に明け暮れていて、かなりダメダメな母親だったのですが、入れ替わった後は2回ほど男と交わったぐらいで、あとはほとんど娘の淫乱ぶりが進行しているのと、娘の好きな相手・勝村と娘の仲、この2つのことだけを心配して、娘を助けるために、いろいろ行動します。
せっかく若く美人な身体になったのだから、若い男を漁ったりとか、そういう自分勝手な生き方をするのも、それはそれでアリだと思いますが、初美はあんまりそういうことしないんですよね。元がH好きだから、娘の身体に中出しさせられてもさほど気にしていなかったり、かなりアバウトなところもありますが(汗)。それでも後半はほとんど娘のために行動していて、母親らしさもアップ、私の初美に対する好感度もかなりアップ。
うーん、いい。こういうの、すごくいい。
「入れ替わり」という、異常な事態においてもなお、相手のことを思いやることができるって、かなりいいなあ、と思います。

最後に元に戻るのも、ハッピーエンド好きの私としては良い結末だと思いました。入れ替わりの方法が判明して、お手軽に入れ替わることができるようになったのは、「入れ替わり」の重要度が減ってしまって、ちょっとイマイチと思ってしまいましたが、全体的にあまり重くならず軽めの展開の中、ラストも明るく締めてくれたのは良かったです。お手軽に入れ替わりができるようになったとはいえ、「入れ替わり」そのものをしっかり楽しんでいる様子が書かれていたので、これはこれでいいと思いました。



絵柄は、正直、あんまり好きじゃない絵柄です(汗)。でも徹底的に拒否感を抱くほどでもないかな。普通に人物の顔を描いていても、常に少し「崩したような」絵になっているのが気になります。そういう絵柄なんだ、といわれればそこまでですが。
でもこのやや崩し気味の絵が、この作品がシリアスな展開がありつつも、ダークな雰囲気にならず、わりと明るめの雰囲気で進んでいく一つの要因になっていると思います。

初美がショートヘアー、七穂がロングヘアーで、入れ替わる者同士、パッと見で見分けがついて、かつ外見的にギャップもある、二人の容姿の設定は良いと思います。



あと、大半がエロシーンとはいえ、ページ数がかなり多く、ボリュームたっぷりだったので、すごく満足感がありました。
入れ替わる前の、普通のときの描写もけっこうあるし、入れ替わってからのシーンもかなり長いです。
最近は、コミックスで入れ替わりものがあると知って、実際に買ってみても、入れ替わり話なのはそのコミックスの中の1話分だけとか、10何ページだけとか、とにかくボリューム不足なのがほとんどで、ちょっとその点で不満があったりもしました。
でもこの『淫らな牝嫁』の「トラブル×スワップ」は量的にかなりボリュームがあって、久々に、量的な面でも満足できました。
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by irekawari | 2007-05-02 22:52 | 入れ替わり作品の紹介・レビュー