白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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PCゲーム「Limit ~境界線~」

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PCゲーム「Limit ~境界線~」について。


このゲームが女同士入れ替わりである、というのは、入れ替わりを扱っている某掲示板を見て知りました。



私が好きな「女同士入れ替わり」を扱ったゲームです。ゲームで入れ替わりを扱った作品はけっこうありますが、「女同士入れ替わり」をメインにしているゲームはあまりないと思います。なので、私もゲーム発売前に体験版をプレイして、かなりいいところで終わっていたので、「おお!これは期待できる!」と思っていたのですが、いざゲームが発売されると、ネット上での評判は著しく悪い(汗)。内容を褒めているような人がいません。さすがに評判が悪すぎるので、買うのはやめていました。

ゲーム発売からけっこう経って、ネット上で「Limit ~境界線~」が新品で二千円程度で売られているのを見て、そのぐらいの値段なら買ってもいいかな、と思って購入。




そしていざ自分でプレイしてみたら・・・うーん本当にイマイチでした(汗)。「自分の恋人が実の妹と入れ替わってしまって、抱きたくても抱けない」という設定はむちゃくちゃ最高に良いのに、それが活かし切れていないというか。
このゲームのレビューを見ると「ボリュームが少ない」とよく書かれていますが、たしかにシナリオはすごく短いです。私、とある日の朝にゲームをインストールして、仕事に行くまでの1時間ぐらいで全シナリオをクリアしてしまったほど。音声を聞かずに、できるだけ早くプレイするように心掛けた結果ですが。

うーん、なにがよくないんだろう。一応、入れ替わった後の生活はそれなりに描かれているし、恋人と妹の、それぞれの葛藤も描かれてはいるんですが・・・決定的に面白くない(汗)。
常に主人公(男)の視点でストーリーが進むから・・・よくないような。同じシナリオでも、主人公視点、恋人視点、妹視点と、それぞれ違う視点でプレイできたらまだ楽しめたかも。
あと、ゲーム本編は入れ替わった後、しばらく経ってから開始するので、入れ替わった恋人と妹が、それぞれお互いの身体を調べたりするようなシーンが無いのもちょっと減点ポイント。

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入れ替わる2人はそれぞれすごくいいですね。
主人公の婚約者のほうが「綾香(あやか)」。
主人公の実の妹のほうが「さちえ」。
綾香は眼鏡&おさげに、露出のあまりない落ち着いた服装で、知的で聡明そうな、大人の女性。
さちえは髪が肩に届かない程度のショートヘアーにブレザー、活発そうな顔つきという、今時の女子高生。
綾香とさちえは外見がはっきり違う、というのがいいですね。とにかく入れ替わりものは、外見のギャップが激しいほど燃えます。外見が似ている者同士・・・例えば双子が入れ替わってもちっとも燃えません。
その点、綾香とさちえは遠目でもはっきり分かるぐらい、外見が違います。23歳と18歳で、年齢もわりと違うし、大学生と女子高生ということで、私服と制服で、服装もはっきり違います。あとゲーム中はボイスがあるのですが、その声も、声だけ聞いてはっきり綾香とさちえの区別がつくほど、差があります。
というわけで、入れ替わる当人同士の見た目がはっきり違うのは良い点なのですが、ゲーム中、綾香とさちえがお互いの外見の違いを意識するようなシーンがないのが惜しいところ。
例えばさちえの身体になった綾香が、女子高生の制服を着るとき、「また制服を着ることになるなんて思わなかったわ」とか思ったり、綾香の身体になったさちえが、「タイトスカートって歩きにくいな。それに、眼鏡もちょっと違和感あるな」とか思ったりするようなシーンがあればなぁ、と思ったり。

綾香の、タイトスカート姿はすごく良いですね。タイトスカート履いている女性は、それだけで大人の女性、という感じがします。

あと、ゲームを始めたら少しだけプロローグがあって、プロローグが終わって本編に入ると、もう既に綾香とさちえは入れ替わってしまっています。入れ替わる前の、通常状態の期間が短く、「入れ替わり後」のほうが圧倒的に長いので、入れ替わりの前後のギャップをあんまり感じることができないのも残念。

キャラクターの絵そのものはすごく良いです。あまり評判良くなくても、買おうと思ったのはひとえに絵柄が好みだったから。絵柄が好み、というのはかなり重要だと思います。最近の入れ替わりゲームだと「かいわれっ!」がありますが、私はあれ、絵があまり好みじゃないので、体験版すらプレイしていません。絵に惹かれて購入した「Limit ~境界線~」ですが、そもそも全体のボリュームが少ないので、絵そのものもあまりありません。1枚絵は少ないし、立ち絵のバリエーションも、豊富とはいえないです。恋人と妹が入れ替わる設定、絵柄、など個人的にすごく惹かれる要素はあるのですが、肝心のゲームとしての完成度があまりよくないので・・・どうにもこうにも、惜しい作品になってしまっています。

エンディングも、4パターンぐらいしかないはず。真のエンディングだと、主人公の実験が成功して、綾香とさちえは元に戻った・・・かと思いきや、それはお互い戻ったフリをしていた、みんなが幸せに生きていくには、そうして「お互いを演じながら」生きていくしかない、と悟ってしまう綾香とさちえ・・・というラストは、もの悲しさもあって、いいといえばいいのですが・・・ちょっと、定番といえば定番ですし(汗)。しみじみとした、余韻のあるラストではあるのですが、特に斬新なラスト、というわけでもないですし。

綾香とさちえが入れ替わるきっかけになった交通事故。その交通事故の、加害者の人が家を訪ねてくるシーンがあります。その人、たしかバーコードハゲのおじさんだったと思います。そのおじさんが帰った後、綾香の身体のさちえが「もしあのおじさんと入れ替わっていたら、あたし死んじゃうー」と冗談を言うシーンがあります。そのおじさんと、綾香かさちえが入れ替わっていたら、と想像するほうが、ゲーム本編プレイするより楽しいかも・・・と思ったりもしました。
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by irekawari | 2007-04-13 23:53 | 入れ替わり作品の紹介・レビュー