白雪姫「女同士入れ替わりと、女同士の憑依が好きです。


by irekawari
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PCゲーム『Maid Lesson(メイドレッスン)~恋~』

PCゲーム『Maid Lesson(メイドレッスン)~恋~』について。
この作品には「男→女」への乗っ取りがあります。


この作品が乗っ取り系である、というのは
claft(びゅの)様のサイトを見て知りました。






ゲームの世界観は、RPGによくある中世ヨーロッパ風ファンタジー世界。

魔王を父に持つ主人公(男性)。魔王は人間の勇者(主人公とは別人)によって滅ぼされたが、魔王の第一夫人でカサンドラという名の女の身体を乗っ取って、生き返っていた。魔王は完全に力を取り戻すため、実の息子である主人公の身体を乗っ取ろうとする。それを迎え撃つ、主人公とヒロイン達。

というお話。



なにより「夫が妻の身体を乗っ取って生き返る」という設定が良すぎ。あんまり無い設定・・・というか、この作品以外でそんな設定聞いたことない気がします。

カサンドラという名の女の姿をした魔王はラストバトルのみに登場。戦闘前に多少台詞があるぐらいで、倒してしまったらそこで終わり。非常にあっさりしています。
で、主人公は自分の父親が女の姿をしているというのに、全然全く気にしません。どうも、主人公は父親と会うのはこのときが初めて、になるらしい。父との初対面で、父が女の姿をしていたら相当驚くと思うのですが、主人公は本当に、全く意に介しません。まあ、主人公はこのラストバトル前に、他の人から「魔王は女の身体を乗っ取っている」ということをあらかじめ聞かされているから、それで心の準備が出来ているからかもしれませんが、それにしても気にし無さ過ぎ。
魔王のほうも、自分が女の身体であることを意識しているような発言をしないものだから、せっかくの「女の身体を乗っ取っている」という設定が活きてきません。

設定はすごくいいのに、劇中、そのことについてほとんど(全く、といっていいぐらい)触れないものだから、もったいないとしかいいようがない。

「魔王が、自分の妻の身体を乗っ取って生き返っている」という、非常にインパクトのある設定にしておきながら、実際のゲーム中ではそのことについて少しも触れない・・・というのは、どうにも理解しがたいです。ゲーム作った人も、なにか考えがあってそういうインパクトのある設定にしたんだろうけど、その設定をわざと活かさないような造りにしてしまっている。うーん、ゲーム作った人の考えがちょっと読めません。

ちなみにこのカサンドラという人、魔王の第一夫人ではあるけど、主人公の母親、というわけではないみたいです。たぶん魔王には何人も妻がいて、主人公はその何人もいる妻のうちの一人が生んだ子供、ということなのでしょう。
魔王は主人公の実の母親の身体を乗っ取って生き返った、という設定だとさらに燃える展開になったと思います。それで主人公に多少マザコン属性があればなお良し。主人公は、自分の母親を捨てた父を恨んでいるが、自分の母は愛している。しかし、その自分が恨んでいる父が、なんと母の身体を乗っ取って生き返ってしまった!という設定だと・・・すごく良くないですか?

乗っ取り系の作品なのに、乗っ取りを感じさせるような要素が少なくてあんまり燃え要素がないこの作品ですが、本当に、設定はかなり良いです。
カサンドラという人、魔王の第一夫人である、という以外に、魔界でけっこう位の高い貴族である、という設定もあるみたいです。魔王はいろいろ権力を握るため、単に家柄だけを目的にカサンドラと結婚したみたいです。魔王は、カサンドラを本当に愛していなかっただろうし、カサンドラもまた、魔王を愛していなかったんじゃないだろうか、と思います。そういう愛のない結婚をしていて、それでいて身体を奪われて、挙げ句、一度も元に戻れないまま身体も無くなってしまう(主人公に倒されて)。
カサンドラから見れば、ずいぶん悲惨なじ状況なわけで、そういう風に彼女視点で想像してみると、けっこう燃えるものがあります。


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カサンドラの立ち絵は1枚のみ。古めの作品なのでボイスも無し。
女性が、こういういかにもファンタジー世界っぽい服装をしているのはとても好きですね。太ももや胸もかなり露出していて、ナイスバディなのも高ポイント。こちらを見下しているような、偉そうな視線も、「中に魔王が入っている」感がして良いです。魅力な身体をしているのに、それを活かしたような展開がないのがかなり残念。
対魔王戦の台詞は、誰をヒロインに選んだかで多少変わってきます。とあるヒロインルートだと、魔王を倒したとき、どのように倒したか、簡単な説明が入ります。
なんと、主人公は魔王を真っ二つにして倒してしまいました。カサンドラにしてみれば、身体を奪われた挙げ句、身体を真っ二つ・・・そういう容赦ない悲惨さも、「乗っ取られた末の末路」と考えれば、その報われなさが逆に燃えてきます。
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by irekawari | 2007-04-12 23:49 | 入れ替わり作品の紹介・レビュー